SNS上で人種差別攻撃を受けたトゥアンゼベがインスタ更新して沈黙を破る
公開日:
:
プレミアリーグ2021 Manchester Evening News, アクセル・トゥアンゼベ, 動画
マンチェスター・ユナイテッドのDFアクセル・トゥアンゼベは、シェフィールド・ユナイテッドに1-2で敗北した後にSNS上に寄せられた人種差別な投稿について沈黙を破った。
© Getty Images
トゥアンゼベは水曜日にオールド・トラッフォードで行われた試合で2019年の10月以来となるプレミアリーグでの先発を果たしたが、この夜は試合中に起こった出来事により苦々しいものとなった。
チームメイトであるアントニー・マルシャルも同じく人種差別攻撃の標的となり、木曜日の午後にはユナイテッドの公式サイトがそういった行動を非難する声明を発表した。
人種差別論者はユナイテッドの2人をInstagram上でターゲットにし、2人のアップしていた投稿にコメントを加えた。
これに対し、ユナイテッドは以下のような声明を発表。
マンチェスター・ユナイテッド全関係者は、昨夜の試合後に選手たちに向けられたソーシャルメディア上での人種差別的な表現に嫌悪感を覚えています。
我々は、このような行為を強く非難します。ソーシャルメディア上でファンの方達が憎悪の念を抱いてくださったことを心強く思っています。
マンチェスター・ユナイテッドは、いかなる差別も許しません。All Red All Equalイニシアチブの活動を通じ、我々は長年差別に反対しています。
匿名で、心なく、愚かな投稿をした人物の特定は難しく、我々はソーシャルメディアプラットフォーム、そして規制機関に対して、今回のような行動の防止を強く求めてまいります。
キャプテンのマグワイアも次のように投稿している。
UNITED against racism. We will not tolerate it 🔴⚫️ pic.twitter.com/lR8Qcnxq4N
— Harry Maguire (@HarryMaguire93) January 28, 2021
そして今、トゥアンゼベが本件について沈黙を破った。
自分の人種、
自分の信仰、
自分の肌の色
=フットボール
#NoToRacism #UnitedAgainstRacism
この投稿は同じプロ選手らに支持されており、元リヴァプールFWのドミニク・ソランケは💛の絵文字でリプライしている。
元チームメイトのアンヘル・ゴメスもシンプルに3つの💛の絵文字で賛同。
他にも、元チェルシーのタミー・アブラハムや元チームメイトのティモシー・フォス・メンサーなど続々と反応している。
こんな酷いリアクションするのはファンでもサポーターでも無いよ。
たとえ選手のパフォーマンスが酷くて批判や非難のターゲットにすることがあったとしても、人種差別のターゲットにしてはいけないでしょ。
パフォーマンスが悪かった人は監督なりコーチなりキャプテンなりから咎められてると思うから、SNS上でまで本人に分かるような言う必要は無い気がするけどな…。そもそも周囲から言われなくても本人も自覚あるだろうし。
ただ、スタジアムでふざけたプレーした選手にブーイングや罵声が飛ぶことが無くなってるから、SNS上での(人種差別じゃない)ブーイングは選手にとって発奮材料になるのかも?
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。