今でもトラウマ(胸毛的な意味ではなく)
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FAカップ Daily Express, アーセナル, ギグス
アーセナルのヴェンゲル監督にとってあの日のギグスのゴールは未だに悩まされる悪夢であり、明日のオールド・トラッフォードでの一戦で再現されないことを祈っている模様。
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今シーズンの鍵を握る10日間を前にヴェルゲル監督は1999年のFA杯準決勝再試合でのドラマチックな敗戦の想い出を語り、ユナイテッドの勝利の雄叫びが耳にこびりついているとコメント。
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ユナイテッドは有名な奇跡のトレブルを成し遂げ、FA杯、プレミアリーグ、そしてチャンピオンズリーグ制覇を達成。そして、ギグスはその日、アディショナルタイムに忘れられない伝説のゴールを決めた。
明日ユナイテッドに敗れ、来週火曜のチャンピオンズリーグのモナコ戦でも厳しい状況からの逆転が出来ないようだとシーズンが終わったも同然となるヴェルゲル監督は今夜眠るのに睡眠薬が必要かもしれない。
ヴェルゲル監督は思い出したくもないだろうが、ギグスのあの試合でのゴールはユナイテッドにとっては特別なものなのである。
私はあのゴールがユナイテッドにトレブルをもたらしたと思っている。何故ならデニス・ベルカンプが試合終了間際にPKを決めていればそのまま試合は終わっていただろう。我々にとってアレはトラウマになっているが、彼らにとってはとてもポジティブな想い出だ。
ベルカンプは2度とPKを蹴ろうとしなかったし、私は未だに勝利した彼らの叫びが耳にこびりついている。彼らは勝利したことが信じられないようだったよ、だって彼らは10人で戦っていたからね。
あのゴールが彼らのあのシーズンの運命を決めたんだと思うね。ユナイテッドは5月12日に我々が最後の最後にハッセルバインクに決められてリーズに敗れた後のブラックバーン戦でタイトルを獲得した。
それからユナイテッドはチャンピオンズリーグのアディショナルタイムで逆転した。1999年はユナイテッドにとっては魔法のかかった年だった。
ヴェルゲル監督が明日の試合がシーズンを決する試合に位置付けるている事も理解できるし、勝利を欲している理由も理解出来る。
ユナイテッドがボロを出してくれることは期待していない。彼らは直近の22試合で2敗しかしておらず、もし彼らに勝とうと思ったら我々のパフォーマンスを上げなければならない。
我々はユナイテッド戦だからだと言って特別な事はしない。我々はやるべき事をやるだけだ。私が「相手がユナイテッドだということを考えず、自分たちのプレーを見せることに集中しろ」と考えているのはそういった理由からだ。
過去のFA杯ではギグスのゴールがあったし、彼らにはオールド・トラッフォードで戦うという点でもアドバンテージがある。なので我々にはトップレベルのパフォーマンスを発揮する必要性があるのだ。
これは一発勝負のFA杯準々決勝なんだから、次なんて無い。我々の戦いはもう既に始まっており、我々は何としても準決勝に進みたいと望んでいる。
プレミアリーグでもこういったシーズンを決める試合というのが存在する。今はまだリーグ戦ではそういった状況にはなっていないが、この試合が重要なビッグゲームである事に変わりはない。
<元記事:Arsene Wenger admits Ryan Giggs’ 1999 FA Cup goal still haunts him@Daily Express>
今度はディマリアが見せてくれ!それか11番を受け継いだヤヌザイが決めても盛り上がりそう!
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11番を引き継いだヤヌザイがドリブルから華麗なゴールを決め、もじゃもじゃの胸毛とギャランドゥを披露……しなくていいよ(汗
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