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勝利したアーセナル戦でユナイテッドが仕掛けたこと&キャリックが実践したこと7項目

日曜午後の試合はマンチェスター・ユナイテッド、そしてマイケル・キャリック暫定監督にとって厳しい戦いになるのは間違いなかった。前週にシティに勝利したことで、ユナイテッドが敵地エミレーツスタジアムで勝利を収められるかもしれないとファンの期待は頂点に達していた。

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© Getty Images

今シーズン、アーセナルのホームは要塞と化した。ガナは12月初旬から黒星を喫していなかったが、ユナイテッドは勝利した。久々の優勝への期待が頂点に達し、リーグ戦を独走しているような相手に対してキャリックがセンセーショナルな勝利を収められる可能性はどれほどあっただろうか?

結局、そんな心配は杞憂に終わった。ユナイテッドはノースロンドンでセンセーショナルなパフォーマンスを披露し、ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルに2点以上決めて勝利した2つ目のチームになった。あと1つはどこか?それも201年のキャリック時代のユナイテッドだ。

だが、ユナイテッドが大方の予想を裏切って首位を破ったのは単なる偶然や幸運ではない。Manchester Evening Newsでは勝利に影響した7つの要素をピックアップした。

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ボールの後ろで構える選手たち

”バスを停める”というフレーズは、一部のクラブが守備を固めるサッカーをすることでしばしば否定的な文脈で使われる。キャリックのチームから見えてくることは、彼がいかに深く守備を固め、そこに相手を招き入れるかということだ。

アーセナル戦では、アマドとドルグが何度か守備ラインまで下がり、事実上の6バックを形成したが、アーセナルはこれを崩すことに苦しんだ。ホームチームが陣地に侵入してくると、ユナイテッドは守備陣で覆いつくし、アーセナルはそのラインを突破することが出来なかった。

そしていったんボールを奪い返せば、アマドやドルグが深い位置から攻撃に飛び出していく。シティ戦同様、ユナイテッドは喜んでポゼッションを放棄した。

マグワイアに自由を与える

試合前、ユナイテッドが劣勢に立たされるのはセットプレー時だと誰もが理解していた。今シーズン、ユナイテッドはセットプレーからの得点を得意としているが、これを極めているのがアーセナルだからだ。

アーセナルは何度もユナイテッド守備を崩すための様々なルーティンを試みたが、上手くいったのは1つだけだった。一方、キャリック暫定監督がアーセナルの脅威に対抗するために採用した戦術の1つが、マグワイアを守備時に自由にやらせることだった。

マグワイアは間違いなくユナイテッドにおける空中戦のマスターだ。だから、アーセナルの屈強なCBとのデュエルを任せるよりも、ボールの起動を見極めて落下地点に向かわせることの方が理にかなっているのである。

バトル上等

ユナイテッドは試合中に1度だけセットプレーで窮地に陥り、痛恨の失点を喫してしまったが、それ以外は堅実な守備だった。アーセナルの戦術は、GKラメンスを中心に空中戦を仕掛け、アップセットを引き起こすことだった。

相手がそうしてきた時、ユナイテッドはラメンスが自由にボールを競れるように全力でサポートした。唯一それが出来なかったシーンで失点してしまった。

ユナイテッドはアーセナルのやり方を積極的に受け入れ、試合の粗削りな側面も受け入れた。アーセナルお得意のやり方を攻略し、その上で勝利を収めた。

カゼミロパイセンのエンジン復活

マンデーフットボールの番組内で、ジェイミー・キャラガーはカゼミロの脚力に衰えが来て第一線で活躍できなくなったと語ったのはそう昔の話ではない。日曜日の試合が、ブラジル人にとって輝かしい白鳥の歌(キャリア最後に残す最高傑作)になる可能性を証明した。

レポート上では相方のメイヌーがボックス・トゥ・ボックス型のMFに分類される可能性が高いと思われるが、実際にはアーセナルが仕掛けてきたときに10番の位置まで押し上げてプレスを仕掛け、再び深く下がっていくのはカゼミロだった。

ユナイテッドがボールを支配して攻勢に転じたとき、カゼミロはサイドへの巧みにパスを繋いだ。カゼミロのパスレンジは過小評価されているが、フィジカル的に要求の激しいポジションをこれほど上手くこなせるとはだれも予想しなかったが、それを成し遂げた。

攻撃の流動性

昨シーズンのお決まりの光景は、CF(だいたいラスムス・ホイルンド)がピッチ上で単独プレスを担おうとして苦戦する姿だった。現代のサッカーにおいて、試合を通してそれをこなせる選手は殆どいない。

エンベウモははるかに機動力のある選手であり、ボールの無いところでも汚れ仕事をする意欲にあふれているが、そんなエンベウモですら90分間フルではこなせない。だが、アマドと役割を分担することでエンベウモはエネルギーを充電することが出来て、出番が来た時に万全の状態で挑むことが出来た。

素晴らしいプレス

ユナイテッドの1点目は、ユナイテッドがただただ後ろで守備を固めるだけのチームじゃないことを証明した。ガブリエルがボールを持つと目の前にユナイテッドの選手が立ちはだかった。ユナイテッドは、ウーデゴールがDFのサポートのために下がってこなかったことに助けられた面もあったが、カゼミロやメイヌーが積極的に前に出て攻撃陣と中盤が一体となってプレッシングしたプレーは見事だった。スビメンディが処理を誤ってエンベウモにプレゼントパスした時点でアーセナルの失点は不可避だった。ユナイテッドのプレスが見事にハマった瞬間だった。

1つの道筋

前半、ラメンスはエンベウモに向けたボールをけり過ぎてしまってアーセナル守備陣が楽に回収していた。エンベウモはGKを非難するどころか、これを良しとしてリアクションしていたがその理由は明白だった。

2-2となった時間帯、ラメンスは再び前線にロングパスを放ち、これを今度はシェシュコが落としてゴールまでたどり着いた。ゴラッソを沈めたクーニャ以外だと、ラメンスのパスを正確に落としたシェシュコも決勝ゴールに大きく寄与した。

シェシュコの強さとボールを落とす能力によってフェルナンデスがボールを受けられた。ピッチの最前線に彼がいなければ、この3点目のゴールは生まれなかったことだろう。

<元記事:Seven things Man United and Michael Carrick did to outwit Arsenal – from Casemiro craft to Maguire role@Manchester Evening News

横に広く攻められたときにマーカーの受け渡しも生まれるからアモリム監督時代よりも守備時に後手後手になるシーン増えそうなのに、この2試合はそういう場面があまり見られなかった気がするんだよな。上下幅広くカバーできるアマド、ドルグをWG起用したおかげなのかもしれない。

システムが変わり、選手としてはこれまでから1人CBが減って、中盤にメイヌーが加わっただけでこんな変わるんだなってビックリする。相手のハイプレスもこれまで以上にかわしきれることが増えたと思う。

別に選手を自由にやらせているだけって感じしなくて、これまでよりも組織的に守れている気がするし、ハードワーク出来ている気がするし、攻撃も出来ている気がする。

望むとすれば、あとは別のヒーローが出てくることかな。シェシュコ、マウント、アマドあたりのゴールが見たい。

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