今もモウリーニョ監督はクビとの戦いを続けている
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移籍情報18 Daily Star, ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、最近チームのフォームが急激に戻ってきているにも関わらず、マンチェスター・ユナイテッドでの指揮官の座を守る戦いを今も強いられているとダンカン・キャッスルズ氏が主張している模様。
© Getty Images
モウリーニョ監督率いるユナイテッドは直近のプレミアリーグ4試合で3勝をあげており、トップ4との差を縮めている。
ユナイテッドは悪夢のシーズンスタートを切り、ポルトガル人指揮官にはプレッシャーがのしかかっていた。
ジャーナリストのダンカン・キャッスルズ氏は、モウリーニョ監督のオールド・トラッフォードにおける状況についての最新情報を”Transfer Windew”のポッドキャストにて次のようjに明かした。
モウリーニョ監督は今もクラブで生き残るための戦いを続けている。
毎試合、ミスがないか、悪い結果が出ないかとモニタリングされている。ユベントス戦(オールド・トラッフォードでのチャンピオンズリーグの試合で0-1の敗戦)の後で起きたことを見ただろう。
マーカス・ラッシュフォードの記事を見たかもしれない。彼が、イングランド代表ではどれだけ良いプレーをしているかという記事だ。その記事ではラッシュフォードがクロアチア戦で絶好機を外してしまったことなどは無視されていた。そして、マンチェスター・ユナイテッドにとって更に悪いことに、ユナイテッドでラッシュフォードの起用法について決断を下す監督のことを悪く書いているのだ。これが現在のメディアでのモウリーニョ監督の毛嫌いされっぷりを示しているものだと思う。何故なら、彼を嫌うことが出来るし、彼を批判する方法はたくさんあるからだ。だが、もし辞書で言葉を調べることが出来るなら、彼のことを”バカ”だとは絶対に表現することは出来ないはずだ。
だが、キーポイントは、彼はプレッシャーに晒されており、椅子を守るための戦いの最中であるということだ。
彼はエド・ウッドワードCEO、上層部、グレーザー家オーナーに一刻も早く補強をするようにとプッシュしているし、質の高い選手、経験豊富なCBのリーダーを獲得するように訴えている。もう何ヶ月も何ヶ月も求めているし、1月の移籍市場での獲得を目指している。
ユナイテッドは、土曜日のボーンマス戦では0-1から逆転勝利。アントニー・マルシャルとマーカス・ラッシュフォードのゴールにより、カラム・ウィルソンの先制点で奪われたリードを奪い返したのである。
モウリーニョ監督は次のように語っている。
我々がミスをしたら、忘れる代わりにプレーし続ける。それが不安定を招いてしまうからね。ゴールの数分後に、ライアン・フレイザーがダビド・デ・ヘアを強襲したようにね。ミスが不安定を呼び込んでしまうんだ。
まるで我々がこの1週間戦術練習をしていなかったようだった。ハードワークした私からすれば、これは最悪なことだよ。
だが、我々は試合はまだ終わっちゃいないという信念があった。後半、私はチャンスを創り出しても決められない展開にフラストレーションを募らせたことを理解できるよ。
クリス・スモーリング前大統領は、ユナイテッドの復活はかつてのサー・アレックス・ファーガソンのもとでの黄金時代の特徴だった盛り返しの再発見にインスパイアされたものだと信じている。
直近の4試合のうち、土曜日のボーンマス戦の2-1逆転勝利がビハインドから盛り返した試合の3試合目であり、後半のアディショナルタイムに決勝ゴールを叩き込んでの勝利だった。
ファーガソン元監督はクラブの若手選手の育成でも名声を集めており、バイタリティ・スタジアムで決勝ゴールを叩き込んだのはアカデミー卒業生のラッシュフォードだった。これもまた伝統の復活を示すものである。
この伝統に関して、28歳の前大統領は次のように語っている。
我々は絶対に諦めないという姿勢を示せた。それを見て取れたと思っています。
前半がどんだけ悪かろうと、後半は良いプレーができるし、勝利できると全員が信じていました。素晴らしいフィーリングでしたし、これがチームの一体感を増してくれます。
<元記事:Jose Mourinho: Man Utd boss still fighting for life at the club – journalist@Daily Star>
最近のチーム状況を見ると、そんなにチーム内の雰囲気は悪くないんじゃないかって感じがする。
ただ、絶賛塩漬け中のバイリーとペレイラが気になるけど。
でも、それもショーとかマルシャルとか塩漬けからの復活組という良い例があるから、「ハマってるお前らも頑張れよ!」(日大風)なんて選手たちから励まされているかもな。
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