帰還したリオに温かい歓迎
QPRの一員としてオールド・トラフォードに足を踏み入れたリオ・ファーディナンドはファン達から暖かい歓迎を受けた。
35歳のリオはユナイテッドで12年を過ごした。リオがリーズからユナイテッドに加入した2002年、当時のDFの移籍金としては世界最高額となる3000万ポンド(約52.3億円)で移籍してきた。
この夏は退団した選手が多く、そのことが批判されていたが、リオはファンや選手たちから暖かく迎え入れられ、サー・ボビー・チャールトンから試合前のプレゼントを受け取った。
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PIC: Ex-Red Rio Ferdinand received a special gift from Sir Bobby ahead of kick-off. #MUFClive pic.twitter.com/mZkPQI6p6R
— Manchester United (@ManUtd) 2014, 9月 14
リオにとって残念なことは試合はそう首尾良くいかなかったことだろう。ディマリアがユナイテッド加入後初ゴールを決め、エレーラも同じくユナイテッド初ゴールを記録。ハーフタイム直前にはルーニーにもゴールを決められてしまった。
元リーズ所属のDFは出来の悪かったQPRの選手たちに肩を並べることは無く、自分の仕事をしていたがDF陣全体のパフォーマンスが悪かった。
後半にはマタにもゴールを決められてしまい、この時はリオのポジショニングが悪かったためにマタのゴールを許してしまった。
ファギーが監督だったユナイテッドでリオは数々の成功をおさめキャリアを謳歌した。
6度のリーグ優勝、2度のリーグカップ優勝、そして1度のチャンピオンズリーグ制覇とFIFAW杯優勝を果たしたが、FA杯だけは1度きりしか優勝できなかった。
2004年にはドーピングテストをすっぽかしたことで出場停止処分を受け、トロフィーを掲げることができなかった。
それでもリオはユナイテッドでの数々の栄光は自分の予想していたものをはるかに凌駕するものだったと認めた。
5月にクラブを去った時に次のように語っていた。
ユナイテッドに入団した時、トロフィーを獲得するという夢をもっていたが、ここにいる間にこんなにも多くのタイトルを獲得できるとは想像だにもしていなかった。
多くのハイライトシーンを覚えているし、偉大な選手たちと共にプレーできたし、彼らは良き友人となった。最初のプレミアリーグ優勝を成し遂げた時、そしてモスクワでチャンピオンズリーグを優勝した夜の事は一生忘れられない思い出だよ。
リオとヴィダの鉄壁コンビがいたからあの頃の栄光がある。ああいう素晴らしい時代を再び築けるようユナイテッドには頑張ってもらいたい。
リオはQPRの残留に貢献してもらいたい!
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Comment
そう考えると、もうリオも35歳か。。。
時が過ぎるのって本当に早い。
昨日、リオがチャールトン氏から表彰されてた時、
正直ちょっとウルっとしてしまった。
今でもリオの加入に興奮したのを鮮明に覚えています。リーズ在籍時はちょっとヤンチャでしたね。抜群のフィジカル、スピード、統率力で最終ラインに君臨していたリオには心から感謝です。
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