今シーズンのユナイテッドの成績と直近5シーズンのトップ6との比較
今シーズンはシティが突き抜けていた感があるけど、ユナイテッドの成績はひょっとしたら違うシーズンだったら優勝に値するレベルなのかな?と思って比較。
まずは現時点での数字をチェック。
ユナイテッドは77ポイントを稼いでいて、残り試合数が3なので最大で86ポイントに到達可能。続いて、コンテ・チェルシーが3バックでリーグを席巻した昨シーズン。
2016/17
1位のチェルシーは最終的に93ポイント、最後までチェルシーと争っていたトッテナムが86ポイントで2位フィニッシュ。
ユナイテッドは早々にリーグ戦を切ってヨーロッパリーグに専念したこともあって6位、69ポイントという成績。
次はファン・ハール体制最終シーズンとなった2015/16シーズン
2015/16
レスターが奇跡を成し遂げてトップ6外からの優勝をかっさらったシーズンは1位のレスターですら81ポイント、2位に滑り込んだアーセナルが71ポイントという団子っぷり。
こういう上位陣もポイントをポロポロこぼすシーズンだと、サプライズが起こりやすい。まぁ、普通に考えたら当たり前のことなんだけど。
上位6チームにレスター、サウサンプトンが入った一方、リヴァプールが8位、チェルシーが10位と本当に大波乱だったシーズン。
次は、ユナイテッドが久々にトップ4に返り咲いたファン・ハール体制2年目。
2014/15
2度目のチェルシー指揮官就任したモウリーニョ監督がリーグを制覇したシーズン、1位チェルシーは87ポイントでフィニッシュ。そして2位に入ったシティの最終的な勝点は79。今シーズンのユナイテッドはこれは上回りそう。
このシーズンは、現在のいわゆる「トップ6」がキレイに上位6位までを独占。
次は、ファン・ハール1シーズン目の「ポゼッションという名のシュートを極端に打たないスタイル」に目と頭を慣らすのに精一杯だったシーズン。
次は、プレミアリーグのマスター、長期政権マスターということで「フットボール・ジーニアス」として期待されながらも、クロスを放り込むだけじゃビッグクラブの監督は務まらなかったディビッド・モイーズの9ヶ月とギグス暫定監督時代。
2013/14
1位のシティと2位のリヴァプールは僅差の2差。そして3位チェルシーも80台に到達しており、トップ4がレベル戦いを繰り広げた一方、6位にも入れなかったユナイテッドじゃ64ポイントで7位フィニッシュ。
リヴァプールは、伝説となったジェラードのスリップがなきゃ優勝出来てたんだっけ?
最後は、ファギー最終シーズンとなった2012/13シーズン。同時に、ユナイテッドが最後に優勝したシーズンでもあるね。
2012/13
このシーズン、ユナイテッドが89ポイントを稼いでファギーの花道を飾り、2位には78ポイントのシティ。リヴァプールは地元マージサイドのライバルクラブであるエヴァートンの後塵を拝して7位フィニッシュ。
こうやって見ると、やっぱり今シーズンの結果は優勝するには十分とは言い難く、2位になってしかるべきな数字であるように思えるな。
そういう意味でも、やっぱり今シーズンのスカッドに+αの補強が必要になるだろうな。あとは、他人頼みになるけど、シティ包囲網が今シーズン以上に厳しくなってくれないと、ユナイテッドが強くなるだけじゃ難しいような感じがする苦笑
今シーズンを含めて2012/13シーズンから1番安定した戦いを続けているのがシティ。直近6シーズンで一度もトップ4を外していない。
「歴史はユナイテッド、未来はシティ」なんて言われちゃっているけど、本当に最近の成績じゃ完全に上回られちゃっている。
クラブとしてスタイル(=ポゼッション)が明確で、それに基づく監督人事が出来ているからこそ、監督が変わる度にゴソっと選手を変えなくても良いし、フロントの差が出ているんだと個人的には思っている。
リヴァプールは数年単位で強くなって優勝に近づいては、バルセロナに選手を引っこ抜かれてチームを再建せざるを得ない状況が続いているけど来シーズン以降はどうなる?
このままチャンピオンズリーグを勝ち取れれば、この夏も選手たちを守り抜けるかもしれないし、そうなったらいよいよ優勝争いに最後の最後まで絡むことになっちゃうのかなぁ。厄介やー!
Comment
プレミアリーグは世界で一番優勝するのが難しいリーグになってますよね。
グアルディオラ、モウリーニョ、コンテ、クロップ、、、、世界最高の戦術家が凌ぎを削っています。
ファーガソンがグアルディオラにボコボコにされた試合を振り返ってみて考えると、今の監督が彼でも優勝できないかもしれません。
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