メンタル面での試練となったウエストハム戦を総括
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プレミアリーグ2021 ウエストハム, メイソン・グリーンウッド, 公式
オーレ・グンナー・スールシャール監督が、1-0で勝利したホームでのウエストハム・ユナイテッド戦を振り返った。
延長戦の末に勝利したFAカップでの対戦と同じ1-0での勝利となったが、ユナイテッドはこの勝利によりプレミアリーグ2位をキープ。リーグの次節は、4月3日にオールド・トラッフォードで行われるブライトン&ホーヴ・アルビオン戦だ。
試合後、スールシャール監督がMUTV、Sky Sports、会見で語った内容は以下の通り。
メンタルテストをパス
我々にとって非常に大きな試合になった。ミラン戦の終了間際に失点したように、あらゆる局面がどちらに転ぶか分からないことは経験済みだ。これはメンタルを試す機会だった。我々は、しっかり対応し、適切な形でやれたと思う。無失点に抑えることができたからね。試合の入り方は良くなかった。15分までは相手に簡単にボールを与えてしまって、チャンスを作られた。それでも守備陣がボールを奪い返した。良いリカバリーができたし、枠内にシュートを打たせなかった。ディーン(ヘンダーソン)が一度もセーブしなくて済んだのは、良いパフォーマンスができたということ。
選手たちの姿勢
本当に骨の折れる努力が必要だ。マンチェスター・ユナイテッドの選手としてプレミアリーグでプレーするには、日々全力を尽くさないといけない。今シーズンは非常に厳しくて、試合が続く。もう何度も言っているが、選手たちの姿勢、何としても身体を回復させようとする気持ちには頭が下がる。
© Getty Images
チャンスを生かせず
フィニッシュの部分が、白髪が増える要因だね! 最後のパスやクロス、フィニッシュが良ければ2-0になって、もっと楽に試合が運べる。しかし、このクラブでは簡単なことなど何もない。
グリーンウッドの不運
彼は素晴らしかった。最近は好調を維持している。成熟しているし、判断力に優れている。必要なのはゴールだけだ。そのうち決められるようになる。今日も惜しかった。とにかく、トップパフォーマンスだった。
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安定の守備
(ミラン戦での)失点は痛かったが、守備は改善している。我々は、前線から守備をしている。攻撃時に関しては、FWについて色々と思う部分はあるだろうが、彼らは走り、プレスをかけてくれている。メイソン、ブルーノ(フェルナンデス)、ダン(ジェームズ)、マーカス(ラッシュフォード)がもたらしたエネルギーには満足している。彼れがあまりにも素晴らしかったので、交代する必要がないと感じた。
トップ4バトルの鍵
我々にとって大きな週末になった。大きな勝ち点3だ。ウエストハムもトップ4を狙っているチームなので、大きな勝利。しかもクリーンシートに抑えられた。最近は守備も安定していて、姿勢や気持ちの部分も改善している。我々は若いチームなので、経験と自信はついてくるもの。ケガ人もいるが、今日出場した選手たちは良かった。
今週
大事な1週間になる。ヨーロッパリーグにFAカップと続く。木曜の試合で何人か復帰できれば嬉しい。そして良いパフォーマンスを見せたい。(負傷離脱中の)5人に戻ってきてもらいたい。ダビド(デ・ヘア)もね。ドニー(ファン・デ・ベーク)、エディンソン(カバーニ)、ポール(ポグバ)も復帰できるかもしれないし、アントニー(マルシャル)は大丈夫だろう。協力なメンバーを連れてイタリアに向かえると思う。
<元記事:オーレ「メンタルを試す良い機会だった」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
さすがにハードワークが続いているからか、ジェームズのクオリティーが下がってきている気がする。特に、パスの精度やプレー選択といった部分で。その意味でもマルシャルが復帰してCFとしてここで結果を出してもらいたい!ヨーロッパリーグで次に進むためには敵地でゴールが必要なんだし!
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