ミューレンスティーン「リンガードはイングランドのイニエスタ」
複数のマンチェスター・ユナイテッド選手が、オーレ・グンナー・スールシャールの暫定監督への就任の恩恵を受けている。
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ユナイテッドはノルウェー人暫定監督のもとで新たな攻撃の情熱を手にし、指揮官就任後の9試合で無敗を維持している。
マーカス・ラッシュフォードはゴールへの嗅覚を研ぎ澄まし、ポール・ポグバは中盤で試合を決定づけるプレーを見せ、ビクトル・リンデロフは守備の要に成長。
そして、スールシャールのスタイルにおいて最も重要な選手に関して、攻撃で言えばジェシー・リンガードだろう。
彼が直近の9試合で自ら決めたのは3ゴールでアシストも2つだけかもしれないが、彼のエネルギーとポジショニングはスールシャール・ユナイテッドの攻撃陣における要の選手になっている。
彼の最近の良いパフォーマンス、そしてアーセナル戦で見せたゾクゾクさせるようなプレーは、どちらも多くの人々の目を引きつけた。
ユナイテッドのアカデミーでリンガードの成長を見届けた1人であるレネ・ミューレンスティーンは、彼をフットボール史上最高のMFの一人と比較する。
888Sportに語った独占インタビューの中で、ミューレンスティーン氏は次のように語った。
サー・アレックスは常に良い選手が持っているものの明確な画があった。それは、スピードがあり、頭の回転が早く、ハートが強いことだ。ジェシーにはこのすべてがあるが、若い頃は非常に華奢だった。
彼が8歳か9歳のころから彼と一緒に仕事をしたよ。そして彼を国外のトーナメントに連れていくと、いつだって戦っていたよ。だって彼はちっこかったからね。だけど全ての条件が同じになった時、最終的にはファギーが重要視していた3つのポイントが違いを生み出すんだ。
ファンは、常にクラブで育ってきた選手と一体化する必要がある。私がいてサー・アレックスがいた時、若手を下から抜擢し続けることが本当に重要だったんだ。
ジェシーのスペシャルなところは、彼はいつだってイングランド版イニエスタってことだ。彼は守備のポケットに入ってプレー出来る。彼は非常に小回りがきいて、非常に賢い。彼はかわすことも出来るし、コンビネーションプレーも仕掛けられる。そして、ここ数シーズンは重要なゴールも決めだしているしね。
2001〜2006年と2007年〜2013年の2度に渡ってユナイテッドで仕事をしたミューレンスティーン氏は、スールシャールのもとで大輪の花を咲かせているもうひとりのアカデミー卒業生についても言及。それは、マーカス・ラッシュフォードだ。
監督からの信頼はとっても大事なんだよ。サー・アレックスのもとで働いていた時から私は監督の最も秀でたところを知っていた。
彼が最もよく使っていたフレーズは、「良くやった」でした。そして選手はその言葉を喜び、それが我々が練習で構築した雰囲気でした。
今は、マーカス・ラッシュフォードのような選手が同じような状況にあることが見て取れるでしょう。マーカスはオーレのストライカーとしての経験の恩恵をとても受けています。
また、ミューレンスティーン氏はスールシャールがマンチェスター・ユナイテッドのアイデンティティを取り戻したともコメント。
ユナイテッドはアイデンティティを失っており、それを取り戻したオーレの手腕は非常に素晴らしく称賛に値します。
彼は自分がプレーしていた頃のアイデンティティと同じものを今のユナイテッドに注入しています。上層部も他の皆も守り抜く必要があるものについて理解する必要があります。
<元記事:Jesse Lingard compared to Barcelona legend by former Manchester United coach@Manchester Evening News>
ただ、システム的にそんなリンガードが右サイドとしてプレーしているところにいびつさを感じるんだよなー。
右サイドで幅を取れる選手がプレー出来ればもっと両サイドからバランスよく攻められると思うんだけど、そうなるとリンガードを中央で起用するとエレーラとかマティッチとか誰かプレー出来なくなっちゃうしなぁ。
今のスタイルのまま、1人で仕掛けられるRSBを獲得するほうが弄るところが少なくて良いのかな?
Comment
CBを一人取って343にしてマティッチを外してリンガードトップ下でいいでしょう。ショーとダロトならWBもできますし、これならローテーションもできます。
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