代表は楽しめなかった
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プレミアリーグ17 Daily Express, イングランド代表, マイケル・キャリック
マイケル・キャリックは、代表仕事が憂鬱になったため、イングランド代表に選ばんといてくれとお願いしていたというセンセーショナルな暴露。
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マンチェスター・ユナイテッドのMFは14年の間にイングランド代表で34キャップを記録しているが、2010年の南アW杯での経験が、ずっと印象に残っていることを認めた。
常にスティーヴン・ジェラードとフランク・ランパードの影が付きまとったキャリックは、上述の大会ではただの1度も起用されることなく、決勝トーナメントのラウンド16でドイツに1-4で敗れてイングランドは大会から姿を消した。そして、2006年のドイツW杯でも1試合しか出場できなかった。
私は長い間代表メンバーに選出されました。正直言って、イングランド代表に帯同することが気が重くなっていることに気づいたんです。
私は、ユナイテッドのプレシーズンで3週間ツアーに出ることは全然気になりませんし、どこへ行くのもOKです。ですが、イングランド代表として遠征することは、憂鬱なことになっていったのです。
私はそれに本当に落ち込みました。なので、南アW杯が終わってから、私はもう代表は無理だとの結論に至ったのです。
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BBCのインタビューの中で、キャリックは次のように続けた。
人々は、「召集されることは素晴らしいことだ」と言いますし、その立場も理解しまし、特別な名誉だということも理解しています。ですが、私にとっては難しいことであり、もう対処できなくなっていたのです。
私はもう限界に来ていたんだと思います。私は何度も落ち込みました。そのため、私はFAに対して、「いいですか、お願いですから私を招集しないでください」と伝えたのです。
キャリックは、ポーランドとウクライナで共催された2012年のユーロのロイ・ホジソン監督率いるスリーライオンズに招集しないように伝えていた。なぜなら、スカッドに含まれたくなかったし、2年前の南アW杯での経験を繰り返したくはなかったからである。
キャリックはその後再招集されると2014年のブラジルW杯予選ではレギュラーとしてプレーし、ブラジルW杯本選ではスカッドから外れた。キャリックの最後のイングランド代表での試合は、2015年11月にウェンブリーで行われたスペイン戦であり、この試合ではストレッチャーで運ばれてピッチを後にしている。
ニューカッスル生まれのキャリックの代表での浮き沈みの激しいキャリアは、ここ20年間で最も素晴らしいイングランド人MFの1人という彼の評価を正しく反映させたものではなく、ユナイテッドでは5度のリーグ優勝、1度のクラブW杯制覇、1度のチャンピオンズリーグ制覇、FA杯制覇、リーグカップ制覇に貢献してきている。
代表でのキャリックの唯一のメジャー大会での出場は、2006年ドイツW杯のラウンド16でのエクアドル戦のみであり、1800万ポンド(約27億円)でトッテナムからユナイテッドに移籍する直前のことであった。
今は36歳になったキャリックは先月、今シーズンをもってスパイクを脱ぐことをアナウンスしており、同時に今後はオールド・トラッフォードでジョゼ・モウリーニョ監督のもとコーチに加わることを発表している。
<元記事:Man Utd news: Michael Carrick reveals he was DEPRESSED on England duty@Daily Express>
イングランド代表では常にジェラード、ランパードの影に隠れちゃう存在だったからね。
4-1-2-3ならキャリックをアンカーにするって形ができたかもしれないけど、2の部分にジェラードとランパードを起用するとバランスが大変だし、そうしちゃうと今度は全線でルーニーの起用ポジションが難しくなるしね。
代表から遠ざかってくれたおかげで、ユナイテッドでのプレーに専念できたし、コンディションも維持しやすかっただろうから、ユナイテッドファンとしてはありがたい決断だったと思う。
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Comment
ジェラード、ランパードは仕方ないんだけどバリーを使った時はちょっと腑に落ちなかったな〜。
マイケルキャリック36歳。
仕事が終わったら、誰よりも早く家に帰りたい男。
仕事が終わったら、誰よりもハンチングが似合う(少なく見積もってもスティーヴィGやフランキーよりは)男。
現役が終わったら、老後の暇潰しみたいなTVコメンテイターに逃げることなくコーチングスタッフとしてやる気満々な事を旨とする男。
そして将来ユナイテッドの監督として栄光をもたらす男
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