[PL] 24節 ストーク戦
公開日:
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最終更新日:2014/03/13
2013-2014シーズン, プレミアリーグ 2013/14シーズン, ストーク, プレミアリーグ, 試合結果
スモーリング、クレヴァリー、ウェルベックという使えないイングランド勢が1本のラインに。
2013/2014 イングランド プレミアリーグ 第24節(A) | ||||
ストーク・シティ | 2 | 1-0 | 1 | マンチェスター・ユナイテッド |
---|---|---|---|---|
1-1 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
アダム(FK) アダム |
38 47 52 |
ファンペルシー ← マタ |
20 ファンペルシ | |||||||
→14 エルナンデス(78′) | |||||||
18 ヤング | 10 ルーニー | 8 マタ | |||||
23 クレヴァリー | 16 キャリック | ||||||
3 エブラ | 12 スモーリング | ||||||
6 エヴァンス | 4 ジョーンズ | ||||||
→2 ラファエル(11′) | →19 ウェルベック(45′) | ||||||
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1 デヘア |
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これぞ、アウェーのストーク戦。双方ともけが人続出、強い風もあって思うようにつながらないボール、激しい局地戦。
まずは開始直後にエヴァンスが負傷。これは接触による外相ではなく筋肉系の感じ。まずこれでラファエルがRSBに入り、スモーリングがCBに。
それでもユナイテッドはペースを握り、マタが中に入ってルーニーらと絡むことでリズムを作り、チームにはダイレクトプレーも生まれて主にサイドからチャンスを作る。
ヤングとの絡みで左サイドを抜け出たエブラがライン際からクロスを入れるとニアのルーニーにどんぴしゃ合ったもののルーニーのダイレクト左足シュートは枠を捉えず。
そんなユナイテッド優勢な展開の中、先制点を取ったのはホームのストーク。
38分、スモーリングが相手と競り合う時に相手をホールディングしてゴール前中央からFKをとられると、このFKをアダムが弾丸系シュート。壁横を通ったボールはキャリックが触れてコースが変わりデヘアが反応した方向と逆に飛んでいきゴールイン。
ビハインドになったユナイテッドにさらに追い打ち。前半の終盤、ウォルターズと競り合ったPJが地面に落下した際に後頭部をピッチに打ち付けてしまい起き上がれず。そのまま担架に固定されてピッチを後に。
この負傷による交代でピッチに入ったのはウェルベックでルーニー、キャリックがそれぞれ一つポジションを下げることに。キャリックが一列下がるのは致し方ないとして、CHにフレッチを入れればよかったんじゃないかなー。
前半を0-1で折り返したユナイテッドは後半の2分、前線へのロングボールのクリアを高い位置で拾ったマタがダイレクトでペルシーに送りこれをペルシーが左足で確実に決めてユナイテッドが同点に。
これで勢いが出ると思ったのも束の間、52分には逆にストークがロングボールを前線に当ててこぼれをアウナウトビッチがシュートミスしたさらにそのこぼれをアダムがクリーンヒット!
ズドンとファーのサイドネットに吸い込まれ再びユナイテッドはビハインドに。
後半戦はもう1敗もできないユナイテッドはルーニーを起点に猛攻を仕掛けるもゴールが生まれず。ルーニーのスルーパスからDFライン裏に抜け出たラファエルが中に折り返すもゴールは奪えず。
さらに何度も相手ゴール前まで攻め込みあと少しという場面は作るもゴールは奪えない。アディショナルタイムにはルーニーのFKがGKのナイスセーブにあいポストに当たりゴールには入らず、さらに詰めたクレヴァリーのシュートは上に浮いてしまいゴールならず。
結局1-2で適地ブリタニアスタジアムで敗戦を喫し、ストークはユナイテッド相手にリーグ戦初勝利。またまた初勝利をプレゼントしたモイーズ。
というか、はっきり言ってクレヴァリーのいる意味が分からなかった。組み立てはキャリック、ルーニー、マタが行い、パスコースから外れたポジションでボールを要求するかボールホルダーのすぐ横にいるためパスを出す意味なし。
あとウェルベックは急きょゲームに投入されたのでなじむのが難しかったとはいえ、消えすぎ。何回ボール触ったんだ?というぐらい画面に出てこず。
スモーリングは前々からホールディングをするクセがあって何度も不要なファウルを献上しているし、CBに移った後半の対応もひどかった。相手ドリブル対応時に簡単に足がそろってずっこけそうになって相手に交わされるし。クリアを相手にパスするし。
キャリックを下げたためにゲームを作れる人が居なくなってルーニーを下げるってのは、おかしくない?だったら移籍期間にそのポジションを補強するべきじゃないか?ルーニーが一列下がってゲームを作れるようになっても点を獲れる選手が本調子じゃないペルシーだけじゃ厳しいでしょ。
選手の出来と監督の采配に納得できない敗戦になっちゃったなぁ。
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Comment
攻守に重要なポジションでクレヴァリーがあのようなプレースタイルを今シーズンずっと続けていることは本当に疑問ですね。
モイーズが「問題を認識できていない」 or 「認識していても指導できていない」のどちらかだと考えられ、後者の場合でもフレッチャーを優先すればと思いましたが、ルーニー&ペルシ不在時でも香川のトップ下をなるべく避けた不可解な使い方を見ていると前者の気がしてなりません(贔屓目もありますが)。
モウリーニョであれば確実にクレヴァリーに指導してそれでも変わらなければ干すかポジションを変えていると思います。マタの売却も戦術や指導方針が一貫していて自信があるからできるのでしょうね。
masaさん
未だにクレヴァリーが重宝されているのが不可解というか、理解に苦しむところです。
キャリックをCBに下げた後でフレッチを入れずにルーニーを下げたという事は、キャリック=ゲームを作る、クレヴァリー=フレッチ=汗かき役というジャンル分けになっているのかもしれません。
マタを売れるチームがある一方で、クレヴァリーのプレーを改善できず、起用し続けているチームがあって、それぞれの順位がこうなっていると、「エヴァートンが予算が少ないながら長年安定して注意に留まっていられたのは監督の手腕ではなく、もっと上の経営陣と現場の選手が良かったから?」「だから監督代わった今シーズンはむしろ昨シーズンよりも上位にいるのでは?」などと思ってしまいます・・・。
何の収穫もなく、ただダメなところだけがあらわになった敗戦でしたね。
モイーズの勝つにはどうしたら良いかわからない的な発言にもびっくりしました。
あなたが辞めれば勝てるよと。
ちーかわさん
ストークにリーグ戦初敗戦、PJ負傷、エヴァンス負傷ですからね。
モイーズにはまずは試合での各選手のタッチ数、パス成功率、タッチしたエリアなどデータをしっかりと振り返ってもらいたいです。
誰がどんなパスを出し、ドリブルし、どこに動いたのか、そういった詳細な分析をしているとは思えないですから。
もともとユナイテッドのDF陣は変革期になるので、かなりの戦術家がチーム全体のディフェンスを構築しないとこういう崩壊現象が止まらないんでしょうね。
モイーズがやっていることはビハインドになったらただただアタッカーを増やし、ルーニーやヴァレンシアあたりを一列下げるだけのことで、それは戦術の変更でもなんでもないですからね。
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