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ウルブス戦の結果には不満なし、選手に不満あり

ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがウルヴズと1-1で引き分けた試合後、失望感を隠さず。MUTV、会見でもモウリーニョ監督は言い訳を口にしなかったものの、選手たちの貢献度には満足していなかった。

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© Getty Images

結果に不満なし

彼ら(ウルブス)は試合に立ち向かった。この結果は相応しい。なぜなら、彼らは、私が好む形でプレーしていたからだ。まるで、ワールドカップ決勝を戦っているかのようにね。そういう姿勢を、毎試合でチームにも持ってもらいたい。彼らにはその姿勢があって、我々にはなかった。彼らの姿勢が違いを生んだ。相手は試合開始から集中していた。すべてのポゼッション、あらゆる瞬間に最高レベルのインテンシティを投じていた。それが我々にはなかったことだ。入り方も良くなく、前後半ともにインテンシティも低かった。全力を出さなければ勝つのは難しい。
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教訓が必要

毎試合が大事というのは、幼い頃に入るアカデミー時代に学ぶこと。それを最高レベルで学ぶ必要などない。フットボールの基本だ。ポテンシャルを出し尽くさないといけない。最高に集中していないといけない。弱い相手しかいない弱小リーグで、20%の力だけで勝てるようなリーグでなければね。そういうリーグでないことは全員がわかっていることだ。良くない試合の入り方だった。彼らより先にゴールを決められたのはラッキーだった。リードして、後半もインテンシティが低く、失点した。それから反応したが、ファイナルサードで創造的でシャープなプレーができなかった。チャンスはあったが、十分ではなかった。

スパーズ戦より腹立つ

今日の試合でのプレーよりも内容が良いプレーを期待していた。もしトッテナム戦のようなプレーをウルヴズを相手にしていたら、きっと勝てただろう。矛盾しているかもしれないが、トッテナム戦の時より残念に思っている。たしかにトッテナム戦には負けたが、チームのパフォーマンスは非常に良かった。今日の方が良い結果で、勝ち点ゼロより1の方が良いが、チームのパフォーマンスは好きではない。
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変えるべきものは?

私自身が試合に向けた姿勢を変えたことがないので、なんとも言えない。説明するのは難しい。アウェイで3連勝して、ホームに良い形で戻って来られた。挽回してホームに戻って来られたので、落ち着いていたのだろう。それで試合の入り方がまずかった。チャンピオンズリーグでの試合を終えて、酷いピッチでの試合を終えて、天然芝とは異なる状況で肉体への影響があって、試合後すぐにホームに戻らなかった云々を含め、こういう話ならいくらでもできる。しかし、(ジェシー・)リンガードアレクシス(・サンチェス)はチャンピオンズリーグ戦には出場しなかった。(マルアン・)フェライニは20分から25分程度だったし、フレッジも60分程度。(アントニオ・)バレンシアはプレーしなかったわけで、試合の日程が詰まっていることによる大きな影響はなかった。精神的な部分、それから姿勢を変えるべきなのだろう。人生がかかった試合をしたチームと、あまりにもリラックスしたチームとが対戦した試合だった。

ウルブスの同点ゴール

選手たちが完全に把握していた状況だった。ポルトガルの、プレスを仕掛けてくるMF2人は、短い距離でもプレスをかけるプレーを好む。ボールを長く持たせない選手だ。ターンするか、せいぜい2タッチだろう。そういう状況はあまりない。だから受け入れるのが難しい失点場面だ。しかし、失点は失点で、違った姿勢を見せる時間は90分ある。もっと良いプレーをしないといけない。
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ミッドウィークが影響?

言い訳にはしたくない。我々はプロだ。多少の影響はあっても、リンガードとアレクシスはプレーしなかった。彼らは完全にフレッシュで、今日のメンバーだった。

フレッジの適応

徐々に慣れてきている。特にチームがボールを持っている場面でね。彼は力のある選手だ。
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サー・アレックス・ファーガソンの帰還

マンチェスター・ユナイテッドファミリーにとってだけでなく、全員にとってファンタスティックなニュースだ。世界中にとって良い報せだ。彼が戻り、元気な状態なのは全員にとって朗報。

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マンチェスター ユナイテッド プレマッチ シャツ - ブラック マンチェスター ユナイテッド プレマッチ Warmtop - ブラック

<元記事:監督がウルヴズ戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト

相手チームのあんな感じのモチベーションをユナイテッドから感じたいもんなんだけどな。公式戦3連勝、ホーム、ファギーも見ているって状況でどうしてあんなプレーになってしまうのか。

サンチェスはもうこれで831分もプレミアリーグでゴールから遠ざかっているんだとか。他に得点の匂いを感じる選手もいないから、サンチェスだけが酷いってわけでもないんけどさ。

ただ、サンチェスがゴール前で絡める攻撃のパターンも無いといえば無いんだよね。逆サイドからの攻撃が死んでるから、結果的にサンチェスがサイドに開いた形でしかチャンスが作れてないし、そうなるとサンチェスがゴールを決めるのは難しいだろうし。

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Comment

  1. 匿名 より:

    サンチェスの強みは、ウィンガーとしてのドリブルではなく、神トラップと神クロスだからどうしても中の動きがないと活きないし、周りの動きあってのサンチェスの良さだからユナイテッドで難しいのは当然。
    フレッジ、ルカク、リンガードがサンチェスと絡んで初めて活きる。

    ただ、サンチェスの求めているプレーはルカクには不向き。
    サンチェスのプレーは、今のシティ、リバポ、チェルシーなら活きる。

    残念ながら一番不向きなチームに来てしまったと言わざるを得ない。

    • 匿名 より:

      それでも常にFWを見ているサンチェスは、ルカクへのアシスト数での活躍で出来ている。
      今のサンチェスは左サイドで張り、アシストに徹してる状況なのでゴールでの活躍は難しい。

      ・ここのコメ欄で4-4-2のルカク、サンチェス2トップ案について

      その場合の真ん中4枚はダイアモンドでないと守備が脆すぎる
      理由→ポグバ、マティッチのボランチじゃ限界がある

      ・仮にダイアモンドの4-4-2にした場合

      SBの運動量が非常に重要
      ただ、今のショー、バレンシアに攻撃、守備両方をバランスよく務めるのはなかなか難しい。

      • 匿名 より:

        ・マルシャルではなくサンチェスがスタメンの理由

        マルシャルはドリブルを主体としたプレーが武器だが、その場合ロスト→カウンターのリスクが伴ってくる
        かつその後のネガティブトランジションの強度がマルシャルだと弱い。

        このリスクがマルシャルよりサンチェスを起用する主な理由だと推測している。

      • アイス より:

        自分も全く同じ意見です。
        2トップやトップ下で活きる選手が多いので、3センター+トップ下に
        2トップにしたいのですが、サイドのスペースが広大になるので、今のSBには厳しい気がします。
        その時、理想はポグバを3センターに使いたいですが、マティッチの走力考えると守備面で不安を感じるので攻撃的にいけないと思います。

  2. 匿名 より:

    ・フランスコンビについて

    マルシャル、ポグバの2人は特にネガティブトランジション(攻撃から守備への切り替え)が苦手であることから、モウリーニョは不満なんだと思っている。

    そこを改善できれば、非常に良い選手になれると私も思っている。

    >攻撃で貢献しているから、他がカバーすればいい
    これは違う。カバーにも限界があり、ウルブズ戦のポグバのロストからの失点は相手を称賛せざるを得ないプレーだった。

    他のチームでは、攻撃にいくら貢献しようと守備も怠らずプレーしている選手がたくさんいる。

    • あひる より:

      <他のチームでは、攻撃にいくら貢献しようと守備も怠らずプレーしている選手がたくさんいる。

      確かにシティを見てみると、そういう選手が多くいます。特に中盤の3枚はすごいですね。ですが、ユナイテッドでは状況が全く違います。CB2枚、中盤のマティッチ、ポグバ、フェライニというメンツを見る限り、ビルドアップやファイナルサードなどで攻撃時にポグバにあまりにも多くのタスクがありすぎるんですよ。そりゃデブライネだってビルドアップから何までほとんど1人でやっていたら、あそこまで守備に走れませんよ。ヴォルフスブルクの時はまさにそうでしたよね。ようは1人で色々とやるにも限界があるということです。

  3. 匿名 より:

    ・モウリーニョについて

    攻撃よりもまず守備を考える監督だ。
    守備のリスク、強度を考えた人選をまずするであろう。
    そうなった場合、マルシャル、ペレイラ、バイリー辺りがメンバーに入らないのがわかる。

    バイリーは必要以上にアタック、カバーをする傾向にある。
    もちろんそのおかげで守れたシーンもたくさんあるが、行き過ぎて危ないシーンを演出していることもある。
    どうしてもリスクを考えると使いにくい選手なんだろうと思う。

  4. 匿名 より:

    ・補強について

    責めるなら、モウリーニョの求める選手を連れてこれていないフロンスをまず責めるべきだ。

    シティ、リバポ、チェルシー等は、監督の求めている選手を連れてきたからこそ、最大限チームのカラーが出せている。

    ユナイテッドの補強点は明らかだった。
    控えのFW、右ウィンガー、CB、特にこの3点は必ず補強するべきだった。

    今の戦力で不十分なチームのパフォーマンスも勿論理解できるが、他チームが十分な補強をしている中でモウリーニョだけを批判するのは間違っている。

    • 匿名 より:

      モウを批判してる人達は別に今の戦力で優勝しろ!とかは初めから望んでないと思いますよ?
      批判の理由としては三年目なのにチームとしてまとめあげられてない現状ではないですか?
      丸々二年やってこんな感じでは補強したってたかが知れてますよ。

      • ルイスカルロス より:

        どの匿名さんかはわかりませんが、僕は、フランスコンビ、モウリーニョ、補強についてを書いた匿名さんに同意しています
        チームとしてまとめられないのは仕方ないでしょう。そもそも、RWGに専門の選手が不在であり、真のリーダーである選手も不在で、チームとしてあまりにも不完全です。それに、どの監督がやるにせよRWGを獲得しないことには始まらないと思います。リーダータイプの選手は、ルーニー、イブラ、キャリックとあまりにも重要な選手が抜けてしまいました。まあ、モウリーニョが原因なところも多々あるのでこのままなら退任だとは思います

        • 匿名 より:

          ルイスカルロスさん

          では何故ムヒを放出したのですか?
          CBにしてもモウリーニョの望む選手を二人獲得してますよね?すぐにフィットするかどうかは獲得してみないとわからないのもありますが、育てるのも監督ではないのですか?

          • ルイスカルロス より:

            シティ戦後から、ムヒの調子がよくなかった事、ラッシュ君マルシャルが思ったより左でも機能しなかったためにサンチェスとトレードしたのでしょう。その頃にはもう優勝は不可能だったので、今夏にRWGを獲得する前提だったと予想してます
            CBの二人は、まだ若いですし成長途中じゃないですかね

            • 匿名 より:

              調子が悪くなったからと放出されてたんじゃ、いつまでもまとまりませんね。と言いますか普通ならば右の選手を確保した上で放出しません?

      • 匿名 より:

        他のチームとは基盤が違います。
        したいサッカーに必要な選手を年々確実に補強しているからこそ今の強さです。

        ユナイテッドは、監督が数年で変化し、したいサッカーがばらばらなため獲得選手も一貫しておりません。

        補強したってたかがしれてるとは私は思いませんね。
        もちろんモウリーニョを擁護してるわけではなく、モウリーニョにも悪い点はあります。

        • 匿名 より:

          イブラ・ルカク・ムヒ・サンチェス・ポグバ・フレッジ・マティッチ・バイリー・リンデロフ・ダロト等そこそこ補強してきましたよ。
          上にも書きましたが、誰も優勝なんて高望みはしてませんよ。
          チームとしてバラバラなので下位にも負ける。バラバラの状態で補強してもそこまで実になるとも思えません。まずはチームとしてまとめあげて欲しいと言ってるだけです。

      • Yd より:

        おっしゃるとおりだと思います。
        モウリーニョの支持者はすぐにシティやリバプールなどと比較して補強がどうの基盤がどうの、とまるでシティやリバプール以外には勝っているかのようなことを言いますが、私には今シーズンこのままいけば5位争いが精一杯のように見えます。
        モウリーニョに4位に入る策はあるのでしょうか?選手を人前で批判して発奮を促すような、昭和の町工場のおやっさんみたいな時代遅れのやり方以外に。

        • 匿名 より:

          あくまで比較しやすいチームのためリバポやシティを挙げているだけで他に勝っているなどと曲解されては困ります。

  5. ルイスカルロス より:

    RWGを取れなかった時点で今季のプレミアは無理でしょうね。とりあえず、リンガードでなくラッシュ君を使い続けてほしいです。現状、右で使われたときの縦へのドリブルはいい方ですし、クロスをあげるときの軸足への体重のかけ方に若干のセンスを感じます。とりあえず、ラッシュ君を1月までは使ってほしい
    CBや控えCF、冬にでも取りたいですね。僕は冬にイブラを連れ戻すべきだと思いますよ。ルカクだと筋肉バカ過ぎて悪いときの期待感のなさが半端ではない。

  6. 匿名 より:

    モウリーニョが自分で望んだ選手すら活かせてないのに補強でどうにかなるとは全く思えませんね。
    確かに補強が必要なポジションがあるのは事実ですが、格下のチームに負けたり引き分けたりするのは明らかに戦術の引き出しの少なさから来るものでしょう。
    特に攻撃面では就任当初から選手間の連携がそれほど向上しているようには見えません。ビルドアップすらチームとしての形が全く見えてこない。どんな練習をしていたらこうなるんでしょうか?

  7. スミシー スミシー より:

    試合の入り方うんぬんは昨シーズンから言ってた事でそれが全く改善出来てなくまた数試合後に同じ事を口にするんだろうな〜。

    バイリーでなくリンデロフを優先させる意図も個人的にはやはり分からない。

    攻撃に関しては高いレベルの戦術が構築されてるとは思えず、守備に関しても今シーズンは良い状況ではない。

    モウリーニョに対しての不満はそんなもんかな〜。個人的には1年目、2年目は良くやってくれたと思ってます。

    ただ現状を見ると何かを大きく変えなければいけないと思うけど補強は冬まで待たなければいけないし冬の補強は簡単じゃない。
    フロントを変えるのはもっと簡単じゃない。
    となると今後2試合くらいの出来次第では監督の交代を考えなきゃいけないのかな〜。

  8. Yd より:

    補強に関しては、村上春樹の言葉を借りれば、ポンコツ車と同じでね、一つ悪いところを直すと他の悪いところが目立ってくるんだ、ということになると思いますよ。
    CBとRWGを補強したら、今度はルカクのポストプレーがどうとかファーストタッチがどうとか、サンチェスは速攻に向いてないしコネてロストしてばっかりとか、マティッチはスピードがないし配給のセンスもないからアンカーとしては力不足とか、そういうところが今以上に目立ってくるだけでしょう。

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