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モウリーニョ監督のシティ戦の分析

ジョゼ・モウリーニョ監督は、エティハド・スタジアムで行なわれたマンチェスター・シティー戦の結果について、ミスの代償を支払った形になったと表現。

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© Getty Images

試合後にMUTVSky Sports、及び会見で語ったモウリーニョ監督は、守備でのミス、そしてダービーまでの厳しい日程の影響もあったと主張した。

ミスが織り交ぜられたパフォーマンス

悪いパフォーマンスではなかった。決してね。悪いパフォーマンスと、ミスが伴うパフォーマンスとがある。今日の我々のパフォーマンスは後者だ。決められた3ゴールは、いずれもミスから生まれたものだった。その代償を払わされた。80分くらいまでは試合に入れていた。それはホームチームのサポーターも感じていただろう。ただ、3つ目のミスに罰せられた。今日の結果は、チームに相応しくないと思う。

チームの気持ちの強さは素晴らしかったし、全員が努力していた。(マルアン)フェライニは90分プレーすべき状態ではなかった。彼にとってあまりにも長過ぎた。本来なら、試合終盤にベンチから出場すべきだったが、ポール(ポグバ)の欠場があったので、そうするしかなかった。我々にとって簡単な1週間ではなかったが、選手たちには、以前より良いパフォーマンスができていると伝えたところだ。以前よりも力強く、コンパクトにプレーできている。この敗戦で気落ちするわけにはいかない。確かに残念だが、そこまで落胆する必要はない。2週間後にはホームでクリスタル・パレスと対戦する。次の試合から、また勝ち点を取らないといけない。

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マルシャルのPK

PK後に全て変わった。ペップ(グアルディオラ)も、相手も変わった。違いを感じたからこそ、彼らはカウンターアタックを仕掛けるチームになった。それができるだけのチームだ。(リロイ)ザネを投入して、(ラヒーム)スターリングを前線に配置した。そして(イルカイ)ギュンドアンを中盤に置いて、動ける選手を使って、より安定したプレーをしようとしていた。それができるだけの力のあるチームだ。全員が違いを感じ取っていた。

対照的な日程

(ミッドウィークの遠征を)言い訳にはしない。それは私ではないからね。それでも、敵地でユヴェントスとチャンピオンズリーグで対戦し、世界でもベストなチームの一つと94分も戦えば、肉体的にも精神的にも疲弊することは誰でも納得してくれるだろう。それに対して、相手はホームでシャフタール・ドネツクと対戦し、試合を楽しみ、完全にリラックスできていた。シティーが良いチームではない、と言いたいわけではない。私はただ、この試合に至るまでの状況が異なったと言っているだけだ。

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© Getty Images

ポグバの欠場

出場しなかった選手について話すべきではない。もちろん、彼(ポグバ)の欠場は残念だったし、プランへの影響もあった。フェライニを先発で起用しなければならなかったわけだからね。彼は90分プレーできる状態ではない。素晴らしい努力をしてくれたが、そういうコンディションにはいない。通常、今日のような試合では終盤に彼を投入する姿が想像できると思う。2-1の状況で、残り25分からフレッシュな彼を送り出すことが、チームにとって重要なんだ。

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敗戦を分析

今日の試合を分析するにあたって、スタッツを見て意見を言う人もいる。それは、フットボールを理解していない連中だ。私はスタッツではなく、自分が感じたこと、見たことで分析する。今日は80分くらいまでは試合に入れていた。

ミスをしたわけで、悪いパフォーマンスだったわけではない。ミスが伴うパフォーマンスは別物だ。ミスを犯し、その代償を支払った。しかし、パフォーマンス、メンタリティ、一体感、自信は我々が構築しているものだ。試合に負けたからといって、それらを失うわけではない。

マンチェスター ユナイテッド ホーム シャツ 2018-19 - Alexis 7 プリント マンチェスター ユナイテッド ホーム シャツ 2018-19 - Pogba 6 プリント

<元記事:監督がダービーを総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト

厳しいなぁ、いろいろ。

あのプレッシングをかわすチームとしての連動性とかCBの供給力は無いし、個であのプレスをいなして違いを作れるポグバが居なけりゃジリ貧でこうなることはイメージ出来るもんなぁ。

かといって、縦ポンで抜け出すための前線のフリーラン、後方からの精度の高いパス、それらがマッチする連携、これらのどれもまだユナイテッドは手に入れていないと思うしな。

一発で状況が全て改善する魔法は無いから、一歩ずつ頑張るしかないね。次のクリスタル・パレス戦じゃ、スカっと勝ってね!(現地観戦するしね!

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Comment

  1. ニャンコスターUTD より:

    今の総得点数の少なさと失点数の多さをみてもチームの状態がいいとはとても思えませんね。
    W杯の影響やら色々な要因があるにしても、数字から見たら昨シーズンより劣化してるように見られても仕方ありません。
    獲得した選手をしっかりスタメンで力を発揮させてる所も大きな差ですかね。

  2. るーにー より:

    シティにも叩きのめされたし、もう諦めがついたでしょう。改善される様子も見えないし、さっさと責任取って辞めて欲しいのが本音です。

    • JDM より:

      これで諦めのつくような監督ならとうにやめているでしょう
      モウリーニョの頑固なところは良いところに働くときもありますが、上手くいかなくなるととことん厳しい状況になる
      ユヴェントスとシティに惨敗したら解任もあり得たでしょうが、一勝したことでまた首は無くなりましたね

  3. うさごん より:

    日程と選手のミス?
    選手選考のミスは?マティッチとフェライニ併用したら
    運動量が足りなくなるのは当然。+エレーラじゃ前向きな試合は期待できない。
    予想通りの極度に後ろ向きな展開。
    勇気を持って前向きにプレーしての負けなら納得がいくけどねぇ…
    で、解任論は消えたの?
    全て他人の責任にしてしまうようになると終わりだわ。

  4. ウェルベック より:

    ただでさえ攻撃は個人という中でポグバがいないのはきつすぎた。
    あともちろん良くなかったのはマティッチだけじゃないんですが、マティッチは休ませるべきですね。ほとんど守備のときジョギングでしたし、ポジショニングも良くなかったですし。
    それとショーは攻撃力は魅力的ですけど、守備に関してはまだまだですね。
    それにしても最近はシティに圧倒されることばかりで悔しいです。

  5. ルイスカルロス より:

    モウリーニョ、一番のミスはあなたですよ。ポグバがいないのにフレッジじゃなくフェライニって、最初から勝つつもりないでしょ
    そしてなぜ未だにスモーリングなのか?彼はボールウォッチャーになりすぎている(技術の低さは言うまでもなく)
    ショーはなんであんなに走らないのか。正直、右にダロト左にヤングのがまだましな気がします。

  6. スミシー スミシー より:

    もう中盤をフィジカル重視で考えるより機動力と技術力を重視してほしいな〜。
    それを兼ね備えた中盤はユナイテッドではフレッジしか居ないので彼は使い続けてほしい。

  7. ポールバイポール より:

    チェルシー戦、ボーンマス戦、ユベントス戦と同じく圧倒されチャンスを多く作られた試合だった
    これらの試合で負けなかったのが不思議だったくらいで、昨シーズンから、というより初シーズンからゲームにおいての修正がない

  8. ルイスカルロス より:

    モウリーニョのままでペップシティを越えるのは不可能でしょうね

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