代理人がマルシャルのユナイテッド退団願望を明かす

アントニー・マルシャルは、マンチェスター・ユナイテッドから去りたいという思いを固めたと代理人が語った模様。

© Getty Images

USFAのディレクターを務めるフィリップ・ランボレー氏は、フランスのメディアのRMS Sportに対し、ユナイテッドはフランス代表を失いたくないと考えているが、新たな契約については合意に至っていないと語った。

トッテナムがマルシャルについて長い間関心を示しているとSky Sportsでは考えているが、ランボレー氏はユナイテッドが最終的にこの夏に彼を売却するのか、それともキープするのかを決めると主張。

いろんな可能性やシナリオを考え、アントニーはマンチェスター・ユナイテッドを去ることを望んでいる。

いろんなシナリオがありえる。今は、そのことを話すには時期尚早だ。アントニーはあとでこの件の全てを説明するために語ることになる。

マンチェスター・ユナイテッドはアントニーの契約を延長することを望んでおり、彼を失いたくない。だが、我々は数カ月に渡って合意点を見出すことが出来ていない。

私は、マンチェスター・ユナイテッドは世界で最もパワフルなクラブであり、それを覚えていないといけないし、そのユナイテッドが8ヶ月に及ぶ交渉で合意できていない。それは、彼らはアントニーをチームの重要なメンバーの1人にはしたくないと考えているからだ。それが彼の決断の根幹にある。熟慮に熟慮を重ねた結果なのだ。

しかしながら、彼はまだ契約を残しているという点が言わずもがなだし、非常に重要なことだ。つまり、マンチェスター・ユナイテッドに最終決定権があり、我々はクラブの決断を尊重するし、彼は完全にユナイテッドにコミットしている。

だが、我々（選手側とクラブ側）はアントニーの将来について同じ絵を思い描いていない。今、アントニーは落ち込んでいるよ。何故なら、彼は3年を通じてクラブとそのサポーターに愛を示してきているんだからね。

ジョゼ・モウリーニョ監督が昨シーズン、パフォーマンスを何度の批判してきた選手の1人がマルシャルであるが、のちに元モナコFWのことを”まるで新たな選手を獲得してきたようだ”と称賛していた。

だが、2015年にユナイテッドが3600万ポンド（約53億円）で獲得する前にトッテナムが狙っていたマルシャルは、ユナイテッドでの3年目のシーズンはプレミアリーグでの先発機会が18試合にとどまり、9ゴールしか決めることが出来ずに終わっている。

＜元記事：Anthony Martial wants to leave Manchester United – agent＠Sky Sports＞

代理人がこう言ってしまうと退団確定？

ただ、契約延長のさなかだし、有利な条件を引き出そうとの駆け引きとも思えなくもない。

そういう駆け引きはモウリーニョ監督が嫌いそうな感じもするけど、マルシャル的にはもっと出場機会を増やすような条件を引き出したいのかも…？

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