レアルがユナイテッド3選手の状況を注視
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移籍情報17 Caughtoffside, アントニー・マルシャル, ダビド・デ・ヘア, ポール・ポグバ, レアル・マドリー
レアル・マドリーは、夏の移籍市場開幕を前に、マンチェスター・ユナイテッドの3選手の状況を注視しておくように司令を出している模様。
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マドリーはダビド・デ・ヘアへの関心を復活させているとみられており、ポール・ポグバやアントニー・マルシャルの状況についてもモニタリングしているものと考えられている。両クラブともにスカッドの入れ替えを行おうとている中で、ガレス・ベイルへのユナイテッドからの最初のオファーはレアルが拒否したと言われている。
レアルはユナイテッドが長年ベイル推しであることが頭に入っており、また、中盤センターを2名獲得しようとしていることも耳にしている。レアルはルカ・モドリッチかトニ・クロース、あるいはその両方をユナイテッドにオファーすることもやぶさかではなく、この2人はユナイテッドがこの夏に獲得を考えている選手であり、事実上のトレード移籍となるだろう。
誘惑に駆られるにも関わらず、ユナイテッドはデ・ヘアとの契約延長に重きを置いているためレアルとの交渉を行うとは考えにくい。デ・ヘアの現在の契約は来年で切れるが、ユナイテッドは2020年まで1年延長するオプションを有している。
ベイルのレアルでの立ち位置は、再び負傷に再悩まされるシーズンを送っていることで悪くなってきており、火曜夜に3-0で撃破したチャンピオンズリーグのユベントス戦でもスタメンから外された。
モウリーニョ監督は繰り返し夏に攻撃陣の補強は行わないと強調しているが、昨年の8月には名指しでベイルに言及しており彼については例外である可能性がある。ユナイテッドが最初にベイル獲りに動いたのは2007年のベイルがまだサウサンプトンにいた頃と2013年にはレアルに競り負けている。
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ユナイテッドは、マイケル・キャリックの引退とマルアン・フェライニの契約満了に伴い、2名のCHの確保を目指していると考えられている。クロースとモドリッチはこのポジションにおける素晴らしい選手のうちの2名であるが、レアルにはこの両選手を放出する意図はない。
28歳のクロースはレアルと2022年までの契約を結んでいるが、32歳のモドリッチの契約は2020年で切れる。モウリーニョ監督は、当時のサー・アレックス・ファーガソン監督がスパーズのダニエル・レヴィ会長とのネゴを躊躇ったのちに、モドリッチを2012年当時にレアルへと連れてきている。ファーガソン元監督は、臀部の問題による引退よりもレヴィ会長との交渉のほうがよっぽど痛みを伴うものだったと後述している。
ディビッド・モイーズ元監督が2014年にクロース獲りに動いていたが、彼の解任がクロースの移籍に黄色信号を灯させ、後任のルイ・ファン・ハール元監督がドイツ代表の獲得にストップをかけた。
レアルとユナイテッドの関係は、2009年のクリスティアーノ・ロナウドの移籍でこじれてから徐々に良くなってきており、ロナウド移籍当時はサー・アレックス・ファーガソン氏がレアル側のやりかたに激怒していた。
ユナイテッドは2014年にはレアルからアンヘル・ディ・マリアを獲得しており、2015年には両クラブがダビド・デ・ヘアとケイロル・ナバスのトレード移籍実現に向けて動いたが、移籍期限最終日の神FAX仕事によりこのトレードは破断となった。
昨年、ユナイテッドはレアルのアルバロ・モラタ獲得を狙ったが、金銭面での合意に至ることが出来ず、より優先度の高かった9番のターゲットであるロメル・ルカクがチェルシーよりユナイテッド入りを選んだことでモラタ獲りの話には終止符が打たれている。
<元記事:Manchester United offered three players as Real Madrid register transfer interest@Caughtoffside>
お互いにお互いの選手に関心があるけど、結局売りに出しそうなのはレアルのベイルくらいってことかな。
年齢や契約年数を考えれば、モドリッチも放出候補になるのかもしれないけど、32歳だしなぁ。あまりにも短期的な補強になっちゃうような気がするしなー。
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