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負傷者続出でヨーロッパリーグ決勝スタメンに頭を悩ますスールシャール監督のCB選考最適解は?

ヨーロッパリーグの決勝の前に、まだ今シーズンのプレミアリーグがあと1試合残ってはいるものの、決勝まであと1週間でありマンチェスター・ユナイテッドの注意はグダニスクに向けられている。

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© Getty Images

ユナイテッドは日曜日のウルブス戦の結果如何に関わらず、既にチャンピオンズリーグ出場権とリーグ戦2位が確定している。

一方、来週の木曜日のビジャレアルとの大一番はオーレ・グンナー・スールシャール監督のユナイテッド指揮官としての初タイトルがかかっており、クラブとしても4年に及ぶタイトル日照りに終止符を打てるかがかかっている。つまり、この試合の方が大事であることは誰の目からも明らかなのである。

日曜日のウルブス戦の結果がユナイテッドの順位に影響を及ぼさない事実を考慮すると、スールシャール監督は決勝で起用する選手選考の機会としてウルブス戦を使おうとするかもしれない。

たいていのポジションは重要な選手が決まっているが、指揮官が頭を悩ませないといけないポジションが、ハリー・マグワイアが欠場となった場合のビクトル・リンデロフのパートナーだ。

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ユナイテッドのキャプテンは2019年の夏に加入して以来リーグ戦全試合でフル出場を続けていたが、ヴィラパークで行われたアストン・ヴィラ戦で負傷交代を余儀なくされ、来週の重要な試合を欠場する危機に立たされている。

火曜日の1-1で引き分けたフラム戦に出場したアクセル・トゥアンゼベか、エリック・バイリーがスタメンすることになるが、スールシャール監督はどちらがベターな選択肢なのかを決断せねばならない。

その答えを出すために、対戦相手のビジャレアルのことを分析するのがベストであり、どういうパターンでユナイテッド守備陣に襲い掛かってくるかを考えるべきだ。

ラ・リーガで、ビジャレアルはロングボール使用率が18位、一方でボールポセッションは5位となっている。

ここから導かれることは、ウナイ・エメリ監督のチームが自陣深くからユナイテッドの陣内にロングボールを放り込んでくることは考えにくく、ボールをポゼッションして攻撃を仕掛けてくることが予想される。これは指揮官がかつてアーセナルで採用してたスタイルでもある。

それゆえ、ドゥエルで勝利することがユナイテッドのDFにとって重要になる可能性があり、それを念頭に考えると、トゥアンゼベの今シーズンのドゥエル成功率67.7%は実に傑出している数字であり、特にバイリーが56.5%であることを考えると尚更である。

トゥアンゼベはパス成功率でもバイリーを上回っており、今シーズンのトゥアンゼベのパス成功率は91.4%でバイリーはここまで高くない。

だが、パスの成功率が重要になるかもしれない。ビジャレアルはハイプレスという観点ではそれほどアグレッシブなチームではなく、PPDAという指標(プレッシングの強度を示す数字)は11.73でラ・リーガで13位となっている。

これは、ユナイテッドのCBには攻撃の起点になることが求められるかもしれないことを意味しており、スペースを消すためにコンパクトな陣形を維持しようとするビジャレアル相手にパスで揺さぶりをかける必要があるかもしれない。その結果、トゥアンゼベのパス能力は重要な評価ポイントになり得る。

空中戦の鬼であるマグワイアと比較すれば、トゥアンゼベもバイリーも特段エアバトルに強いわけじゃなく、両選手ともに勝率は53%でマグワイアの平均70%近い空中戦の勝率と比べれば大きく見劣りする。

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ビジャレアルが空中戦以外のやり方で攻め込んでくるであろうことはユナイテッドからすればラッキーと言えるかもしれないが、それでもビジャレアルがボックス内にクロスを放り込んでくれば危険なことに変わりはなく、今シーズンのヨーロッパリーグでビジャレアルはヘッダーで6ゴールを奪っており、これを上回る数字を残したチームは僅か2チームしかいない。

これらを踏まえると、もしマグワイアがフィット出来ればユナイテッドにとって追い風となることは間違いなく、もし彼が間に合わなければ、上記の考察を踏まえてスールシャール監督の最善の策はトゥアンゼベ起用だと提案したい。

23歳のCBの両肩には大きな責任がのしかかることになるが、彼がここで素晴らしいパフォーマンスを披露して直近4年で最初のトロフィーを勝ち取れれば彼にとっても来シーズンのレギュラーポジション奪取に向けて重要なアピールになるだろう。

<元記事:Ole Gunnar Solskjaer’s solution to Manchester United Europa League final headache is now clear@Manchester Evening News

ウルブス戦で更なる怪我人が発生するシナリオにチキってしまってる💦

もういっそのことウルブス戦ではリンデロフ、ポグバ、フェルナンデス、カバーニ、ラッシュフォード、グリーンウッドあたりは使わんでおいてもらいたいし、決勝でマティッチ起用するならマティッチもウルブス戦は休ませてもらいたい。

ショー、ワン・ビサカをウルブス戦で温存するのは言わずもがな。

決勝でトゥアンゼベを起用するつもりなら、ウルブス戦はバイリーとユースからの抜擢でも良いかも。(トゥアンゼベかリンデロフに怪我されたら怖すぎる)

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Comment

  1. おさごん より:

    なんか負けそう…PK戦も考えてPK止まらないデヘアは
    やめてね

  2. せいせい より:

    ここにきて流れが良くないですからね。。
    ビジャレアルは開き直ってEL勝てればいいという要素多いですし、エメリの存在も正直怖いです。
    絶対に残り2試合勝って終わってもらいたいですね。

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