昨夏は狙っていたけども…今はもう”彼”がいるんでノーサンキューですわ
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移籍情報20 Metro, エディンソン・カバーニ, フリー移籍, マリオ・マンジュキッチ
オーレ・グンナー・スールシャール監督は既に大当たりを引いている。
© Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは、今週ACミラン退団が決定したマリオ・マンジュキッチをこの夏に狙う可能性は無い。オーレ・グンナー・スールシャール監督は以前はマンジュキッチ獲得を熱望していたがもうその必要は無く、それは既にエディンソン・カバーニという理想的な代わりの選手を獲得しているからである。
ユナイテッドはもはや来たる夏の市場でマンジュキッチのことを追う必要は無い。
クロアチア人ストライカーがACミランを去る数日前、カバーニが1年の契約延長にサイン。
これまでバイエルン・ミュンヘンやユベントスで活躍したスターは長らくオールド・トラッフォードの補強レーダーに捕捉されており、2020年の1月には獲得に近づいていた。だが、この時は実現に至らず、ユナイテッドは代わりにオディオン・イガロを獲得。それでもマンジュキッチはユナイテッドのお気に入りリストに名前が残り続けていた。
だが、カバーニがPSGでの契約を満了し退団すると、ウルグアイ人ストライカーがユナイテッドの2020年夏の補強の焦点になった。
そしてカバーニはフリー移籍で移籍期間最終日に加入し、スールシャール監督の攻撃の主役になって素晴らしい補強であることを証明している。
コロナや些末な負傷でスロースタートとなったが、34歳は何度も素晴らしいパフォーマンスを披露してその価値を示しており、特にヨーロッパリーグでの活躍っぷりがエグかった。
グラナダ戦とASローマ戦で、カバーニはローマでの2ゴールを含む計5ゴールを叩き込み、更には3アシストも記録。
一方のプレミアリーグでもカバーニは10ゴールを決めており、ファンが今シーズン初めてオールド・トラッフォードを訪れたフラム戦でも美しすぎるロングシュートでネットを揺らして訪れたファンを昇天させている。
カバーニの契約延長は、スールシャール監督がマンジュキッチ獲得を熱望していた当時の「チームにとって理想的な経験豊富なストライカー」を手に入れたことを意味する。
つまり、35歳のベテランストライカーのためのオールド・トラッフォードの扉は閉ざされた可能性が高いだろう。
カバーニがもたらしているインパクトはピッチ内にとどまらず、マーカス・ラッシュフォードやメイソン・グリーンウッドはここ最近の中で最高のお手本から色々と学んでいる。
この夏ユナイテッドはストライカーも求めているが、ベテランのスターFWのおかげで優先度は低く、ジェイドン・サンチョや新CBの獲得の方が重要だ。
マンジュキッチはACミランとの6ヶ月の契約が満了となりフリーで獲得可能だが、どのクラブで今年を終えることになるかはまだ分からない。
<元記事:Man Utd no longer need long-term transfer target after signing perfect alternative@Daily Express>
カバーニによって、「FWはゴール決めてなんぼだけど、それだけじゃない」ってことを再認識できた気がする。
特に、ユナイテッドはやっぱり労働者階級のクラブよろしく汗かいてなんぼじゃない?
馬車馬のように走り回ってボール追いかけまわして、それでゴールを決める。ハードワーカーはやっぱり見てて気持ちが良い!(別に誰がどうとか、言ってませんけどもw)
カバーニが走り、フェルナンデスも走るからなのか、シーズン終盤にはポグバもかなり守備に頑張っていたし、チームに与えた影響は凄いと思う。あとは愛弟子たちにゴールを奪う動き出しの極意を叩き込んでくれ!
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