ファーディナンドは劇的同点ゴールを被弾したエヴァートン戦でのワン・ビサカにも激怒し、リーダー不在も嘆く
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プレミアリーグ2021 Metro, アーロン・ワン・ビサカ, リオ・ファーディナンド
リオ・ファーディナンドは、マンチェスター・ユナイテッドがアディショナルタイムに同点にされたシーンでのアーロン・ワン・ビサカに激怒した模様。
© BT Sport
オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドは土曜日にオールド・トラッフォードでエヴァートンと3-3で引き分けてしまったためにタイトルレースから大きく後退。
ハリー・マグワイアとダビド・デ・ヘアは、ドミニク・カルバート=ルーウィンに決められた3失点目のシーン直前のミスによって批判に晒されている。
だが、ファーディナンドはエヴァートンにFKを与える前のシーンでボールを失ったワン・ビサカについても非難。
© Getty Images
ファーディナンドは、自身のYoutubeチャンネルで次のように語った。
私は、FKの前のシーンに怒っていた。アーロン・ワン・ビサカは試合のあの時間帯ならではの終わらせ方を理解していないといけなかった。
インサイドに出したバスをあんな感じで奪われてしまうのは罪深いこと。現役だったらドレッシングルームで怒り狂って叫んでいただろうね。
その後、案の定、投入されたばかりの若いトゥアンゼベが不要なFKを与えてしまった。そしてFKは守備の壁を越えて行った。
だけど、たとえFKを跳ね返せなかったとしても最後のところで守ってくれると期待したが、そうはならなかった。
言うまでもなく、ドミニク・カルバート=ルーウィンにボールが渡った時、ダビドはオフサイドを主張するために手を挙げていた。そうしてしまってから状況を整理し、手を動かして、主審に何が起きているのかと聞いたのです。
そしてボールはネットを揺らしていました。2ポイントを失い、大きな失望を味わうことになった。
私からすれば、現時点での問題はリーダーがいないことだ。
勝利しているときは問題ない。それは重要じゃないからね。負けた時、ポイントを取りこぼした時、聡明な人物や物事がハッキリと見えている人物が必要になる。追い込まれた時にも冷静さを保ち、そういった状況で周囲を先導できる者が現時点で私には見当たらない。
エヴァートン戦の引き分けによりマンチェスター・シティとの差は5となり、しかもシティは消化試合が1少ない。
そして、ファーディナンドはユナイテッドがタイトルを狙うにはあと1シーズンは必要になると指摘。
ユナイテッドはタイトルレースから脱落したと思う。勝利し続け、シーズン中に見せている悪癖である一貫性の欠如を正さない限りダメだし、もし変われれば強かったユナイテッドが戻ってきたと言えると思う。
だけど、10連勝とか15連勝するに十分なチームには見えない。こうやって取りこぼすからね。だから、トップ4を目指すべきだと思う。2位とか3位にはなれるんじゃないかな。
ホームでしっかり勝ち切ることが出来ていないからね。優勝には程遠い。
リヴァプール、チェルシー、トッテナム、アーセナル、レスターあたりも同じように取りこぼしているから2位でいられているけど、ユナイテッドの勝ち点とか得失点でいったらそこまで前シーズンから劇的に改善していないような気がする。
シティは怪我人やコロナ陽性者が出ててもあの強さだからなぁ。手負いのシティ相手にフルメンバーのユナイテッドで挑んでもしんどいイメージしかない。
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