先発を落としたくても落とせなかった
ファン・ハール監督は今シーズン初めにファン・ペルシーが調子を落としていた頃、SH5(先発から外す5秒前)だったことを認め、ファン・ペルシーがユナイテッドでの地位を保てたのはラッキーなことだったとコメント。
© John Peters/Man Utd via Getty Images
ファン・ペルシーは2-1で勝利したサウサンプトン戦で全ゴールを叩き出し、ファン・ハール監督はペルシーがフォームを取り戻してくれたことがとても嬉しいとコメント。ユナイテッドが5連勝の波に乗る前はペルシーの調子はチーム内でも群を抜いて悪く、ファン・ハール監督は代わりの選手がいなかったために変更を加えられなかったと語った。
ファン・ペルシーが調子を落としている時があったが、先発を入れ替えるなら他の手持ちの選手と比較せねばならない。
ファン・ペルシーはラッキーな男だ。何故なら丁度ファルカオが負傷しており、比較対象はルーニーとウィルソンしかいなかった。ルーニーには多くのポジションでプレーさせてるし、ウィルソンは成長過程にある若い選手だ。
3、4試合だけはストライカーが1人だけだったが、私はそれ以外は常に2人のストライカーを並べて来た。だからファン・ペルシーはラッキーだった。彼がベストな状態じゃなくても私は彼を信頼していたよ。私がストライカーに求めることを伝えてあるからね。私はストライカーにゴールを決めることのみを求めるのではなく、起点になり、他の選手との連動や他の選手を活かす動きも求める。それを踏まえればファン・ペルシーはベストストライカーの1人だ。
ユナイテッドは米国でのプレシーズンで対戦しているが、今日のリバプール戦はファン・ハール監督にとって最初のリバプール戦となるが、ギグスコーチからライバルとの試合の歴史的な位置づけは伝えられているが、なぜファーガソンがシーズンの最重要マッチと捉えていたのかを理解するにはまだ時間が必要である。両者ともタイトル争いという点では厳しいが、それでもお互いを忌み嫌うファンの盛り上がりが普段の試合とは違ったものにしている。
ファン・ハール監督はこういったビッグマッチの経験が無いわけではなく、これまで幾つものダービーを経験して来ている。
アヤックスとフェイエノールトはオランダで最も強烈なライバル関係であり、スペインではバルセロナとレアル・マドリーがそうだ。ドイツではさらに説明するのが難しいが、常にバイエルン対それ以外の全てのチームという構図だった。こういったライバル関係が人生を面白いものにするが、私はプロフェッショナルだ。ファン同士がライバル関係だろうと、私はいつでも自分の仕事をこなすことができる。
ユナイテッドは現在3位であり、6連勝がかかっている。ファン・ハール監督もリバプール戦の勝利が更なる成功への道だと分かっており、完全主義者はこれから更に良くなることが出来ると感じている。
勝利は良いことだが、コーチやチームにとって最も重要なことは試合でのパフォーマンスだ。私は一貫性も求めており、1試合だけ良いのでは困る。
我々はサウサンプトン戦では相手より良かったとは言えないが、シーズン最初の6試合では相手よりも良かったのに勝てなかった試合もあった。フットボールの試合では時に運も必要であり、運に助けられた試合も数多く経験してきている。運も重要だが、選手の才能も必要である。
<元記事:Louis van Gaal admits lack of alternatives saved Robin van Persie@Guardian>
それで5連勝できて、ファン・ペルシーの調子も戻ったから凄い。あとはファルカオも状態上がれば言うことなし!
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