追加の金無しのサシのトレードじゃ

マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリーに対して超強気の姿勢で挑もうとしており、ダビド・デヘアとセルヒオ・ラモスの現金追加一切無しのトレードを要求する模様。

© GETTY

ユナイテッド側はレアルに対して、ラモスをくれなきゃデヘアはやらんと伝えている。

レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はラモスを4000万ポンド(約78億円)と算定しており、ユナイテッド側にはデヘアの譲渡に加えて2000万ポンド(約39億円)の現金を要求している。

しかし、ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOはペレス会長がデヘアをこの夏にどんだけ獲得したいかを見抜いており、レアルのプレッシャーにビビっていない。

Daily Starでは、もしもレアルがユナイテッドの要求を飲まない場合には、ユナイテッドは24歳のデヘアを契約満了になる来シーズン終了までキープするつもりだと理解している。

デヘアはあと1年でフリー移籍での退団が可能となるが、ユナイテッドはレアルが今後10年を任せられ、市場価値が上がり続けるデヘアを獲得するために要求を飲んでくると信じている。

その結果、ユナイテッドは29歳のラモスを手に入れることになり、ユナイテッドとの契約が終了する頃には市場価値は下がっていることだろう。

ユナイテッドは世界最高のGKをさらにあと1年キープできる代わりに、デヘアの売却益2000万ポンド(約39億円)を失うため、経営上の打撃になる。

レアルのペレス会長に怒っているラモスは現在の契約があと2年残っているため、近々の将来については楽観視している。

Daily Starでは、ユナイテッド側はラモスの兄弟であるレネ・ラモスを含む代理人達と4月に交渉を行ったと考えている。

ラモスは何カ月も英語のレッスンを受けており、もしもラモスがレアル退団を決意すれば彼がユナイテッドのトップターゲットとなるだろう。

ラモスは今週初めに、彼の連れてきた法律家やレネ・ラモスと共にマドリーのオフィスを去るところを目撃されており、今後の将来について質問された時には「常にリラックスしているよ」と語っていた。

ユナイテッドはラモス獲得を確信しているが、ユナイテッド移籍はレアルから新契約を引き出すためのブラフなのではないかと恐れている。

しかし、ユナイテッドはラモスの要求する週給20万ポンド(約3900万円)も飲むつもりであり、これが実現すればラモスはプレミアリーグのDFの中で最も高給取りとなる。

一方、ユナイテッドのMr.構想外のナニはフェネルバフチェ行きが近いと考えられている。

ポルトガル代表WGは今シーズンはローンでスポルティング・リスボンで過ごし、ユナイテッドでは戻ってきても控えだと伝えられている。

28歳のナニは昨夜トルコへ旅立ち、700万ポンド(約14億円)での移籍が近づいている。

＜元記事：EXCLUSIVE: Man United want to land Sergio Ramos in straight swap deal with David De Gea＠Daily Star＞

これまでに交渉をまとめてきた人がこんな強気なら頼もしいんだけど、ウッドワードが強気でいるってのはそれ程心強いものではないなぁ。

デヘアが安く買い叩かれるなら、シーズン終了までキープして最後の置き土産としてタイトルを置いてタダで出て行くってのもアリかなと思う。シーズン途中で心変わりして契約延長する可能性も僅かばかり残るわけだし。

プレミアリーグ人気ブログランキングへ！！！