マルシャルの移籍が実現しなかった理由を専門家が指摘
公開日:
:
移籍情報18 Daily Star, アントニー・マルシャル
マンチェスター・ユナイテッドがこの夏、アントニー・マルシャル売却を拒否したが、移籍が実現しなかった背景が暴露された模様。
© Getty Images
ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、マルシャルが子供の誕生のためにアメリカでのプレシーズンツアーを離脱した後で再びツアーに戻らなかったことで、公の場でマルシャルのことを批判。
しかし、マンチェスターを代表するビッグクラブは、価値ある資産を現金化することは無かった。
エド・ウッドワードCEOが売却しない決断を下した背景には、古巣モナコとの間に交わされた契約に盛り込まれた売却の条件によるものだと言われている。
しかしながら、実情がジャーナリストのダンカン・キャッスルズ氏によって明らかになった。
キャッスルズ氏は、Transfer Window Podcastにて次のように語った。
この夏マンチェスター・ユナイテッドがマルシャルを売却しなかったのは、マルシャルの古巣であるASモナコが彼をユナイテッドが売却した際に50%の金を受け取るという合意がなされているからだと言われている。
私はモナコの人間に確認したが、彼らはそんな条約は無いと言っており、移籍時に一切の金を受け取る資格は無いと言っていたよ。
マンチェスター・ユナイテッドがマルシャルを当時のティーンでは世界最高金額である8000万ユーロ(約106億円)に3つのボーナス条項を付けて獲得したことはさして驚いたことではなかった。
それが要因になるということは忘れることが可能だ。
マルシャルが売られなかったのは、エド・ウッドワードCEOは売却しても十分な金を得られないことを懸念したのさ。そして、ウッドワードCEOは彼をクラブに留めることにしたんだ。何故ならウッドワードCEOはマルシャルはユナイテッドで成長すべき選手だと感じているからね。
たとえ選手が退団を望んでいたとしても。そして代理人もその実現に力を注いだとしても、さらには監督もそういう状況を感じ取ったとしても、最も実用的な動きとしては契約延長して、他の選手獲得に金を投じることだ。
マルシャルの代理人であるフィリップ・ランボレー氏は、夏にマルシャルがユナイテッド退団を望んでいることを明かしていた。
あらゆる要因と可能性を考慮した結果、アントニーはマンチェスター・ユナイテッドを去ることを望んでいる。
そこに至るまでには、多くの要因が存在し、今現在、それらを話すのは時期尚早だ。
世界で最もパワフルなクラブであるユナイテッドが8ヶ月にも及ぶ契約延長交渉に合意できないのであれば、彼らは本当にマルシャルのことをスカッドの一員としてほしいとは思っていないってことなんだと考えている。
それが退団を望む決断に至った理由であり、よく考え出された結論だ。
マルシャルは、今日のダービー・カウンティ戦でスタメン起用されるものと考えられている。
<元記事:Man Utd news: Anthony Martial transfer theory debunked by expert@Daily Star>
結局、金にならなそうだから、契約期間も多く残っていて、給料も高い状態にしてから売却しようと考えているってこと?
それだったら、案外モウリーニョ監督とウッディは似たベクトルを向いているってことなのかもしれないな。
前の記事
今日のミラー追悼試合はMUTVで無料放送
次の記事
[CC] 3回戦 ダービー・カウンティ戦
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。