延長戦に行かずに試合を終わらすべきだったと監督談話
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、オールド・トラッフォードで行われたFAカップ5回戦の勝利したウェストハム・ユナイテッド戦を振り返り、準々決勝進出に満足しているとコメント。
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後半のパフォーマンスはベストと言える出来ではなかったとしつつも、週末のエヴァートン戦での痛恨ドローを喫した後で挽回した点を評価した。
以下は、 MUTV と BBC 、そして記者会見の席で指揮官が語った内容は以下。
苦戦だった
(苦戦だったが)それは実際、あまり重要ではない。カップ戦では、何がなんでも勝つ、それが重要だ。エヴァートン戦が意気消沈する結果に終わったあとでよく挽回できた。あの決勝点はメンタル的にもダメージが大きかったが、この試合ではしっかり集中し直してプレーすることができた。
無失点は意義がある
クリーンシートを守ることができた。記録を見返すと、これまでもかなりの数のクリーンシートを達成できている。とくにビッグマッチでは無失点に抑えることができている。最初の3試合で11失点したのはいただけない。あの頃はまだきちんと体制が整っていなかった。しかしそれを除けば決して悪くはない。
後半に揺らぎ
最終的には15から17くらいシュートを打っていたから、もっと決定力が必要だったと言える。もっと早い時間に試合を決めて、90分で終えるべきだった。しかし時にはそれが叶わないこともある。後半はやや苦しんだ。前半には、2、3回ビッグチャンスがあった。メイソン(グリーンウッド)とアントニー(マルシャル)、それからビクトル・リンデロフのシュートも、相手GKの好セーブに阻まれた。アレックス(テレス)のCKもよかったが、ドニー(ファン・デ・ベーク)がクリーンなシュートを打てなかった。前半戦はゲームを支配できていたし、我々がコントロールしていた。しかし後半戦はあまり良い出来ではなかったね。得点を決めてからも、あと2、3点は入れられただろう。あまりにチャンスを無駄にしていた。もっとしっかりゲームをコントロールすべきだった。
次戦もホームでの試合を希望?
どのみちファンはいないからそれほど関係ないが、移動がない点ではオールド・トラッフォードでの方が好ましいだろうね。もちろん、すべての試合に勝ちたい。そして決勝まで辿り着きたい。それこそがマンチェスター・ユナイテッドの存在意義だからね。カップ戦ではときにラッキーな抽選もあるが、我々はこれまであまりそういった恩恵にはあずかっていない。しかし決勝戦に一歩近づいたのは間違いない。このあとは日曜まで試合がないから、しっかり準備もできる。今日120分プレーしたことも日曜の試合に向けての良い鍛錬になったよ。
ドニーのパフォーマンス
前半は、全体もドニーも非常に良いプレーができていた。お互いにうまくスペースを作れていたし、彼は自分に課せられた任務をよくこなしていた。彼は細かいところで器用なプレーができる。アレックスとの連携からチャンスもあった。後半は、チーム全体がやや後退していたから交代策をとった。
ディーンのクリーンシート
試合の時はいつでも、我々のGKにとって穏やかな夜になってほしいと願っている。そして多くの場合願ったとおりになる。ディーン(ヘンダーソン)は、終盤のヘディングの場面を除いてすべて良かった。あの場面ではおそらく若干ボールから視線を外していたのだろう。ダビド(デ・ヘア)は、常にボールから視線を逸らさず、集中し続ける、ということを徹底している。チャンスというのは突然やってきて、ふいにセーブしなければならない場面が訪れるからね。
<元記事:オーレ「90分で勝ち切るべきだった」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
フェルナンデス、マクトミネイの投入がもう少し早ければ90分で決着ついていたのでは?=交代のカード切るの遅くないですか?っていう質問は出なかったのかね。
ファン・デ・ベークは、後半に左サイドでボールを受けたシーンで仕掛けなかったのが残念だった。裏を回るサポートの動きが遅かったのも事実だけど、縦に仕掛けてクロスを狙うとか、カットインしてシュートを狙うってのをやっても良かったんじゃないかな。他の試合でもあったけど、チャレンジして欲しい場面で仕掛けないことが多いような?
ヘンダーソンが集中力切らしてたと指摘されたシーンは正面に飛んできたヘッダーをキャッチしそこねたシーンかな?だったら、むしろヘッダーを打たせたDFを不甲斐なく思ったし、ヘッダーがGK正面に飛んで助かったと思ったけどね。
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