ルカクは流れの中でのゴールに苦戦する?
ロメル・ルカクは、マンチェスター・ユナイテッドで流れの中でゴールを奪うことに苦戦するだろうとグレン・ホドル氏は予想。
© Getty Images
昨シーズンのユナイテッドはゴール欠乏症に苦しめられたため、ジョゼ・モウリーニョ監督はその解決に向けてルカクを獲得。
ユナイテッドは昨シーズンのプレミアリーグで僅か54ゴールに留まり、これは上位7チームの中で最も少ない数字であり、トッテナムと比較すると32ゴールも少なかった。
ルカクはここ5シーズンでプレミアリーグで2桁ゴールを達成しており、昨シーズンはエヴァートンで25ゴールを決めている。
しかしながら、元イングランド監督のホドル氏はDaily Mailのコラムで懸念を示している。
もし1つの疑念を抱くのだとしたら、ルカクが7500万ポンド(約110億円)以上の価値だということだ。我々は、何故チェルシー時代のモウリーニョ監督が彼を評価しなかったかを知っている。それは彼のファーストタッチと密集した際のプレーだ。自分がルカクに感じているのは、彼にはプレーしたり走り込むためのスペースが必要だということだ。彼は相手DFを恐れさせられれば、自分の最高のプレーをすることが出来るし、ゴールへと走り込むことが出来る。
彼はオールド・トラッフォードで最高のプレーが出来るタイプの選手じゃない。夢の劇場では、相手が引いて深く守り、スペースが無くなる。そういったケースではチームもストライカーも緻密な崩しや組み立てをしなければならない。彼はセットプレーからゴールを奪うだろうが、彼がオールド・トラッフォードでどれだけ流れからゴールを奪えるかについては興味があるね。ルカクにとって、そこでの生活はこれまでより難しいものにかるかもしれない。
この夏ユナイテッドは大型補強を行っており、ルカクは結果を残さねばならないとホドル氏はコメント。
昨シーズンのユナイテッドがホームで10回も引き分けたことを考えれば、ユナイテッドのホームでの26ゴールと言う数字はチェルシーの55ゴールと比較しても、エヴァートンですらホームではもっと良い記録を残しており、あらゆる面から考えてもユナイテッドは向上させる必要がある。ホームで創り出すチャンスをゴールに結びつけるってのが重要なんだ。ルカクにはそのプレッシャーがのしかかる。
まずは火曜日のレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップでシーズンの幕が開ける。そして、次の日曜日にはホームにウエストハム・ユナイテッドを迎えてプレミアリーグが開幕する。
<元記事:Romelu Lukaku will struggle to score goals from open play for Manchester United@Metro>
チチャリートみたいな密集地帯で怖さを発揮するというよりは、広大なスペースが広がっているエリアをドッカドカと蹂躙するライオンのようなイメージの方がルカクのイメージではあるかな。
とは言えまだ24歳。今までエヴァートンではそういう自分たちが押し込むような展開を経験することが少なかったし、ユナイテッドで飛躍的に成長することを信じる。
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Comment
まぁそれなりの指摘ですよね。
確かにって部分はあります。
ここは成長してほしい部分ですね。ただチーム全体で崩す意識は
もっと必要ですよ。
でもトータル的にみて、素晴らしい補強だと思います
まぁファンニステル・ローイ。彼が一番よかったかな~
適格にルカクの事を考察している記事です(笑)
もちろん個人的にですが、ルカクはターゲットマンになる宿命なのでスピードやテクニックは期待していません。持ち前のフィジカルと決定力さえあれば、マタとムヒタリアンが躍動して敵の脅威となり続けると思います。
問題は記事にある通り、引いた相手に対してルカクのスタイルは通用するのかという事ですね。昨季のイブラはポストプレーがめちゃくちゃ上手かったので敵の守備陣を慌てさせていました。ルカクにその代役ができるかどうかです。
まあ、勝者のメンタルさえあれば安心安心(笑)
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