ギグスがユナイテッドはついに見るのが楽しいチームになったとコメント
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プレミアリーグ19-20 Daily Star, ライアン・ギグス
ライアン・ギグス氏は、マンチェスター・ユナイテッドがついに、ようやく、観戦する価値を取り戻したと認めている模様。
© Getty Images
ユナイテッドのレジェンドはタイトルを獲得した最後のシーズンとなっている2013年の一員だった。そして、それ以来のクラブの凋落をクラブの内と外の両側から目の当たりにしてきた。
イングランドでの最多出場記録を打ち立てたあと、ギグスはファン・ハール監督のアシスタントとして2シーズンを過ごした。
オランダ人指揮官は、27年間に及ぶ素晴らしいサー・アレックス・ファーガソン監督の後釜として成功を収められなかった3人のうちの1人である。
ディビッド・モイーズはファーガソン直々の後継者として期待されたが1シーズンともたず、ファン・ハールの後任になったジョゼ・モウリーニョは解任されるまで2年半に渡って指揮を執った。
多くの解説者は、現在の指揮官であるオーレ・グンナー・スールシャールも同じ運命を辿ることになると予想していたが、先週末にトップ4入りを果たすという快挙を達成した。
ギグスからすると、ユナイテッドが攻撃に重きを置き、熱意を持ってゴールを奪っている姿を見るのはアメージングだとのことであり、現時点でタイトルを獲得することよりも重要なことであるという。
ユナイテッドで13度プレミアリーグのタイトルを勝ち取ったウェールズ代表監督は、次のようにコメント。
全てのスポーツにはサイクルがある。ずっとトップに君臨するというのは非常に難しいことだ。
だが今は、ユナイテッドファンとして、ユナイテッドの選手を見てこのように思っている。
「そうだ、彼らは私が見るのが楽しい選手たちだ。」
全部の試合に勝てるわけじゃないかもしれない。だが、彼らは”ユナイテッドの選手”に見えるんだよ。
彼らの大半はスールシャール監督の引き抜きによるものであり、前任者が獲得した選手たちは徐々にいなくなってきている。
46歳になったギグスは次のように続けた。
モイーズは1シーズン持たなかったし、クラブの補強は常にイミフだった。
ユナイテッドにはサー・アレックス時代の選手がいて、モイーズが獲得した選手がいて、そしてファン・ハールが獲得した選手がいた。それぞれが異なる哲学に基づく選手たちであり、異なるタイプの選手だった。その後、モウリーニョが彼の哲学に沿った選手とともにやって来た。
ユナイテッドはそういった様々な文化がミックスされていたが、彼らは本当にユナイテッドらしい選手だったのだろうか?そういった異なるタイプの選手を放出するのに時間を要した。これこそが、オーナーとクラブの一貫性が重要であることの理由だよ。
例えば、ユルゲン・クロップはリヴァプールで5年を過ごしている。そして毎年、向上している。
だが、彼の哲学に合わない選手を放出するのにも時間がかかるんだ。単に新たな選手を獲得するだけの話じゃない。
<元記事:Ryan Giggs feels Man Utd are finally worth watching now club has identity again@Daily Star>
ファギー踏襲っぽい感じのモイーズ(実際にはクロスマシーン)からポゼッション重視のファン・ハール、堅守カウンターのモウリーニョと監督の哲学というよりは、「プレミアリーグでの経験」とか単に「監督としての経験」だけを重視したって感じの監督人選だったもんなぁ。
今のスールシャール体制も、調子落とした時にどうなるか分かんないけどね。特に、アディダスとの契約の縛りで2年連続でチャンピオンズリーグ出場権を逃すとなるとどうなることやら…。
少なくとも、ファンからすれば今は前任者3人よりも攻撃の人数は多いし、ゴール前の人数がおおいから、見ていて楽しいってのは間違いない!
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