グリーリッシュ⇔現金 with ロメロは全関係者にとって美味しい取引?
マンチェスター・ユナイテッドはセルヒオ・ロメロをジャック・グリーリッシュ獲得の取引に含めようとしており、アルゼンチン人GKはこの夏アストン・ヴィラに加入する可能性がある模様。
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ユナイテッドは24歳の獲得に関心を持っているが、ヴィラはMFの首に7500万ポンド(105億円)の法外な値札をかけている。
Metroは、ユナイテッドはグリーリッシュの価値を5500万ポンド(約77億円)と評価していると理解しているが、ユナイテッドの最初に提示した4500万ポンド(約63億円)+ボーナスという条件は拒否されたものとみられている。
交渉は行き詰まっており、Daily Mailではユナイテッドはロメロを取引の一部としてヴィラ側に差し出す意思があると報じている。
33歳はここ5年に渡ってダビド・デ・ヘアの控えの扱いをこなしているが、スペイン人GKのパフォーマンス急降下後のファーストチームでの出番の少なさにフラストレーションを溜めていると言われている。
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アルゼンチン人GKは、自分のキャリアにとって今は毎試合プレーするのが必要なステージだと感じており、今週にはディーン・ヘンダーソンがローン移籍を終えてオールド・トラッフォードに戻って来ており、更にロメロの出場機会は減少するものとみられている。
ヴィラはボーンマスのGKアーロン・ラムズデール獲りに動いたが、ラムズデールはヘンダーソンがユナイテッドに戻ったことでGKを補強する必要があったシェフィールド・ユナイテッドに持っていかれてしまった。
ロメロはリーグ最高の控えGKだと広く認識されており、チェルシー、エヴァートン、リーズがかつてはサンプドリアでもプレーしたGKに関心を持っており、ヴィラも獲得を希望するのは間違いないと思われる。
グリーリッシュは月曜日にプレシーズンのトレーニングに戻っており、今週のうちにヴィラと自身の将来についての話し合いの場を持つと考えられている。
24歳は子供の時からヴィラのファンであり、チャンピオンズリーグでのプレー願望はあるものの、サポーターからの愛情を裏切る移籍志願書の提出をするようなことはないだろうと考えられている。
ユナイテッドの最優先事項は今もジェイドン・サンチョの獲得であり、ユナイテッドは同時並行で複数の交渉を行わず1つに交渉に専念する傾向があるが、この夏の移籍市場は特殊な状況なので貴重な時間を無駄にしている余裕はないだろう。
<元記事:Manchester United ready to offer Sergio Romero in bid for Aston Villa captain Jack Grealish@Metro>
長期的なヘンダーソン育成や将来的なヘンダーソンの守護神抜擢を考えるなら、可能な限りヘンダーソンをユナイテッドのようなクラブで起用することが必要だろうし、ロメロはついにお別れの時が来ているんじゃないかな。
スールシャール監督からの信頼は、カップ戦の準決勝で起用しなかったことを考えるとファンが考えているよりも低い可能性があるし、それならば縁の下の力持ちとして頑張ってくれたロメロをプレー出来る環境に送り出してあげたい。
実物のロメロってスラっとしててダンディーで格好良いだけに、本人がプレー機会を望んでいるならそれをかなえてあげて欲しい。
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