フレッチ「前半の戦術は素晴らしかった」
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プレミアリーグ18-19 Daily Mail, ダレン・フレッチャー, トッテナム
ダレン・フレッチャーは、マンチェスター・ユナイテッドがウェンブリーでトッテナムを撃破したマンチェスター・ユナイテッドの完遂された戦術面でのプレーを称賛した。
© Match of the Day
マーカス・ラッシュフォードがこの試合唯一のゴールを決めて3ポイントを獲得し、5位アーセナルに勝ち点で並んだ。
フレッチャーは戦術面で素晴らしかったと考えており、念入りに練られた前半のプランが勝利の大きな要因になったと信じている。
Man Utd's game plan worked to perfection says Fletcher.#MOTD2 pic.twitter.com/nKlCxEjLYB
— Match of the Day (@BBCMOTD) 2019年1月13日
TV番組の「Match of the Day 2」の中で、フレッチャーは次のように語った。
前半は戦術面で完璧だった。試合の序盤は良いポジションを取ってスパーズにやり合っていた。ボールを保持した機会には毎回スペースをついていた。
彼らは、前半の序盤は試合の主導権を握っていた。彼らがそう出来たのは、スパーズのSBが高くて幅を取ろうするのを好むからだ。
なので、ユナイテッドのプランはマルシャルとラッシュフォードをワイドなポジションに留まらせて、中のスペースに走らせることだった。トビー・アルデルヴァイレルトかヤン・フェルトンゲンのどちらかのポジションにね。彼らは試合中ずっとそれをやっていたよ。
誰もDFだったらマルシャル、ラッシュフォード、リンガードらと2vs2なんかやりたくない。だって彼らにはスピードがあって、能力があって、危険な選手なんだからね。
この勝利によって、オーレ・グンナー・スールシャール監督は就任後の6試合で全勝を達成。しかもリーグで最も高い評価を得ている1人であるマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対してその手腕を証明した。
フレッチャーは、スパーズを試合を通じて分断させたリンガードの貢献ぶりを称賛した。
ダイヤモンド型の中盤のトップでキーとなったのはリンガードだ。彼は、ボールを奪い返せて、相手にプレッシャーをかけられて、相手のパスを読めるるオールラウンドなセントラルMFだ。それが決勝ゴールをもたらしたんだ。
ゴールが入った後のスタッフのリアクションを見ただろう。あれは一緒に考えたゲームプランがハマって、それが完璧に機能したんだ。
UNITED! 🇾🇪 #mufc pic.twitter.com/SDnl6xQUKR
— United Xtra (@utdxtra) 2019年1月13日
同じメンバーを起用しつつも、ポジションや役割を変えることで相手の弱点を見事に突いていた。
ゴール以外にも、相手のSB裏のスペースに選手が走ってチャンスを作るってシーンが前半は何回もあったからね。
リードを奪ってからは相手の圧力が増したことで受け身になる時間帯が増えたけど、それまでのスコアレスな時間はモウリーニョ時代よりも明らかにリスクを負ってゴールを狙えてた。あとは、相手が圧力を増した時の殺傷力の高いカウンターを手に入れることと、前線でタメが作れる選手が必要になってくるのかなー。
でも1つ言えるのは、たとえまだまだ改善点が残されているとは言えども、12月のあの状態からスパーズとここまで戦えるところまで回復したのはお見事ってことじゃないかな。
Comment
フレッチの言う通りで、得点シーンは念入りに準備し、その対策が功を奏したものという想像は簡単に出来る
シーズン途中でのユナイテッド監督就任前は内部のコーチでもなくマイナーなリーグで働いていたことを考えると、スールシャールの現在までの仕事ぶりには称賛の声しか出ない
見事でしたね。
相変わらずディフェンスが危なっかしくはあるんですが、そこはもう今シーズンは仕方ないと思うのでw
「ウチにはデ・ヘアがいるから!」の精神をもって前輪駆動で頑張って欲しいです。
銀河系の頃のマドリーの「カシージャスが止めるから大丈夫!」な守備戦術?を少し思い出しました。
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