マティッチ「最善を尽くす」

マンチェスター・ユナイテッドの2017年夏の3人目の加入選手となったネマニャ・マティッチのユナイテッド加入直後のMUTVでの独占インタビュー。超絶長めってぃ。

© MANCHESTER UNITED

インタビュワーのスチュワート・ガードナー氏とのやり取りは以下の通り。

ネマニャ、まずマンチェスター・ユナイテッドにようこそ。マンチェスター・ユナイテッドの選手になった気持ちは？

嬉しい。マンチェスター（ユナイテッド）は世界最大のクラブの一つ。そんな偉大なクラブ、偉大なグループの一員になれて非常に嬉しい。チームとの練習が楽しみ。試合出場も楽しみだね。

昨季プレミアリーグを優勝したチームから移籍してきた。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を希望した理由は？

今言った通りで、マンチェスターは世界最大のクラブの一つ。それに、ジョゼ（モウリーニョ監督）と仕事がしたかった。彼のような監督がいて、マンチェスターのようなクラブなら、考えるまでもない。答えを出すのは非常に簡単だったよ。

ジョゼ・モウリーニョ監督と再び仕事をするのを楽しみにしている？

また一緒にやれて非常に嬉しい。彼は素晴らしい監督で、以前の関係もある。彼は常に自分のベストを引き出してくれた。彼と一緒に仕事ができれば成長できる。だからこそ、また一緒にやれて嬉しいんだ。それに、この偉大なクラブでやれるのだから、幸せだよ。

ジョゼがあなたを獲得したのは、これが2回目になる。それだけ高く評価されているというのは自信になるのでは？

もちろんさ。監督が欲しがってくれることがモチベーションになる。より大きな可能性になる。このクラブ、このグループの一員として相応しい力があることを証明するため、ベストを尽くす。

チームメートのことを理解する時間が持てるという理由で、シーズン開幕前の移籍に満足している？

できるだけ早く移籍が決まることが重要。監督の要望に応えるためにも、新しいチームメートとのプレーに慣れるためにもね。レアル・マドリーとのビッグゲームの前に皆と練習できるのが嬉しい。今シーズンは、全員で大きなことを成し遂げられると思う。

これまでもチェルシーの練習には参加していたが、プレシーズンマッチには出場していない。新シーズンに向けたフィットネスレベル、マッチフィットネスについてはどう？

知っての通り、チームとは練習していなかった。一人で、フィットネスコーチと一緒に練習していた。一人での練習と、チームでの練習は同じではないよ。でもね、シーズン開幕までに準備にあてられる時間は十分にある。まだ100％準備が整っているわけではないけれど、非常に近い位置にはいる。

同じく新加入のロメル・ルカク、ビクトル・リンデロフについて知っていることは？ ビクトルはあなたと同じベンフィカでプレーしていたけれども…

彼らのことは知っているよ。ビクトルとはベンフィカで一緒だった。ルカクとは一緒にプレーしたことがないね。僕がチェルシーを退団（1回目）したときに彼はチームに加わった。一緒に練習する機会もなかったし、プレーするチャンスもなかった。でも、何度も対戦しているから、彼については知っているよ。2人とも素晴らしい選手で、マンチェスター・ユナイテッドの目標達成に貢献すると思う。

チェルシーでの過去3シーズンでプレミアリーグ優勝2回を達成しているからこそ、優勝に必要なことはわかっていると思う。今のユナイテッドは、タイトル獲得に挑戦できると感じている？

そう思うね。チーム自体も以前より成熟しているから、優勝を狙う準備はできていると思う。もうジョゼと1年仕事をしているから、何をすれば良いかわかっているはず。今シーズンは、多くのことをやれると思うんだ。

選手としての自分をどう表現する？ 長所は？

自分の評価はサポーターに任せているから、上手く言えないね。でも、常にベストを尽くすよ。ピッチの上では、限界以上のことにトライする。僕の力については、サポーターにお任せするよ。

あなたのポジションでもある守備的なMFは、現代のフットボールにおいて非常に重要な役割になったね？

そうだね。チームにバランスを与える役割だし、試合をコントロールしないといけない。それが自分のやるべきこと。他のポジションより重要とは言えないけれど、ピッチの中央でプレーしている限り、ボールがどこにあるか把握していないといけない。チームが攻撃中であっても、相手を止めてカウンターアタックを仕掛ける方法を理解していないといけない。今言ったように、このポジションでは常にバランスを取らないといけないんだ。

同胞のネマニャ・ヴィディッチは、クラブのレジェンドでもある。昔は憧れた存在だった？

ヴィディッチは素晴らしい選手で、彼のように凄いキャリアを送りたいと思った。憧れた選手の一人だったね。セルビア代表に初めて招集されたとき、彼はキャプテンの一人で、リーダーの一人だった。彼と同じクラブに来られて嬉しい。いつか彼に「お前は何をやっているんだ？」なんて言われたくないから、幸せなキャリアを送るためにもベストを尽くす。

今もユナイテッドファンはヴィディッチの歌を歌っている。あなたの歌も歌ってもらいたい？

そうだね。同じ歌でも構わないよ！

これまでもユナイテッドとは対戦経験がある。次からは赤のユニホームを着て、7万人の声援を受ける側に立つ。どういう気持ち？

特別なことだね。マンチェスター・ユナイテッドのユニホームを着て、オールド・トラッフォードでプレーするのは特別なこと。まだチャンスを得られていないけれど、最高だろうね。とても楽しみだよ。

個人として、チームのメンバーとして、ユナイテッドの選手として何を成し遂げたい？

チームのメンバーとしては、多くのことをやれると思う。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ優勝を狙いにいく。チャンピオンズリーグでは、あらゆることが起こり得る。ヨーロッパのベストチームが戦う舞台で、マンチェスターもその中の1チーム。開幕までに何を達成したいか考えるのは難しいね。でも、全試合に勝てるよう努力する。

私たちはチャンピオンズリーグ出場に興奮している。この大会に出場できることについては？

昨シーズンは出場できなかったから、僕にとっても特別な大会。それに、ヨーロッパでベストのチームが出場するから、プレーできるときはいつだって特別な大会になる。チャンピオンズリーグに出場できるのは嬉しい。ヨーロッパのベストチームと力を比較できるからね。

チーム内で知っている選手は？ 誰がチームに順応する上で力になってくれると思う？

何人か知っているよ。（フアン）マタとは一緒にプレーしていたからね。今朝、彼に会ったよ。ほかの選手とは対戦経験があるから、すぐにチームに順応できると思う。

レアル・マドリーとのUEFAスーパーカップに出場してもらいたい。それができたら最高のスタートになるのでは…

もちろんだよ。素晴らしい試合になるだろうしね。マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリー、2つのビッグクラブがスーパーカップで対戦するわけだから、面白い試合になるさ。世界中が注目する試合。この時期に彼らと比較できるのは良いこと。彼らはチャンピオンズリーグ王者だから、難しい試合になる。でも、しっかりと準備を整えて臨む。

最後に、このインタビューを目にする世界中にいる数百万人のユナイテッドサポーターにメッセージはある？

もちろん。皆に喜んでもらえるよう、僕たちは全力を尽くす。今シーズンは、リーグ優勝できるように力を尽くすよ。ベストの力を出すし、100％以上の力を出す。それがメッセージかな。

＜元記事：マティッチ「ベストを尽くす」＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト＞

多少獲得が遅れてアメリカツアーには参加できなかったけど、それでもギリギリ（英国時間では）7月中に獲得できたし、プレシーズンマッチ1試合（サンプドリア戦）、そしてスーパーカップのレアル・マドリー戦が残っている。

マティッチ、ポグバ、フェライニのゴリゴリ3人娘による中盤センター蹂躙事件なんてことも可能なわけで、敵チームの血しぶきを浴びて雄叫びを上げる巨神兵だちを見る日もそう遠くないかも（違う

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