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今シーズンのつまづきは絶妙な補強の当たり外れが発端?

今シーズンは勝負のシーズン…そんな思いが昨シーズン以下の結果に結びついているような感じ。

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© Getty Images

この記事をみて非常に共感しました。

<元記事:スールシャールがマンチェスター・ユナイテッドでやるべき3つの改革:クリスティアーノ・ロナウドを外し、ちぐはぐなプレスを捨てる…@Goal.com

要約すると、

  • 組織的なプレスをチームに落とし込めないんだから低い守備ラインで全体をコンパクトにする
  • 全体のプレー位置が低くなるんだから攻撃陣はカウンター特化にする
  • 攻撃・守備のスタイルを考えればロナウドは外すべき

昨シーズンまでは特にビッグゲームでは左サイドのラッシュフォードあたりを中心としたカウンターで対応していたのに、今シーズンはよりアグレッシブなポゼッション志向。

ここからは勝手な考察。

スールシャール監督が、シーズン前ぐらいに「これまでよりも攻撃的な4-3-3で戦いたい」と言っていたこともあるし、あとは補強でサンチョ、ロナウド、ヴァランの獲得に成功したってのもあって攻守の戦力がアップして攻撃的スタイルで勝負したいって思ったのかなぁ。

特に、リヴァプール、シティ、チェルシーと本気でタイトルレースしようと思ったら、ただ勝利するだけじゃなくて得失点差も考えていかないといけないから余計に攻撃的な戦い方をする必要があると思っちゃったのかも。実際にはその前段階の3ポイントを奪う(勝利する)ってところが出来なくなったわけだけど。

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しかも夏の補強はヴァランで守備ライン強化、サンチョとロナウドで攻撃陣の層を厚く出来たものの、中盤の補強には失敗。当たり(獲得成功)とハズレ(獲得失敗)が混在。特にハズレの影響が大きい感じがしていて、上述の記事の通り今のユナイテッドは監督もアシスタントもチーム全体にコンパクトな陣形で連携したプレスをデザイン出来る人がいない。

おそらくこのユナイテッドの問題を「コーチ陣の人事」以外で解決出来るとしたら「中盤のスカスカをどうにか出来るスーパーなMFの獲得」しか無かった。でもそれに失敗。MF獲得は失敗したけどスタイルは変えちゃった。

これでリヴァプールみたいな強豪のみならず、プレミアリーグの中位・下位チーム相手でも場当たり的な個人、ないし数人しか連動していないプレスがかわされては攻め込まれ後手後手の対応から失点を重ねる流れを繰り返しまくり。加えて、今シーズンはCFがカバーニじゃなくてロナウドになっているから、前線での連動したプレスはますますやりにくくなっている。

個人的には、リヴァプール戦へのアプローチがスールーシャール体制の限界を決定的に感じた。

特に限界を感じたのはリヴァプール戦の1失点目。フェルナンデスのGKへのプレスは文字通りの自殺行為に感じた。

もちろんフェルナンデスは攻撃で違いを作れる選手だし、彼の勝利への渇望も素晴らしい特長なわけで、プレスに行こうとする思いは悪くないと思う。自分がチャンス外したあとだったし、取り戻したい気持ちもあっただろうしね。

でも今のユナイテッドには、彼のプレスに連動してチーム全体で相手のポゼッションをハメられるだけのチーム力がないわけで。だったらあれは試合前に選手にやっちゃいけないと指導しとくべきだし、試合中もタッチライン際からやめさせないと。

前線だけ、あるいは前線の一部の選手がプレスに行った時に、十中八九失敗するんだから、掻い潜られた時に守備陣の前で遅らせて陣形を整える時間稼ぎができるMFがいたらちょっとは状況変わるのかもしれないけど、今はひたすらそのまま守備陣が相手の攻撃に晒されてはピンチを招く連続。

移籍市場が閉じている現時点での暫定対策として、昨シーズン後半みたいにカバーニ先発に戻して、相手のファイナルサードまではプレッシングに行かずにミドルサードぐらいからプレスするようにすれば割と全体のバランスは保てそうな気もする。

もともと中盤センターがウィークポイントだったのに、補強で守備陣(ヴァラン)と攻撃陣(サンチョ、ロナウド)を強化したことで各ポジションのレベルのバランスが更にアンバランスに。だけど全体としてチーム力がアップしてタイトルを争えると勘違いして昨シーズンまでのカウンターの戦い方を捨てた結果、中盤センター問題が顕在化し、さらにはスールーシャール監督体制の限界までもが顕在化した。

今シーズンの目標を現実的にトップ4入りにグレードダウンして、リヴァプールやシティと(ゴール数、得失点差で)張り合おうとせず、ハイプレスは封印したら結果はある程度のところまで持ち直せるんじゃないかな。ただ、そこがスールーシャール体制では限界だとも思う。

あとはショーの中に絞りすぎる癖(?)も気になるかな。途中から3バック(5バック)に移行した試合で、LWBになったにも関わらず中央によりすぎてサイドがら空きにしちゃったこともあったし、特に今はLWGがショーの絞って出来たスペースを埋める動きもないから余計に気になる!

前にモウリーニョ監督が、「タッチライン際で俺があいつの頭脳として手取り足取り指示飛ばさんとちゃんとプレー出来ない」みたいにショーを酷評していたことがあったけど、ポジショニングに関してはまだ熟練の域に達していないと感じることが多い。

デ・ヘアにもこんな感じで叫ばれていたしね。

このあたりは、隣でプレーするのがキャプテンであり代表でもチームメイトのマグワイアなんだからもうちょっと上手くやってよと言いたい。最近はむしろ2人で被ったりお見合いしたりとやりたい放題なんだよなぁ。

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Comment

  1. せいせい より:

    仰る通りだと思います。
    そもそも陣容が揃う前にスタイルを変更させたことが、フレッジ、マクトミネイが足りていないように写るだけと考えています。

    4-2-3-1のカウンタースタイルなら、ゾーンで構えて、刈るポイントを明確にしてアタッカーも狙いを持ってチェイスとプレスバックする。
    これなら中盤二枚に求められる能力は、フレッジ、マクトミネイなら充分過ぎるぐらい持ち合わせてると思います。
    噂のあるライス、ビスマ、エンディディ、フィリップスを獲っても多少改善は見えても、問題解決出来るなんて全く思いません。
    だって全員基本守備時は中盤二枚で成立するシステムに慣れている選手じゃないですか。
    もしかしたらエンディディは、空いたスペース埋めて、ホルダーを自由にさせないぐらいやれちゃうかもしれませんが。
    要するに、現在の問題は急にコンセプトを変えたことだけだと思います。
    迷いが生まれてパフォーマンスが落ちてるようにしか見えません。

    私は個人的に昨シーズンは決して悪くないと感じています。
    その大きな理由が、こちらで以前もコメントさせていただきましたが、カウンターメインの狙いが見えているスタイルを掴んできたと思うからです。
    カウンターは速攻ですから、遅攻の際のポゼッションにバリエーションが見てえくれば、リバプール、シティ、チェルシーも全然怖くないです。
    そのための布石として、起点を増やすためのポグバの左サイド起用、アクセントを付けるためリンガードの引き留めなんじゃないかと思ってました。

    なのに蓋を開けてみればこれですから、何故積み上げてきた物を自ら裏切っていくのか理解出来ないです。
    そういう意味ではオーレ違うだろとは思いますね。

    長々と失礼しました。
    ただそれぐらい前節はショッキングでしたし、私の視点では、選手を獲得しても、監督を変えても解決することではないと考えています。
    コンセプトの一貫性だけですよ。
    勝手に、急に、何かのせいにして曲げるなと。
    黄金期にはあったユナイテッドの魂、理念だと私は思いますね。

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