既にチームプランに影響力を発揮しているマッケナ
ジェームズ・ガーナーの父親のように、どこの親だって子供が大きな事を成し遂げれば誇らしいものである。屋上から叫んだり、あるいは最近ではSNSで報告したりする。
© Getty Images
ジェームズの父親のデイブは、TwitterでU-18に在籍する息子がユナイテッドのファーストチームがアメリカで行う今夏のアメリカツアーに帯同することになったことを報告。
これは注目に値するストーリーだ。ユナイテッドとプロ契約を結んでから僅か2ヶ月で、イングランドU-17代表のキャプテンはエリック・バイリー、アントニオ・バレンシア、アレクシス・サンチェス、アントニー・マルシャルらと一緒にアメリカに飛び立つのだ。
彼については、新たにコーチの職についたマイケル・キャリックや、ベテランMFアンデル・エレーラが気にかけてくれることだろう。そして、ガーナーは見かけない顔だけじゃなく、勝手知ったる人物も一緒だ。そう、キーラン・マッケナである。
昨シーズン、ガーナーをジミー・マーフィー年間若手最優秀選手賞にノミネートしたのがマッケナであり、プレミアリーグのU-18北部で優勝したチームで若手達のベストを引き出すのを助けたのがこのマッケナである。
さらにドキがムネムネしてしまうことに、7月15日にロサンゼルスへ向かう若手はガーナーだけじゃないということだ。ジョゼ・モウリーニョ監督は以前、ユナイテッドには成長するためにその手にチャンスを与えられるに値する数名の若手選手がいると主張していた。
ならば、他に誰が帯同するだろうか?モウリーニョ監督はプレシーズンツアーに24〜25名を連れて行く傾向があり、W杯に参加していない19名については既に枠が埋まっている。
GK: セルヒオ・ロメロ、リー・グラント、ジョエル・カストロ・ペレイラまたはキーラン・オハラ
DF:エリック・バイリー、クリス・スモーリング、デイリー・ブリント、ルーク・ショー、ティモシー・フォス・メンサー、マッテオ・ダルミアン、アントニオ・バレンシア、アクセル・トゥアンぜべ、ジオゴ・ダロト、ディミトリ・ミッチェル
MF:フアン・マタ、アンドレアス・ペレイラ、アンデル・エレーラ、スコット・マクトミネイ
FW:アレクシス・サンチェス、アントニー・マルシャル
ご覧の通り、ユナイテッドのスカッドはバランスを欠いており、中盤や前線の若手がツアーに帯同することを熱望しているだろう。
アンヘル・ゴメス、エイダン・バーロウ、ミレン・バールス、タヒス・チョンらは、たとえユナイテッドからW杯に参加している選手たちが3週間のオフを過ごしたのちにアメリカにやって来たとしても、間違いなく帯同するメンバーであろう。
我々は既にマッケナ氏の影響を見て取ることができ、最初のファーストチームのプレシーズンに備えている。
マッケナ、そしてキャリック、ステーファノ・ラペッティ氏らが新たなアイディアをチームにもたらすだろう。
マッケナ氏は2シーズン若手を指導してきており、ナーバスになっている若手にとって大きな助けとなるだろう。では、彼は何が特別なのか?
インディー・ブーネンは、Manchester Evening Newsに次のように以前話していた。
キーランが新たなU-18の監督になった時、彼は全てを変えたのです。彼は私が指導を受けた中で最高のコーチの1人です。
彼がやりたいフットボールと我々が練習する方法が改善しました。我々の練習方法は、土曜日にどうやって対戦チーム相手にプレーするかということなのです。WBAと対戦するなら、彼らのプレースタイルについて練習し、相手の弱点をつくことに集中するのです。
彼は将来、監督として偉大なキャリアを築くために全てを兼ね備えています。
<元記事:Kieran McKenna already affecting Jose Mourinho’s Manchester United plans@Manchester Evening News>
マッケナがファーストチームにやって来た若手に勇気を与え、キャリックが選手目線で有益なアドバイスを送る。
そうやってユナイテッドのアカデミー上がりの若手が一気にファーストチームで花開いてくれたら最高だな!
まぁ、チャンス貰えるのはプレシーズンツアーなんだろうけど、それでも若手からしてみれば貴重な経験!
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