5500万ポンド(約82億円)でアルデルヴァイレルト獲得交渉中
公開日:
:
移籍情報18 Manchester Evening News, トッテナム, トビー・アルデルヴァイレルト
マンチェスター・ユナイテッドは、トッテナムのDFトビー・アルデルヴァイレルトを5500万ポンド(約82億円)で獲得する交渉を行おうとしている模様。
© Getty Images
ユナイテッドの関係筋はManchester Evening Newsに対して、クラブはアルデルヴァイレルトを史上最高額で獲得したDFにしようとしていると語っており、ジョゼ・モウリーニョ監督は守備陣に確信が持てていないためにこのポジションに手を加えようとしている。ユナイテッド指揮官はLSBとRSBの獲得も目指しており、ユベントスのアレックス・サンドロがルーク・ショーの後釜候補筆頭となっている。
トッテナムは29歳のアルデルヴァイレルトを失うことに諦めがついており、アルデルヴァイレルトは新契約にサインしない決断を下している。そして、彼の2500万ポンド(約37億円)の売却条項が有効になってしまう来夏ではなく今夏のうちに売却しようとしている。
5500万ポンド(約82億円)のアルデルヴァイレルトの移籍金は、昨年ユナイテッドがベンフィカからビクトル・リンデロフを獲得する際に支払った3090万ポンド(約46億円)を凌駕する。ユナイテッドは2015年にレアル・マドリーからセルヒオ・ラモスを獲得すのに失敗したのち、2016年の夏にはエリック・バイリーを獲得するために3000万ポンド(約45億円)を支払っている。
スパーズはアルデルヴァイレルト同様多くのスカッドの売却を目指しており、フィンチェント・ヤンセン、フェルナンド・ジョレンテ、ムサ・シソコ、そしてかつてのユナイテッドのターゲットであるダニー・ローズを売却してマウリシオ・ポチェッティーノ監督の補強費にしようとしている。ポチェッティーノ監督はダニエル・レヴィ会長に直近3シーズン連続でトップ3入りしているスカッドの強化に積極的な投資を呼びかけているが、2008年のリーグカップ優勝以来未だ無冠が続いている。
アルデルヴァイレルトはハムストリングの負傷で3ヶ月間を棒に振ったが、フィットネスを取り戻したにも関わらずシーズン終了までポチェッティーノ監督からは構想外扱いされた。アルデルヴァイレルトは最後のリーグ戦5試合中3試合で90分間フル出場したが、既にチャンピオンズリーグ出場権が確定してからの試合だった。
Manchester Evening Newsでは、2月にユナイテッドがベルギー代表アルデルヴァイレルトの獲得に関心を持っており、シーズン終了後にオファー提示を準備しているとすっぱ抜いた。アルデルヴァイレルトはロベルト・マルティネス監督の選出するベルギー代表に含まれるものと考えられており、今年のプレミアリーグの移籍市場が8月9日に早期終了となるため、ユナイテッドは短期決着を目指す可能性も。
ユナイテッドはLSBの最優先ターゲットとしてサンドロに照準を合わせており、シャフタール・ドネツクのMFフレッジ獲得にも動いている。クラブは他にもチェルシーのWGウィリアンとも非公式の話し合いを続けている。
<元記事:Manchester United working on £55m Toby Alderweireld transfer@Manchester Evening News>
スパーズは何と言ってもレヴィ会長の存在が大きいけど、選手の売却でこの夏の補強費を捻出しようとしているならビジネス実現の可能性あるかもね。
今年売れなきゃ安値になっちゃうアルデルヴァイレルトに、それ相応の良いお値段の提示があれば、そこはビジネスライクに取引してくれるんじゃないかな。ポチェッティーノ監督も契約延長でこじれたから今シーズンはアルデルヴァイレルトを干し気味だったしね。
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。