ローン移籍していた選手たちの来シーズンの展望 その1
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マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は移籍市場を詳細に調べており、クラブの若手有望株の何名かは自分の将来が危ういことを自覚している。
期待の若手の多くは昨季、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、スコティッシュ・プレミアリーグ、そしてエールディビジなどあらゆるリーグに武者修行に繰り出した。
何名かはモウリーニョ監督のもとでブレイクを果たすことを願っており、何名かが夏の移籍市場で外に放り出されない可能性もあるが、他の選手はユナイテッドでのキャリアが終わりを告げるのを受け入れなければならないかもしれない。
サム・ジョンストン(アストンヴィラ)
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ジョンストンはヴィラで48試合に出場し、チャンピオンシップを4位でフィニッシュしてプレミアリーグへの昇格プレーオフ決勝進出に貢献。25歳は素晴らしい活躍を見せており、22試合でクリーンシートを達成。
これまでオールダム・アスレティック、スカンソープ、ウォルソール、ヨーヴィル・タウン、ドンカスター・ローヴァーズ、プレストン・ノース・エンドへのローン移籍を経験しており、ジョンストンは最も成功を収めたローン移籍先で新たなステップを踏み出した。
ダビド・デ・ヘアとセルヒオ・ロメロがユナイテッドの正守護神、第2GKであり、ジョンストンはジョエル・カストロ・ペレイラと第3GKのポジションを争うことになるが、年齢を考えればNo.1の座を求めることになるため、チャンピオンシップの上位チームかプレミアリーグへ移籍することが彼のキャリアにおいて最も妥当な選択肢になるだろう。ヴィラは彼をチームに留めたがっている。
ディーン・ヘンダーソン(シュルーズベリー)
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ジョンストンのように、ヘンダーソンもローン移籍先のシュルーズベリーで19度クリーンシートを達成し、リーグ1で3位フィニッシュしてチャンピオンシップへのプレーオフ決勝進出に貢献して輝きを放った。
ヘンダーソンは以前のグリムズビー・タウンでは7試合しか出場できなかったが、シュルーズベリーでは47試合に出場し、シーズンを通して印象的な活躍を披露し、才能だけじゃなくキャラクターの面でもファンから人気者になった。
この夏でユナイテッドとの契約が満了になるヘンダーソンの獲得レースではブリストル・シティがリードしている。
アクセル・トゥアンゼベ(アストンヴィラ)
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ユナイテッドのファーストチームで3試合に出場したあと、評判の高いトゥアンゼベは守備の補強の必要性に迫られていたヴィラへとローン移籍した。
ベテランDFジョン・テリーから学ぶ機会への熱意は理解できるものだったが、負傷によりチャンピオンシップではSBとして5試合に出場するに留まった。
モウリーニョ監督はトゥアンゼベを高く買っており、ユナイテッドも彼がトップ選手になると確信を持っている。
アカデミーのアドバイザーを務めるレス・カーショウ氏は次のようにコメントしている。
彼はとっても良い選手だ。そして、本当に好きな選手の1人だ。何故なら彼は強いパーソナリティーの持ち主だからね。
ユナイテッドの米国ツアーが彼の才能を更にひけらかす機会になる可能性もあるが、再びのローン移籍(理想的にはプレミアリーグのクラブ)が彼の成長において最適解であるように思われる。
ティモシー・フォス・メンサー(クリスタルパレス)
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トゥアンゼベのように、フォス・メンサーはユーティリティーなDFであり、ローン先ではSBとしてプレーした。
20歳はパレスで17試合の先発出場を含む24試合でプレーし、ローン移籍先および所属元の両方でファンからの人気者としての地位を確立。
フォス・メンサーは出戻ったユナイテッドでインパクトを発揮出来る望みがあり、特にファーストチームの選手が移籍すれば可能性がある。アシュリー・ヤング大先生とアントニオ・バレンシアは2人ともベテランの域に達している一方、デイリー・ブリント、マッテオ・ダルミアン、ルーク・ショーは全員ユナイテッドでの将来が不透明である。だが、再びローン移籍する可能性も選択肢に残っている。
キャメロン・ボスウィック・ジャクソン(リーズ)
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ルイ・ファン・ハール監督のもとでファーストチームでブレイクしたのち、ガッカリだったリーズへのローン移籍は彼にとって後退だったように見える。
むなしいリーズでのローン移籍を繰り上げ解除し、1月にユナイテッドに復帰した。
トゥアンゼベとフォス・メンサーが序列で彼を上回っており、彼にとってもクラブにとってもローン移籍するよりも完全移籍がベターな選択肢であると思われる。
デヴォンテ・レドモンド(スカンソープ)
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彼もまた1月にローン移籍先から戻ってきており、レドモンドもスカンソープへのローン移籍を途中で切り上げた。
MFレドモンドはスカンソープのEFLトロフィー(カップ戦)の4試合すべてに出場してゴールは奪えなかったが、ユナイテッドに戻る前のカラバオ・カップの試合で1ゴールを決めた。
現在21歳であり、時間は刻一刻と進んでおり、ボスウィック・ジャクソン同様、移籍が妥当である。
ジョンストンは移籍だろうな。年齢的にも第3GKじゃ満足できないだろうし。
トゥアンゼベとフォス・メンサーは両方ユナイテッドに留まるってことはなさそうかな。ローン移籍先での活躍っぷりを考えればフォス・メンサーの方にユナイテッドでのチャンスを与えてもらいたいかな。
トゥアンゼベは今度こそプレミアリーグのクラブへのローン移籍でチャレンジしてもらいたいかな。
その2に続く。
Comment
ジョンストンはこんなに試合でていい成績出してたんですね・・・
もしロメロが移籍するなんてことがあればセカンドGKとして十分な気もします
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