低調なスタートを非難することなく大金突っ込んでくれたフロントに感謝
ファン・ハール監督はマンチェスター・ユナイテッドの経営陣が低調なスタートを非難するのではなくこの夏の移籍市場に大量の軍資金を投入してくれたことを感謝しているはず。
(C) Photo by JMP/REX (4088236dm)
ファン・ハール監督は未だにユナイテッドで公式戦未勝利であり、開幕からここまでの4試合は2度の敗戦と2度の引き分けに終わっている。
ユナイテッドはリーグ戦で現在14位であり、3試合を戦って勝点わずかに2。しかし、ファン・ハール監督の在任期間中の最も最低だった試合はキャピタルワンカップの2回戦でリーグワン所属のMKドンズに0-4で完敗した試合である。
スタートでつまづいているにも関わらず、フロントは市場に1億5000万ポンド(約259億円)を投じて63歳のオランダ人監督をバックアップし、移籍期限最終日にはダレイ・ブリントとラダメル・ファルカオを獲得した。
バイエルン・ミュンヘンの監督時代に同じように低調なスタートを切った際にはウリ・ヘーネスGMから猛烈な批判を浴びたファン・ハール監督にとって、この目を見張る巨額の補強はうれしい誤算だっただろう。
バイエルンでのスタートもユナイテッドでのスタート同様悪かった。しかし両クラブの大きな違いは、バイエルンではヘーネスGMが説明を求め、強い非難を浴びせたことだ。
そしてユナイテッドはどうしたか？彼らは私のために多くの補強を行っただけだった。彼らは選手を補強することを続けてくれた。私をサポートしてくれたんだよ。
これは私を監督として信頼してくれている証だ。私の能力を信頼し、信用してくれていると感じている。単に私の哲学を信じているという事ではなく、私自身も信頼してもらえている。
この夏の補強はユナイテッドらしくないギャンブルだったもんね。トップ4に戻らなければいけないけど、これだけの大金使ってトップ4に戻れなかったら更なる経営状況の悪化でリーズみたいな事態が起こらないとも限らないし。
それだけ選手の質がトップ4とかけ離れていたのも事実なんだけど、使いまくった分はリーグ戦の成績やカップ戦の賞金、グッズ収入、そして来季のCL出場権を確保して確実に取り返さないと！
バイエルンはまぁ、理想が高いというかリーグ戦ぶっちぎりで優勝してもスタイルがどうだこうだとかペップにケチつけるぐらいだしなぁ。
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Comment
赤いクマーさん 私もリーズの二の舞だけは絶対見たくないしユナイテッドがそうなってしまうと
……考えただけでも恐ろしい……。
今シーズンＣＬ出場権獲得はクラブの将来を決める（財政的）ある意味この先々、最も重要なシーズンになるかも知れないですね。
（これだけの選手を集めても優勝は期待していないので、まずはＣＬ）
もう何が何でもＣＬ出場権。
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