ファーディナンドがフレッジの弱点をピンポイントで指摘
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移籍情報21/22 Metro, フレッジ, リオ・ファーディナンド
リオ・ファーディナンドは、フレッジにはポジションをコントロールする能力と決断力という重要なスキルが欠如していると感じており、それ故にマンチェスター・ユナイテッドは中盤の核でプレーするアップグレード版を必要としているとコメント。
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28歳はオーレ・グンナー・スールシャール監督が就任以来ユナイテッドのファーストチームに定着しており、今シーズンのここまでも3試合全てで先発出場している。
ブラジル代表は2018年に4700万ポンド(約71億円)で加入し、ユナイテッドで124試合に出場しているにもかかわらず、プレミアリーグに到着して以来ファンや解説者から真の意味での信頼を勝ち得たことがない。
ファーディナンドはフレッジのプレーにはポジティブな要素もあり、彼のエネルギーやハードワークっぷりには疑念の余地がないと感じる一方で、元イングランド代表DFはフレッジにはマンチェスター・ユナイテッドの守備的MFとして成功するためのポジションを認知する能力、ポジションをコントロールする能力、そして決断力がかけていると感じている。
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ファーディナンドは、Vibe with Fiveにて次のように語った。
フレッジ、彼はフィジカル面の特徴によりグラウンド全体をカバー出来るし、タックルを仕掛けられる点は本当に良いことだ。
だが、あの守備的MFという役割では、組織できる人物が必要なんだ。ボールがある時だけじゃなく、ボールがない時のことも話している。そのポジションの選手は、トラブルが起きる前にポジションを取るんだ。
(マイケル・)キャリック、(セルヒオ・)ブスケツ、フェルナンジーニョがそうだ。彼らはそのポジションを陣取れるんだ。100マイルであらゆるところにすっ飛んで行く必要はない。だが、彼らはボールが危険なエリアに入っていくことを妨げられるポジションに入るんだ。彼らは障壁となるんだ。
彼は十分な障壁だとは思わない。彼はリードを外し、トラブルの匂いを嗅ぎつけるとしばしば飛び出していってしまう。それは状況を解決するのに必ずしも最良の方法とは言えない。
私は、フレッジのような選手がしばしば自分自身を落胆させることになるのはポジション取りの点だと考えている。彼がやっている仕事ぶりは本当に素晴らしいので、彼の信用を傷つけ過ぎることはありません。
だけど、ユナイテッドはもっと試合を読める選手を必要としていると思います。もっとコントロール出来る選手が必要であり、ポジションを計算できて、守備的な予想からプレーの決断を出来る選手が必要なんです。
スールシャール監督は、他にもスコット・マクトミネイとネマニャ・マティッチをこのポジションに揃えているが、移籍市場が閉まる前に更にこのポジションに選手を追加するには残された時間が非常に少ない。
ユナイテッドはすでにこの夏の移籍市場で大金を投じており、ラファエル・ヴァラン、ジェイドン・サンチョ、そしてクリスティアーノ・ロナウドの加入も迫っており、さらなるCMFの加入は起こらない可能性が高いとみられている。
<元記事:Rio Ferdinand points out Fred’s weaknesses and says Manchester United must sign improvement@Metro>
スールシャール監督的には、そういういぶし銀の中盤コントロールみたいなプレーはマティッチに託してんのかな?
マティッチのフィジカル面での衰え、特に敏捷性の衰えあたりを、後方のヴァランがサポートして全体をコンパクトに保てればマティッチでも今シーズンぐらいは何とかなったり?
Comment
リンデロフ中盤でも面白いんではないでしょうか?
リンデロフの中盤でのプレーする気持ちと、CBの控えとして彼がいなくてスールシャール監督が心配じゃないかどうかってところでしょうかね。リンデロフが中盤でプレー出来ると、組み立て時にリンデロフがCB間に下りて3CBの形にシフトチェンジすることも可能になりますね。
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