アスタナ戦のスタメン予想【若手いっぱい】

マンチェスター・ユナイテッドは、カザフスタン王者アスタナとのヨーロッパリーグ・グループステージ第5節に僅か4名のレギュラー格だけで挑もうとしている。

© Getty Images

ルーク・ショーとアクセル・トゥアンゼベは負傷からの復帰を目指しており、今回の遠征メンバーの一員として帯同している。控えGKのリー・グラントはユナイテッドでの公式戦2試合目となる出場を勝ち取ろうとしており、一方でジェシー・リンガードも復調するためのチャンスが与えられるものと考えられる。

オーレ・グンナー・スールシャール監督は遠征メンバーに14名の10代の選手たちを含めており、多くの選手がファーストチームデビューを果たすことになるとみられている。スールシャール監督は記者会見で、、ディラン・レヴィット、ダイショーン・バーナード、そしてイーサン・レアードは全員出場するだろうと語っていた。そして、彼らよりも経験を積んでいる若手選手であるメイソン・グリーンウッド、タヒス・チョン、アンヘル・ゴメスも同じようにピッチに立つべきである。

タイロン・マーシャル

この試合でスールシャール監督が何名かの主力を休ませる口実は常にあったが、これだけ多くの若手が帯同しているのには驚いた。

グラントは最年長スタメン選手になるべきであり、これがユナイテッドでの最初のスタメン出場になる。彼の前の守備ラインでは、レアードがRSBとして先発し、調子を取り戻すために時間が必要なショーがLSBとして出場するだろう。だが、マックス・タイラーがショーの代わりにこのポジションで先発しても驚きではない。トゥアンゼベのパートナーとして、バーナードがプレーすることはスールシャール監督が認めている。

中盤では、ジェームズ・ガーナーとレヴィットが今シーズンのU-23で活躍しており、この試合で価値を証明したいリンガードの背後で2人ともプレーするだろう。

グリーンウッドは最前線でプレー可能であり、チョンが左サイドに入る。今シーズンのU-23で輝きを放っているのはラルジエ・ラマザニであり、U-23での好調なパフォーマンスによって、右サイドでのプレー機会を与えられることだろう。

ドミニク・ブース

スールシャール監督がこれだけ多くの若手選手を帯同させたことは称賛に値するが、まだ消化試合になっていないガチのヨーロッパリーグであるため、ノルウェー人指揮官は可能な限り強力なメンバーをピッチに送り出さねばならない。

ジオゴ・ダロトが負傷により欠場するため、レアードは主戦場であるRSBで出場することになる。レアードは中盤でもプレー可能であり、最近のU-23では中盤で印象的なプレーを見せている。ショー、トゥアンゼベ、リンガードの3人はプレー時間が必要であり、今シーズンはファーストチームでの出番が足りていない。前線ではチョン、ゴメス、グリーンウッドが選ばれるのは間違いなく、一方ではラマザニの途中出場が見られれば嬉しい。

あと残るはCBのポジションであり、トゥアンゼベの横でバーナードがプレーすることになるだろう。17歳は今シーズンのU-23で計り知れないパフォーマンスを披露しており、彼には前途有望な未来があることを示す可能性がある。バーナード、レアード、レヴィットらがカザフスタンでどんなプレーを見せてくれるのかが楽しみだ。

シャルロット・ダンカー

スールシャール監督はスタメンに関して推測する余地をあまり残しておらず、記者会見の場で既に7名については明らかにしている。

トゥアンゼベ、ショー、リンガードはプレー時間を必要としており、彼らにこの試合でスタメン出場の機会が与えられなければ意味がないだろう。特に、ショーとリンガードにとっては自分の価値を証明する大きなチャンスであり、リンガードは今シーズン良いところを見せられていない。

先発する若手選手に関しては、レヴィットは金曜のU-23のサンダーランド戦で活躍したことで先発に値する。レアードは精力的にプレーでき、ここしばらくスールシャール監督のレーダーに引っ掛かっている。また、バーナードは今シーズンのU-23で堅牢な守備を見せている。

残る4つの席は、グリーンウッド、ガーナー、ゴメス、チョンが手にするだろう。ゴメスとチョンは最近はファーストチームでの出場機会を得ることに苦戦しており、両者ともに契約の問題があるためピッチで素晴らしいパフォーマンスを示したいところ。

サムエル・ラックハースト

既にファーストチーム入りしている4名の若手はそれぞれ異なる理由で出場機会を必要としている。チョンは今シーズン先発出場した試合が無く、ゴメスは前回のアスタナ戦で後半消えた。契約問題でゴタゴタしている彼らにプレー時間を与えるのは価値あることだが、彼らは考えているほど良い選手だろうか？今日の試合ではどちらかがベンチ入りしているラマザニと交代する可能性がある。

グリーンウッドはゴールを重ねているが、先発出場は1試合だけであり週末もゴールを決めただけにここは先発に値する。レヴィットとレアードは遅かれ早かれデビューする運命だった。バーナードはトゥアンゼの隣に入り、後方にはベテランのグラントがゴールマウスを守ってくれることで少なくとも落ち着きを得られるだろう。

＜元記事：How Manchester United should line up vs FC Astana＠Manchester Evening News＞

若手が多いだけに、相手の圧に負けて縮こまっちゃうことが無いように！

そのあたりをリンガードやショーあたりが上手くチームを統率出来れば良いかな。

若手いっぱいだから経験値という点では不安もあるけど、勝手知ったる仲間が多いことが、若手にとってプラスに働きますように！

プレミアリーグ人気ブログランキングへ！！！