リヴァプール&クロップ監督はラムジー獲得レースからの撤退を決意
リヴァプールとその監督であるユルゲン・クロップ監督は、2つの理由でアーセナルのMFアーロン・ラムジーの獲得オファーを出すことをしない決断を下した模様。
© Getty Images
アーセナルの上層部はラムジーに対して今週、話し合いの場で直接ラムジーに新契約をオファーしないことを伝えた。
この話し合いの進展により、ウェールズ代表はアーセナルを去ることが決まり、アーセナルで10年以上プレーしているラムジーは1月かシーズン終了時にクラブを去ることになった。
プレミアリーグでライバルであるリヴァプールは27歳の獲得が噂されていたが、Daily Mirrorは獲得には動かないと主張している。
主な理由は、アーセナルの3度のFA杯制覇に貢献したラムジーはリヴァプールやクロップ監督が求める人物像にフィットしないという点である。
ラムジーはボクシング・デーで28歳になり、クロップ監督はアンフィールドに三十路近い選手を呼びたくないとの意思を示している。
リヴァプールがラムジーを欲しない他の理由として、MFのスペ体質があるとMirrorでは指摘する。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも同じようにラムジーの獲得に関心を示しており、リヴァプールのレジェンドであるスティーブ・マクマホン氏は古巣に対し彼を狙わないなんてのはミス以外の何物でもないとSky Sportsでコメント。
リヴァプールは彼を手に入れられたらチームは良くなる。彼はストライカーの背後でプレーするMFであり、リヴァプールにはその手のタイプがいない。
リヴァプールには前線でプレーするタイプの良いMFがいる。リヴァプールにはゴールを決める最前線のストライカーであり、スピードを持っているし、良いDFも揃っている。
だけどちょっと試合が停滞した時に、前へと出ていけるMFが揃っていない。第三の動きが出来る選手だよ。単にそういう動きを仕掛けてゴールを奪うだけにとどまらず、他の選手のためにデコイランでスペースを創り出すような選手だ。
ラムジーはそういう選手の1人であり、素晴らしいテクニックを兼ね備えたゴールを奪えるMFだ。
クラブには、クラブのレベルにあった選手が必要だ。アーセナルには彼らの給与体系があり、リヴァプールならラムジーのそういった要求にも応えることが可能だ。
<元記事:Why Liverpool and Jurgen Klopp have decided not to sign Arsenal star Aaron Ramsey@Metro>
30近い選手は要らないってのは分からなくも無いけど、1月の時点で首位シティと肉薄していたら、何十年ぶりという優勝のための着火剤としてラムジーを欲しがらないとも言い切れない気もするけどな。
スペ体質が気になるってのも分かるけど、レギュラーとして考えなければそこはそれで何とかなりそうな気もするけどね。現に、今の攻撃陣がゴール決まらず問題があって、確実に活躍する即戦力を最低1人は獲らないといけない的に切羽詰まってるわけじゃないだろうし。
イタリアあたりに行きそうな気がしないでもないけど。ユベントスあたりがまたずる賢くフリー移籍で持っていくような気がする。
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