リンガード不調の背景には母のうつ病治療と兄弟の世話があった
ジェシー・リンガードはここ2シーズンほどの自身のマンチェスター・ユナイテッドでのパフォーマンスに影響を及ぼした個人&家族の問題について語った模様。
© Heads Up Sound of Support series
ユナイテッドのMFはピッチ上でのパフォーマンスに苦しみ、幾つかの厳しい批判に晒されているが、最近になってピッチ外での問題が影響を与えていたことを初めて明かされた。
リンガードは今、母親がうつ病を患ったこと、そしてそれによってリンガードが若い弟と妹の面倒を見る必要があったことが大きな影響を与えたと認めた。
リンガードはレスター・シティとのプレミアリーグ最終節でゴールを決めて良い形でシーズンを終えることが出来た。この勝利により、ユナイテッドはプレミアリーグで3位を確定させた。そして、リンガードはファンへの個人的なメッセージの中で次のように自身に起こっていたことを明らかにした。
私は、選手としての自分と個人としての自分を見失っていました。
私は、ファンの皆がフラストレーションを溜めていたことを分かっています。ですが、いつだって私のこのクラブへの愛情とクラブに携わるすべての人々へと愛情が消えることはありません。
BBCのプレゼンターであるマヤ・ジャマに対し、リンガードはメンタル問題について次のように語った。
私は、全てを内側に留め、自分の中で対処しようとするタイプの人間ですが、様々なことが起こったんです。そして、それを話すのに今が適切な時期だと感じました。
昨シーズン、私と家族にはピッチ外で様々なことがありました。そのため、私はピッチ上で良いパフォーマンスを見せることが難しかったのです。
私は家族を重んじており、私の母は昨年、うつ病を患っていたのです。母はその治療のためにロンドンへ行っていたため、私が12歳と15歳の弟と妹の面倒をみなければいけませんでした。
それと同時にフットボールもしていました。今、私はこれを明かすべきタイミングが来ました。そして、私はこのことを家族とスタッフに明かしたのです。それによって、私の気持ちはとても楽になりました。
そんなことがあったのか!
シーズンを通してまるでピークを過ぎたような残念なパフォーマンスだったけど、最終節にゴールも取れたし、お母さんの状態も改善しつつあるのかな?
お母さんの回復、そしてリンガード自身の復調に期待せざるを得ない!
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