ジョーンズの2試合出場停止に対し異議申し立て？

ジョゼ・モウリーニョ監督は、DFフィル・ジョーンズがヨーロッパリーグ決勝後のドーピング検査時に違反行為があったとして2試合の出場停止処分を科されたのは厳しすぎと考えている模様。

© Getty Images

ジョーンズはすぐにドーピング検査室へ行かなかったこととドーピング検査官を口汚く罵ったことで4500ポンド（約66万円）の罰金処分も下されている。ジョーンズはこれによりUEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦と、ユナイテッドのチャンピオンズリーグ開幕戦を欠場することになった。

ジョーンズは5月のアヤックス戦ではベンチ入りしたものの起用されずに終わっている。イングランド代表は血液と尿のサンプルを提出したと考えられているが、決勝の2日前に起こったマンチェスターのテロの犠牲者を称えるためのドレッシングルームでの記念撮影に参加できず、それにフラストレーションを募らせたことを態度に示したとみられている。

ジョーンズは侮辱的な振る舞いと、直接的な口汚い言動をドーピング検査官に行い、ドーピング検査を行うに辺り非協力的でリスペクトに欠けていたために処罰された。

モウリーニョ監督は異議申し立てを行う可能性を排除せず、異議申し立ての期限は木曜日の夜となっている。モウリーニョ監督は水曜夜のサンプドリア戦後に次のように語った。

彼の立場に立って考えれば、ヨーロッパリーグを優勝したから、チームと一緒に優勝を祝いたかったんだ。カップを掲げ、メダルを手にしてね。彼は写真に一緒に写りたかったんだよ。そして、医者はドーピング検査をするために彼を小さな部屋に閉じ込めようとしたんだ。

そういう状況下の選手をコントロールするのは非常に難しいと思う。UEFAはそういう状況をよく考慮すべきだ。普通の試合じゃなく、これは決勝なんだ。ピッチ上で彼が何の問題もないことを確認するのは、わざわざ部屋に呼びつけるよりも簡単なことだと思う。祝いたいってのは人間として自然な欲求だよ。

なので、私はそういう背景を考慮すべきだと思う。フットボールの観点から言えば問題だが、フェアではないと思う。同じ状況なら誰だってネガティブな反応をするだろう。

ユナイテッドはまだ異議申し立てするかどうか決めていないが、モウリーニョ監督はジョーンズが異議申し立てしたいと望めばサポートすると答えた。

もし彼が望むなら私はサポートする。何故なら、私は全くもってアンフェアだと考えているからだ。だが、もしそれを行えば処罰が重くなるリスクを伴う。彼がどういった結論を出すかは私には分からない。

＜元記事：Jose Mourinho says Phil Jones has been harshly treated as Manchester United consider appeal over two-match ban for abusing doping official＠Daily Mail＞

難しいところだね。アピールが通って、1試合の出場停止とか、罰金のみになればチャンピオンズリーグへの影響がなくなるから万々歳。

ただし、更に出場停止数が増えるとグループステージの開幕戦のみならず、2試合目以降も影響が出ることになる。

ユナイテッドって色々と目をつけられているイメージあるし、アピールが成功するって可能性は低いような気がする。

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