フェネルバフチェ戦ではこの若手2選手を起用すべし
マンチェスター・ユナイテッドはヨーロッパリーグの試合でフェネルバフチェと対戦するが、ジョゼ・モウリーニョ監督は2名の若手選手を試す機会として利用すべきである。
映画「ダーティーハリー2」で、ルーキーをバックアップメンバーに含めないという上司の方針に、主人公のハリーが苛立つシーンで次のようなセリフがある。
ブリッグス警部補
「あいつらはこういった仕事をまだ経験していない。」
ハリー
「誰も若手にチャンスを与えなかったら、一体どうやって経験を得るって言うんだ?」
© Getty Images
ジョー・ライリーはファーストチームで124分間プレーしており、アクセル・トゥアンゼベはまだマンチェスター・ユナイテッドのファーストチームでデビューを果たしていない。彼らはもうリザーブリーグレベルでは収まらなくなっているが、今もU-23でウォーレン・ジョイス監督のもとに留まっており、コンスタントに並外れたパフォーマンスを見せ、月曜日にはファーストチームと共に練習を行った。
トゥアンゼベはこの夏の中国ツアーに帯同し、一方ライリーは既に今シーズンのファーストチームの練習に呼ばれている。今の状況が違う点は、ヨーロッパリーグの試合を前にしてファーストチームの守備陣に負傷者が発生しているという点である。
フェネルバフチェは、選手にとって経験を得る相手である。サー・アレックス・ファーガソンは、かつて18歳だったニッキー・バット、ディビッド・ベッカム、ガリー・ネビルらをアリ・サーミ・イェンスタジアム(旧ガラタサライのホーム)での試合で起用した。この試合では、ユナイテッドのバスが到着すると、相手のファンが「出口はねぇぞ!」と叫び、そして空港では「ここは最果ての地」だとサインが掲げれていた。
4年前には、ガラタサライのトルコ・テレコム・アリーナでの試合で、ユナイテッドはニック・パウエル、サム・ジョンストン、スコット・ウートン、マルニク・フェルミール、ラメル・コール、ジョシュア・キングらをスカッドに含めた。彼らの出場試合数を足しても9にしかならなかったが、ユナイテッドは既に決勝トーナメント進出を決めており、彼らの経験の浅さはさして問題ではなかった。ファーガソン監督は、若手に他では経験できないようなスタジアムの雰囲気を味あわせたかったのだ。
モウリーニョ監督は、ユナイテッドでの不安定なポジションにも関わらず、ヨーロッパリーグを迷惑なものとして扱い始めているかも知れない。週末のスウォンジーとのアウェイゲームは重要な一戦であり、キックオフ時点で4位と10ポイントの差になっているかも知れないのだ。
トゥアンゼベは既にファーストチームでデビューしておくべき選手であり、先週の試合ではデイリー・ブリントの隣でプレーした可能性もあった。月曜日の練習写真には写っていなかったスモーリングは週末に間に合う可能性はあるが、イベントには参加していなかったし、モウリーニョ監督はトゥアンゼベをフェネルバフチェ戦でで起用すべきなのだ。
19歳のライリーは、2月のヨーロッパリーグのミッティラン戦で輝きを放ち、ルーク・ショーの代役を務めるに値する。ショーはバーンリー戦で躍動していたが、スペリやすいショーを11時間かけてイスタンブールまで連れて行きたくはないだろう。
ユナイテッドはワトフォードを料理することが出来ず、ストーク相手には疲弊し、そしてチェルシーには圧倒された。かつてヨーロッパリーグに参戦することは大きな落胆だと語っていた監督は、この大会を若手に経験を積ませる場として考え始めているはずだ。
若手は経験を必要としている。
<元記事:Manchester United pair Axel Tuanzebe and Joe Riley should play vs Fenerbahce@Manchester Evening News>
困った時の若手頼みはまさに昨シーズンのファン・ハールって感じがするけど、現実に昨季みたいに守備陣が負傷者ばかりになりつつあるんだし、若手を積極的に使うべきだと思う。
RSBでフォス・メンサー、CBではトゥアンゼベ…じゃなくてここでPJかな。LSBもライリーで良いと思う。ブリントもロホもリーグ戦に備えて休ませたいし。
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Comment
多分誰も若手は使わないと思います笑
モウのスタメンは大体、一番無難な形に落ち着いてますから。
多分誰も若手は使わないと思います笑
モウのスタメンは大体、一番無難な形に落ち着いてますから。
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