モウリーニョ監督はフェライニを諸手を挙げて大絶賛
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プレミアリーグ17 エヴァートン, ジョゼ・モウリーニョ, マルアン・フェライニ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、日曜日の試合で古巣と再会を果たす選手についてのコメントをしたくてたまらなかった模様。
© Getty Images
それは、マンチェスター・ユナイテッドで253ゴールの歴代最多ゴール記録を保持しており、子供の頃からのファンであるエヴァートンへ戻ったウェイン・ルーニーのことではない。
そして、それはマージサイドから7500万ポンド(約113億円)でマンチェスターへ加入以来1試合1ゴールのペースでゴールを量産するロメル・ルカクのことでもない。
そう、マルアン・フェライニのことである。
ぎこちなく、不器用で、期待を裏切り、2750万ポンド(約41億円)のムダ使いと言われ、ディビッド・モイーズ時代の失敗の象徴と言われたあの選手のこと?そう、そのフェライニである。
だが、彼は昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝のアヤックス戦でもっとも影響力を発揮した選手であり、今シーズンのジョゼ・モウリーニョ監督のスーパーサブとなっており、負傷したポール・ポグバの代わりとして穴を埋めたにもフェライニだった。
ユナイテッド指揮官は、就任した際にフェライニに電話している。彼は、いつかフェライニが必要になると分かっていたのだ。
私は常に、彼は特別な才能を持った選手だと思っていた。特別な能力を持った選手というのは、チームやスカッドに置いておきたい選手なのだ。私は、彼が多くをもたらしてくれると分かっていた。
マルアンは非常によいプレーをみせており、それが私が彼を選手としてリスペクトしていることを感じてくれているからであることを願っている。選手と監督との関係というものは、パフォーマンスや自信、自身の尊厳において非常に重要なのだ。
モウリーニョ監督は、ルカク獲得において自分が影響力を発揮したかということについては確信をもっていないようだ。
私は、(ルカク獲得が)自分の影響だとは思っていない。
我々はエヴァートンに彼らの言い値を払ったし、代理人が要求する給料を選手に支払っているし、代理人にも手数料を支払った。それがルカク獲得が実現した理由だと思う。他の理由は分からない。
ユナイテッドはルカク加入の恩恵を受けている一方で、エヴァートンは彼が代えの効かない選手であったことを身をもって実感している。ルーニーが唯一のリーグでのスコアラーなのだ。ルカク1人で古巣が奪ったゴール数を凌駕している。そして、ルカクの放った枠内シュートの方が、古巣のそれよりも多いのである。
そして、ロナルド・クーマン監督は更なるストライカー獲得を願ったが、昨シーズンのルカクのように25ゴールを決めてくれるようなストライカーを獲得できなかったことを認めた。
そういったゴール数をもたらしてくれるストライカーの獲得はほぼ不可能だった。我々にはストライカーがいない。難しい状況だ。
ルカクのゴール数を補うため、夏にルーニー、ギルフィ・シグルズソン、サンドロ・ラミレス、デイヴィ・クラーセンらの獲得に動いたクーマン監督は、ルカクとの関係が困難なものになっていたことを認めた。そしてゴールを決める生粋のゴールハンターを求めていた。
我々は十分彼が求めるプレスや走りを満たすために戦っていた。だがボックス内でのゴールチャンスに関しては、彼は最高の選手の1人なんだ。
フェライニとロホは、モウリーニョ監督のもとでオールド・トラッフォードでのキャリアを取り戻した選手だろうな。
それまでの貢献とかパフォーマンスだと、放出候補だったにも関わらず、モウリーニョ流にフィットして重要な選手になった。
ということで、古巣相手にもゴールを決めて背番号を指差してからの暴力的なガッツポーズをよろしく頼むぜ!
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