ショーはモウリーニョ監督を擁護【悪かったのは選手自身】

惨憺たるシーズンのスタートを切ってしまったことでジョゼ・モウリーニョ監督はオールド・トラッフォードの出口を通る日が近いと考えられている一方、ルーク・ショーは選手たちが非難されるに値すると信じている。

© Getty Images

ユナイテッドのLSBショーは、ウエストハム戦での1-3の敗戦について言い訳せず、チームのパフォーマンスは無茶苦茶だったと表現して批判の矛先をモウリーニョ監督から選手へと向けた。

モウリーニョ監督率いるユナイテッドはプレミアリーグの開幕からの7試合で3敗を喫しており、これはここ約30年での最悪のスタートになっている。

ひどく世間一般に知れ渡っているポグバとの確執に加えて、腐りきったチームのフォームが、3年目のシーズンに突入しているポルトガル人指揮官のオールド・トラッフォードでのキャリアを終わらせようとしている。

しかし、ショーはこれは選手の問題であって批判に晒されるべきなのは監督では無いと主張した。

選手として私達自身が見つめないといけません。我々こそがピッチに立つのですから。監督がピッチに立ちますか？ちゃうでしょ？

事実が欲しいなら、私は正直いって無茶苦茶だったと思います。我々は、ウエストハムを倒そうとするチームには見えませんでした。個人的にも、チームとしても酷かったと思います。

十分じゃありませんでした。取り戻すのは簡単では無く、我々の失態を見せてしまったことをファンに申し訳なく思います。

ショーは、ハーフタイムにモウリーニョ監督からチームとして喝を入れられたが、これを後半に活かせなかったことも認めた。

言わずもがな、ハーフタイムには幾つかの言葉をかけられましたし、それが必要だったと思います。

眼が覚める言葉であり、彼が以前に語っていた言葉でした。「我々は動く必要があり、もっと集中する必要がある、もっとボールを要求する必要がある、もっとプレーしないといけない。」

それが出来ませんでした。ガッカリであり、とっても最悪な日になってしまいました。

キックオフの瞬間から、我々はセカンドボールが拾えず、競り合いに勝てませんでした。我々のプレーが十分じゃなかっただけなのです。

こんな事は、起こるべきじゃありません。こういう試合では、我々はゲームを支配し、チャンスを創造し、自分がユナイテッドでプレーすべき理由を示すべきなのですが、それが出来ませんでした。我々にとって、本当にお粗末な試合でした。クッソミソでした。

現在ユナイテッドは10位まで後退しており、首位のリヴァプールとマンチェスター・シティとは9ポイント差。ユナイテッドは少なくとも一時的にでも国内での不振を払拭できることを願っており、火曜日にチャンピオンズリーグの試合でバレンシアをホームに迎える。

＜元記事：Shaw slates Man Utd colleagues and defends Mourinho after ‘horrendous’ West Ham reverse＠Goal.com＞

監督がハードワークを訴えても、それを実行する選手がいないというのであれば、事態が改善する望みはほぼ無いのかな。

ハードワーク抜きで勝てるほど甘いリーグじゃないし、事ここに至ってしまっては監督としての実績も相手チームの分析能力も関係ないからね。

まずは自分のチームの力を100%引き出せないといけないのに、それが出来なくなってしまったということだからね。

メディアを使っての批判で選手を奮い立たせようとする、モウリーニョ流飴と鞭作戦が時代の潮流からすっかり外れてしまったということなのかな。

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