シアラーに続きキャラガーもラッシュフォードに「移籍のすゝめ」
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移籍情報18 Metro, イングランド代表, ジェイミー・キャラガー, マーカス・ラッシュフォード
解説者のジェイミー・キャラガー氏は、もしもストライカーとして成長したいなら、マンチェスター・ユナイテッドを出ろとアドバイス。
© (The FA/REX
20歳は1-2で敗れた土曜日のスペイン戦でゴールを消えると、続く火曜日にキングパワー・スタジアムで行われたスイス戦でも決勝ゴールをマーク。
ラッシュフォードは今シーズンのユナイテッドで3試合に出場しているが、まだネットは揺らせておらず、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるユナイテッドはシーズン序盤に安定感のあるパフォーマンスが示せずに苦しんでいる。
ラッシュフォードはモウリーニョ監督からワイドなポジションで起用されることが多く、ワントップの位置にはロメル・ルカクが君臨する。
そして、キャラガー氏は、ラッシュフォードがストライカーとして常時出場する環境を得るために、オールド・トラッフォードを去る必要があるかもしれないと信じている。
Sky Sportsで次のように語った。
彼が抱えている問題は、ビッグクラブに所属する若いストライカー共通の問題だ。ポジションが一番の問題だ。
そしてルカクを見ていると、彼がいる限りラッシュフォードがCFのポジションを奪い取れるとは思わない。
だが、チェルシー時代のルカクを思い出してもらいたい。彼は、CFとしてのプレー機会を得るためにエヴァートンへ移籍せざるを得なかったんだ。
その後、エヴァートンでの1シーズン中のプレミアリーグ得点記録を更新し、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を果たした。
そして、エヴァートンはそういったクラブなのかなと思う。トップ6のすぐ下に位置していて、ルカクのような足跡を辿れるだろうし、毎週プレーすることになるだろう。CFとしてプレーすることになるんだ。
何試合かゴールが奪えなくとも、また次の週には試合が出れる。そうじゃないことが、ユナイテッドでの彼の問題だと思う。
昨シーズン、ブライトンとのアウェイゲームで、モウリーニョ監督はラッシュフォードを起用したが、次の試合ではすぐにルカクが先発に戻った。これがいつだって付いて回る問題だ。
© The FA/REX
ラッシュフォードはユナイテッドを去る必要があるかと問われると、キャラガー氏は次のようにコメント。
そう思うね。イエスだ。
マンチェスター・ユナイテッドでCFとしてプレーするためには、ワールドクラスになる必要があるんだ。ラッシュフォードはまだワールドクラスじゃない。彼は、23歳とか24歳ぐらいになれば、そうなれているかもしれない。
なので、ラッシュフォードはトップチームに戻ってくるために、いったん離れる必要があるかもしれないんだ。
<元記事:Jamie Carragher advises Marcus Rashford to leave Manchester United@Metro>
ユナイテッドがアカデミー出身の期待の若手を手放し、ラッシュフォードは新天地で成長してイングランド代表にプラスになる。
リヴァプールでプレーしたキャラガーにとっては、まさに一粒で二度美味しい提案だな苦笑
ただ、アンリのような例もあるし、WGで出場してプレーの幅を広げてCFとして開花するってパターンもある気がするしなぁ。
今のラッシュフォードは、周りを活かすとか、正しいプレーを選択するとか、そういう部分の成長も必要な気がするから、だったらむしろWGでプレーする方が良いような気もする。
その分、ゴールの匂いをかぎ分けるストライカーとしての能力は鈍っちゃうかもしれないけど。うーん、痛し痒し。
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