*

モウリーニョ監督は他にもスタメンから外すべきアンタッチャブルがいる

Twitterで探せば、ロメル・ルカクがバレンシア戦でボックス内でボールをシザースしようとして失敗する動画が見つかる。

SPONSORED LINK
3秒間の動画は、彼のバレンシア戦でのパフォーマンスを要約している。

お粗末だった。

SPONSORED LINK

マンチェスター ユナイテッド ホーム シャツ 2018-19 - Lukaku 9 プリント マンチェスター・ユナイテッド アウェイ シャツ 2018-19 - 9 プリント

このステップだけじゃなく、スコアレスドローに終わったこの試合でのルカクのファーストタッチは素晴らしくクソだった。彼のスピードは基本的に無いも同然だった。彼はよく知られているスピードに秀でた姿ではなく、その無気力な姿はチームメイトを苛つかせてすらいた。

ポール・ポグバは後半、スペースに走り込まないベルギー代表FWに文句を言っていた。このフラストレーションは明らかに今シーズンはまだ1度しかホームで勝利を味わえていないファンのイライラが伝わったものであり、開幕戦のレスター・シティ戦以来ユナイテッドはホームで勝てていないのだ。

しかし、今シーズンのここまでは標準を下回るパフォーマンスを見せているにも関わらず、ルカクはユナイテッドでスタメンの座を守り続けている。

NewImage

© Getty Images

モウリーニョ監督はスタメンをいじって変更を加え、お粗末なパフォーマンスだった選手を批判している一方で、1つ一貫していることはルカクがユナイテッドの攻撃陣の最前線でずっとプレーしているということである。

SPONSORED LINK

しかし、彼が監督のお気に入り選手の1人だったとしても、変更する時がやって来ている。

モウリーニョ監督は昨シーズン、ファンから批判されていた際にルカクはアンタッチャブルであるべきだと語っていた。しかし、ユナイテッドが勝利を必要としている今、特別扱いはするべきではない。

他の選手達は試合中のミスに苦しまねばならず、モウリーニョ監督はホームでのニューカッスル戦でルカクをベンチスタートにする時を迎えようとしている。

現時点で、モウリーニョ監督もユナイテッドも事がうまく運んでいないように思われており、ニューカッスルを迎え入れる試合で最前線をテコ入れすることが次なる手になるべきなのだ。

SPONSORED LINK

ルカクのために公正を期して言えば、彼のフォーム低下の影には披露の蓄積があるのだろう。彼は昨シーズン、ユナイテッドでリーグ戦33試合に出場し、負傷していた年末年始の過密日程時に離脱したのみだ。

その後、ルカクはベルギー代表としてロシアW杯にフルで参加し、ユナイテッドに戻るために休暇も早めに切り上げている。だが、披露の蓄積にしろ、そうじゃないにしろ、彼のパフォーマンスは平均を下回っており、休養が与えられるべきである。

モウリーニョ監督は攻撃のオプションに事欠いているわけではない。

マーカス・ラッシュフォードは直近2試合でユナイテッドの中で最も輝いていた選手であり、スピードを持っているアントニー・マルシャルとコンビを結成することがユナイテッドの攻撃を活性化することにつながるかもしれない。攻撃の爆発力こそが、この4試合でユナイテッドの攻撃陣に欠けていたものなのだから。

SPONSORED LINK

もしユナイテッドが今のスランプから抜け出すことが出来れば、そして、お気に入りに頼っているモウリーニョ監督がそのお気に入りの助けを使わずに脱することが出来れば、何かが得られるはずだ。

1週間休み、そして代表の招集から外れることが出来れば、ルカクは再びフォームを取り戻し、ニューカッスル戦でラッシュフォードとマルシャルが確固たるパフォーマンスを示すことが出来れば、それがユナイテッドの必要としている追い風になる可能性があるのだ。

<元記事:Jose Mourinho needs to ditch another Manchester United untouchable@Manchester Evening News

モウリーニョ監督の3年周期で終りを迎えているってサイクルにも、メンバー固定によるチーム内の雰囲気悪化と主要選手の疲労蓄積が関係しているんじゃないのかな。

少数精鋭を好むモウリーニョ監督だけど、ローテーションするところはローテーションしないと、長期的に1つのクラブで指導するのは難しいんじゃない?

プレミアリーグ人気ブログランキングへ!!!クリック
にほんブログ村 サッカーブログ マンチェスター・ユナイテッドへクリック

Comment

  1. ルイスカルロス より:

    僕はユナイテッドのファンですし、ルカクを馬鹿にするつもりはありませんが、この記事を見て、馬鹿と鋏は使いよう、という諺を思い付いてしまいました。気分を悪くされた方、申し訳ありません。
    僕が言いたいのは、ルカクはボックス内で効果的に動いている印象がないこと、彼の足元は確かにお粗末だということです。
    それは、モウの指導とフォーメーションで改善出来ますし、シザーズだって縦にスペースがあればルカクのスピードなら突破できるでしょう。
    ルカクは、強豪ではないエヴァートンであれだけ得点してたわけなので、彼をしっかり使える監督に来てほしいです。無理ならコーチかイブラを。とにかく、このままでは本当にまずいです。

  2. ロブ より:

    自分が応援し始めて約20年、エースを張った選手の中で一番決定力がない

  3. キース より:

    ルカクの得点ってほとんどボックス内なんですよね
    彼のゴール集を見るとドリブルで抜いてゴールとかミドルシュートっていうのが全然ない
    フィジカルとスピードは申し分ないのに足元の技術が無さすぎて個人で得点取れないのはビッグクラブではまず通用しないかと
    ラッシュならミドルがありますしマルシャルならドリブルがありますし変えて欲しいですね

    • PS18 より:

      ボックス内と言えば、ニステルローイが思い出されます。
      在籍後半はミドルレンジも少し増えましたが、基本的にはボックス内で当時の最強と言える決定力を持っていました。

      ルカクとの大きな違いは足元の技術で、トラップは正確だったしシュートまでの流れにも無駄がなかった。スピード、フィジカル、そして変態ゴールも得意だった。
      ベッカム→ニステルのホットラインは今でも鮮明に覚えてます。
      ルカクはとにかくプロなのかと疑うほど足元が下手くそ過ぎて、イライラします。

  4. ヘロヘロ より:

    ラッシュマルシャルのcfはルカクの時より得点の匂いがしなさそうなので、サンチェスに一回やらせてみてほしいですね。

  5. HIKARI より:

    ユナイテッド来るまでは2年ぐらいケインと得点争いしてなかったっけ?
    ルカクにポストプレーや細かいプレー求めるってメッシにヘディングでのゴールを求めるぐらい無駄だと思うなー。
    ベルギーでもそうだけど、シンプルにカウンターかヤングよりもレベルの高いセンタリング挙げてもらえれば普通に良い仕事すると思うけど。
    まあそれでも現状は超一流の選手ではないとは思う。

  6. ばすびー より:

    バルサ戦のケインを観ても、個人としての差は歴然ですね。
    ただ他の方も仰る様に良いクロサーがいればエリア内で仕事すると思いますし、周りの動きが良ければベルギーの時の様に手前で叩いてエリア内に進入なんてパターンもあると思います。

  7. ポグバ より:

    バレンシア戦後に言いましたが疲れでしょうね
    前線の選手層が薄いんでルカクに休みを与えられないんでしょう
    前線で先発で計算出来る選手はルカクサンチェスリンガードの3人しかいないです
    ラッシュフォードが先発で計算出来そうなんでルカクに休みが与えられるかもと

    シーズン前から言われてましたけど
    前線の選手は取らないと駄目だったですね
    明らかに層が薄いです
    数はいても使える選手が少ないんじゃ意味ありません
    今リンガードが怪我らしいですけど厳しいですね
    モウリーニョは前線の選手の獲得求めてたんですけどね

    ルカクはしんどくても持てる力出してプレー見られるんで
    私は批判出来ないですね

よければコメントをお願いします

アドレスは必須ですが、非公開です。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。

AD

Egypt
2023年12月版エジプト旅行記〜ピラミッドはデカかった

今回、ドーハからイギリス(マンチェスター)への旅行をカイロ空港トランジットで組んだため(ANAのマイルを使用)、ついでに...

150x150OT
2023年12月版マンチェスター旅行記&オールド・トラッフォード観戦記(主に料理の写真)

2017年以来となる夢の劇場ことオールド・トラッフォードでのユナイテッド観戦!今回は初の息子との2人観戦! イ...

title2023のコピー
クロアチア旅行2023 ザグレブ編その1

夏休みにクロアチア(ザグレブ、ドブロブニク)へ旅行に行きました。© マンチェスター・ユナイテッド情報局 行き先がク...

gettyimages-1640829872-612x612
最初の2失点で思わず気絶しかけたノッティンガム・フォレスト戦の選手評価

こっちのCKが相手の得点チャンスになってしまうのはもうやめよう。ホントにやめよう。アンドレ・オナナ 前半2分にタイ...

Squad number
登録届の提出最終日である金曜を前にまだ今シーズンの背番号が決まっていない4選手

もう新シーズンのスカッドの背番号を決める時間が無くなりかけてるんですけどー?© Getty Images ...

→もっと見る

  • 2024年4月
    Sun Mon Tue Wed Tue Fri Sat
    « Jan    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
  • REDS

    管理人も使用した現地在住の日本人スタッフによるチケットサイトREDS


TOP ↑