売却したヤヌザイとメンフィスには本当に買い戻し条項があるのか?
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移籍情報18 Manchester Evening News, アドナン・ヤヌザイ, メンフィス・デパイ
アドナン・ヤヌザイはこの夏のロシアW杯のグループステージ最終節のイングランド戦でスタメン出場し、印象的なプレーを見せた。
© Getty Images
元ユナイテッドのWGは、61分に右サイドからカットインすると左足でGKジョーダン・ピックフォードが守るゴールネットを揺らし、この試合唯一の得点を決めている。
23歳のヤヌザイは11月に2年ぶりにベルギー代表に復帰すると、レアル・ソシエダで見せている好調なフォームがロベルト・マルティネス代表監督にロシアW杯23名のメンバー入りを確信させた。イングランド代表戦がヤヌザイにとってはまだ代表での9試合目のことだった。
W杯のメンバーに選ばれたこともあり、ヤヌザイにはレスター・シティへの移籍が噂に上がった。
ヤヌザイは2015年には当時の所属元であるユナイテッドからボルシア・ドルトムントへとローン移籍したが成功とは言えず、その翌年はサンダーランドにローン移籍して恩師ディビッド・モイーズ監督と再会を果たした。ただ、サンダーランドは降格の憂き目にあってしまい、ヤヌザイはユナイテッドへと戻ってきた。
ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は1度もヤヌザイを公式戦で起用しなかったが、ヤヌザイは新天地ソシエダで活躍を見せており、サポーターはヤヌザイの放出は時期尚早だったのではとの不安を抱いている。
ヤヌザイのベストポジションはRWGであり、ユナイテッドはこの数年まさにこのポジションに適切な人材を見つけられず苦慮している。
ユナイテッドは昨年、ヤヌザイをレアル・ソシエダに売却した契約の中に買い戻し条項が含まれていると主張しており、その他2017年にリヨンに移籍したメンフィス・デパイ、QPRに移籍したシェーン・ゴスも同様に買い戻し条項があるとみられている。
デパイの買い戻しオプションについて聞かれた際、モウリーニョ監督は次のようにコメントしている。
なぜなら、彼非常に素晴らし選手になるポテンシャルがあるからだよ。ファン・ハール氏が彼を獲得すると決めた時、彼は非常に良いプレーを見せていた。ハール氏は彼のことを代表チームのときからよく知っている。彼はW杯のときには非常に若かったが、トップクオリティを示したいたからね。
オランダ代表で良いプレーをしていた。我々は、オランダリーグはプレミアリーグと同じではないことも知っている。だが、彼は非常に素晴らしいパフォーマンスを示していた。なので、ファン・ハール氏とマンチェスター・ユナイテッドは彼を獲得するという素晴らしい決断を下したんだ。
彼はここでの1年半で成功を収めることは出来なかった。だが、彼はまだ非常に若く、クラブにとってそういう才能を持った選手を完璧にコントロールすることが重要だと考えている。我々は彼がリヨンで素晴らしい活躍をすることを願っており、彼のことはみんな大好きであり、買い戻し条項を含めない理由がないだろ?
<元記事:Have Manchester United got Adnan Januzaj and Memphis Depay release clauses? @Manchester Evening News>
どこまでその買い戻し条項が有効なのか分かんないけど、ソシエダから他に移籍しちゃったらもう消えちゃんだろうな。そうなると、長くても2年ぐらいの間に買い戻すかどうかのジャッジを下す必要があるのかな。
モウリーニョ監督がいる間は、監督のプライド的に買い戻すことは無いような気もするけど、ソシエダが売却する際の優先交渉権みたいなのも契約に含まれてたりするのかな?
Comment
ポテンシャルポテンシャル言ってれば何でも済まされる雰囲気で良いですね。
ロナウドやメッシが若い内から出場できていたのはポテンシャルじゃなくて明らかに能力があったからです。ロナウドのシザースを織り交ぜたドリブルは誰にも真似ができなかったし、メッシは若い頃の方が走っていた。同タイプのリンガードの方がはるかに良い。
デパイは活躍しそう。RWGできれば残留していたと思うんだけどなー。
モウリーニョは長くても今季いっぱいだろうから、それまでは帰って来ない方がいいね。
これ以上才能を潰されるユナイテッドの選手は見たくない。
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