リンガードもインテル行きの可能性あり?【ルカク、ヤングに続け?】
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ジェシー・リンガードとオーレ・グンナー・スールシャール監督の間で、リンガードの将来についての駆け引きが行われている模様。
© Getty Images
リンガードは今シーズンここまで3試合にしか出場できていないため、レギュラーとしてファーストチームで出場できる環境を熱望している。スールシャール監督は、28歳の置かれている環境に同情しているが、シーズン後半の3大会が入り乱れて過密日程になる時期に向けて備えたいと思っているためリンガードを手元に残したいと思っている。
ユナイテッドはリンガードの契約に盛り込まれていた1年の契約延長オプションを行使しており、2022年までの契約となっている。だが、スールシャール監督のもとでチーム内の序列が低下したことで、もっと常にプレー出来る環境を求めている。
リンガードが1-0で勝利したFAカップ3回戦のワトフォード戦で先発してアピールしたが、その後のバーンリー戦、リヴァプール戦では試合スカッドから外れた。今シーズン先発したのは他には1試合のみであり、3−0で勝利した9月のカラバオカップのルートン戦だけである。
イングランド代表として24キャップを記録し、2018年のW杯でも先発出場したリンガードにはプレミアリーグと海外のクラブに多くの候補クラブがある。マルセイユ、ポルト、インテル、ニース、トッテナム、シェフィールド・ユナイテッド、ウエストハムがリンガードに関心を持っているが、ユナイテッドはアカデミー卒業生が放出可能なのかどうか明確な答えを出していない。
スールシャール監督は既にティモシー・フォス・メンサーがバイヤー・レヴァークーゼンに完全移籍することを許可し、マルコス・ロホとセルヒオ・ロメロが他クラブと交渉することも許可している。そして、今から5月のシーズン終了までの間にプレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグをこなす過密日程を前にして、1月に多くの選手を失う可能性があることを自覚している。
ユナイテッドは、FAカップとヨーロッパリーグで決勝までたどり着くと、シーズン終了までに最大で34試合をこなす可能性がある。
スールシャール監督と、11月にミノ・ライオラ氏と袂を分かって今は家族が代理人になっているリンガードは良い関係を維持しており、監督はリンガードの献身さと練習への取り組みを評価しており、リンガードは練習でトップクラスのパフォーマンスデータを残していると関係筋は語っている。
<元記事:Man United’s Solskjaer, Lingard in battle over potential transfer – sources@ESPN>
本人がレギュラーの場を求めているとなると、リンガード自身の希望はシーズン後半のローン移籍かもしれないな。他クラブで出場してアピールして、来シーズン再びユナイテッドで勝負するってのが希望なのかもしれない。
一方で、ここからの数ヶ月で多くの試合をこなすことを考えてスールシャール監督がスカッドをスリムにしすぎちゃうことに二の足を踏んじゃうのもわかるしなぁ。
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