TD候補にFAのアッシュワース氏とRBライプツィヒのミッチェル氏も仲間入り
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移籍情報18 Sky Sports, ダン・アッシュワース, ポール・ミッチェル
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードに新たに設けようとしているテクニカル・ディレクターの役職の候補として、FAのテクニカル・ディレクターであるダン・アッシュワース氏と、RBライプツィヒの人事トップのポール・ミッチェル氏をリストアップしている模様。
© Getty Images
アッシュワース氏の評価はイングランド代表の各年代が大会を制したことでうなぎ登りであり、U-17代表とU-20代表はW杯を制し、U-19はユーロを制した。
47歳の元WBAのスポーティング・ディレクターは最近ブライトンとチェルシーでの同ポジションへの鞍替えが噂になっており、チェルシーでは昨年の11月にマイケル・エメナロ氏がモナコに去って以来彼の後任を見つけられていない。
アッシュワース氏の”イングランドのDNA”哲学は、全ての年代別代表が一緒にセント・ジョージ・パークで活動し、シャツのサイズだけが違うことを可能とした。
これまでスパーズやサウサンプトンで仕事をした経験を持つマンチェスター生まれのポール・ミッチェル氏氏は、サウサンプトン時代にはサディオ・マネ、デヤン・ロブレン、ナサニエル・クラインらを獲得し、その後巨額の売却益をクラブにもたらした。
スパーズでは、ミッチェル氏は、デレ・アリ、トビー・アルデルヴァイレルト、ソン・フンミン、キーラン・トリッピアーらをもたらした人材発掘システムを構築した。
元ユナイテッド守護神のエドウィン・ファン・デル・サールの手腕も注目されており、ローマのモンチSD、ユベントスのファビオ・パラティーチ氏らも候補であると考えられている。
これらの候補者の中から選ばれた1人は、ユナイテッドの既に大規模に膨れているスカウトのネットワークを再構築し、選手を最高値で買うことはしないユナイテッドに新たな哲学を作り上げることになるだろう。
Sky Sportsでは、TDの役職誕生はすぐには起こらず、クラブ史上初めてのSD招へいに関する議論が継続されるものと理解している。
先週、ジョゼ・モウリーニョ監督は、クラブのこの夏の移籍市場での動きの無さへの不満を繰り返し語り、自分は監督というよりもむしろヘッドコーチのようだとコメントしていた。
フットボールの形は変化している。監督は、現代ではヘッドコーチと呼ばれるべきだろう。我々には各分野のコーチングスタッフを抱えているわけで、監督というよりヘッドコーチに近い。それが現代のフットボールの形だ。
<元記事:Manchester United identify Dan Ashworth and Paul Mitchell for technical director role@Sky Sports>
やっぱりイタリアで活躍しているモンチ、パラティーチあたりを引っ張ってきてくれたら、どんなアプローチやクラブ戦略になるのか楽しみかなー。
個人的には、イングランド式以外のユナイテッドを長期的に反映させるためのプランってのを見てみたいかな。
ファン・デル・サールは、アヤックスとユナイテッドとのパイプ役としてこのままオランダに留まってもらうのも悪くない気がする。
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