ギリシャが隔離対象国に加わればラッシュフォードとリンガードはプレシーズン開始に間に合わず
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移籍情報19 Daily Mail, ジェシー・リンガード, マーカス・ラッシュフォード
マーカス・ラッシュフォードとジェシー・リンガードは、2週間の隔離が生じるのを避けるためにギリシャでの休暇を早めに切り上げないといけないのかどうかがハッキリするのを気をもみながら待っており、もしも隔離が必要になればプレシーズンのトレーニング開始に間に合わなくなる模様。
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ユナイテッドの仲が良い2人は、今週末から休暇から戻った観光客が隔離の対象になる可能性が出たにも拘わらず、ユナイテッドがセビージャに敗れてヨーロッパリーグの舞台から姿を消したことで、今週初めにギリシャに飛んだ。
ラッシュフォードとリンガードはユナイテッドの承認を得て旅行に向かったが、オーレ・グンナー・スールシャール監督は選手に対して、9月1日のプレシーズン練習開始日に間に合わせなければならないと警告されていた。
もしも土曜日から適用になっている隔離に関して、木曜日に更新されるガイダンスで隔離対象国リストにギリシャが加わってしまえば、イングランド代表の2人はこのスケジュールには間に合わない。
ギリシャは木曜日にコロナウイルスの新規感染者が250名を記録したことで、隔離の対象国リストに加えられると予想されている。この数字はギリシャでの今回のパンデミックで2番目に多い数字だ。
フィンランドは水曜日にギリシャを隔離必須な国のリストに加えており、イギリスがこれに足並みを揃えれば、ラッシュフォードとリンガードは土曜の朝に自宅に急いで戻ることになるだろう。
ラッシュフォードの状況は同じくイングランド代表のガレス・サウスゲート監督にとっても心配の種となっており、サウスゲート監督は来週発表されるUEFAネーションズリーグのデンマーク戦、アイスランド戦に向けた22名に含めることを検討しているためであり、ラッシュフォードが隔離の対象になってしまえば代表戦2試合に出場することは不可能となる。
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皮肉なことに以前は感染のレベルも低かったためギリシャは安全だと考えられていたため、この夏にプレミアリーグのスター選手の多くも訪れており、デレ・アリ、ジャック・グリーリッシュ、ジェームズ・マディソンもそれぞれトッテナム、アストン・ヴィラ、レスター・シティのプレシーズン開始前に休暇でギリシャを訪れていた。
ラッシュフォードとリンガードは昨夏、休暇先のマイアミでのやらかし動画をスナップチャットで投稿した件でユナイテッドから叱責を受けるという問題を起こんしている。
ユナイテッドの緩いコロナウイルス対策については人々から疑問視されており、スールシャール監督は複数の選手に対してプレミアリーグ終了からヨーロッパリーグ再開までの期間に海外に行くことを許可していた。
今週の練習再開以来、12のクラブでコロナウイルスの検査において14回陽性反応が出ていたことが明らかになっており、この時期に選手が海外に行くことの潜在的な危険性が指摘されている。
プレミアリーグが再開されることに行われた35000回の検査で陽性反応が出たのは僅かに30回だけだったのが対照的であり、急激に増加しており、これは夏に選手やスタッフが海外に行った結果であるとみられている。
9月12日の新シーズン開幕まで3週間以上あり、陽性反応が出たからといってプレシーズンの準備を混乱させることは無いと考えられている。木曜日には新シーズンの日程が発表されることになっているが、クラブ側にはスタジアムや練習場でのコロナウイルス対策を継続することが求められている。
プレミアリーグでは、新シーズンは選手たちに1週間に1度の頻度で検査を行うことが予想されている。
オフシーズンが短い分、しっかりと休んで心身ともにリフレッシュしてもらいたい一方で、コロナウイルスに感染してもらっちゃ困る。
どこもビーチは人が多くてそういった観光地を抱える国では今の時期は感染者数が増えてそうだしなぁ。かといって、イギリスに留まってリフレッシュってのも難しいだろうしなぁ。
マイアミじゃなくてギリシャにしたってあたりが一応はコロナウイルスのことを考えてはいたんだろうけど、国の隔離政策の最新動向に振り回されてプレシーズン開始に間に合わなくなってしまうのだろうか…。
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