バレラはウルグアイへ出戻りか
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移籍情報17 Manchester Evening News, ギジェルモ・バレラ, ペニャロール
ギジェルモ・バレラはマンチェスター・ユナイテッドで構想外になっており、選手に近い筋の話によるとペニャロールへ復帰することになる模様。
© Getty Images
24歳は、昨夏のジョゼ・モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッド就任後初のプレシーズンマッチとなったウィガン戦に出場したが、それから1ヶ月後にフランクフルトへのローン移籍が決まった。
RSBバレラはブンデスリーガでは散々な日々を送り、負傷により8ヶ月の離脱を余儀なくされ、クラブの要請に背いてドイツカップの決勝前にタトゥーを入れて感染症にかかりメンバーから外された。
バレラは夏の大半を母国に戻って過ごしており、7月8日になってもキャリントンのファーストチームのトレーニングに戻ってきたという報告は無かった。そして、ウルグアイ人RSBはこの夏のリザーブのプレシーズンにも参加していない。
Manchester Evening Newsでは、ユナイテッドの経営企画部のマット・ジャッジ氏との話し合いによって、ペニャロールは今ユナイテッドと移籍金について合意に達したと考えており、これには買い戻し条項が含まれているとみている。
バレラは3年の契約でこれまで育ったペニャロールへと復帰するとみられ、契約は来週早々にも完了するだろう。
選手に近い筋はManchester Evening Newsに次のように語った。
ギジェルモは個人的な落ち着きを取り戻すために、ペニャロールでプレーすることを決断した。選手はフランクフルトでのひどい扱いを受けた後で結論を下したんだ。彼の欧州での経験は良いものではなかった。
来シーズン、ギジェルモはたった週給4000ポンド(約58万円)の給料になる。
昨年のクリスタル・パレスとのFA杯決勝前にもタトゥーを入れており、バレラはそのしきたりを続けてフランクフルトのボルシア・ドルトムントとの5月の決勝前にもタトゥーを入れた。
クラブの経営陣はバレラに待つように警告したが、24歳はタトゥーの前段階を入れ、女性の顔とメキシコの「Day of the Dead」のモチーフを脚に彫った。
フランクフルトはバレラのローン移籍延長を考えていたが、タトゥーから観戦しているのが発覚すると即座にローン移籍を解除した。
最もアンフェアな扱いだったのがタトゥーの件だ。フランクフルトの2選手がそれぞれタトゥーを入れていた。あれはフェアじゃないし、このニュースがキャリアと彼の選手としての安定性に影響した。
バレラは2013年の夏の移籍市場でディビット・モイーズ監督の最初の獲得選手となったが、2年半経つまでファーストチームデビューは果たせなかった。
ジネディーヌ・ジダン監督が率いていたレアル・マドリーのカスティージャへのローン移籍を経験した後、ファン・ハール監督が2015年12月にウルグアイ人をファーストチームに召集した。
バレラはユナイテッドのファーストチームで11試合に出場し、U-21プレミアリーグではアディショナルタイムに決勝ゴールを決めてU-21を勝利に導いたこともある。
<元記事:Manchester United player set to leave the club@Manchester Evening News>
レアルの2部にローン移籍したりと結構期待されていたのに、フランクフルトでのタトゥー問題は完全に彼の経歴に傷をつけたね。
リスクある行動を上の警告に背いて行った結果、まさに警告通りの事態に陥ってしまったからね。まー、本人にしてみればタトゥーってのは非常に重要なものなもかもしれないけど、バカだよね。せっかくの決勝でプレーする機会を逃しちゃったんだから。
バレラにとってもユナイテッドは良い思い出じゃないだろうから、買い戻し条項を付けたとしても戻ってくることは無いような気がする。
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バレラ期待してたので残念。
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