ズラタンもチャンピオンズリーグのメンバー登録へ

ジョゼ・モウリーニョ監督は、ズラタン・イブラヒモビッチの具体的な復帰のタイミングについては明言を避けたものの、クリスマス以降の復帰を期待している模様。

© MANCHESTER UNITED

8月24日にマンチェスター・ユナイテッドと1年の契約を結んだイブラヒモビッチは、昨シーズンの4月に負傷し、再建手術を行った膝の前十字靭帯が回復途中にある状態。

レスター・シティ戦前日の記者会見では、そんなゴッドに関する話題が中心となったが、モウリーニョ監督はチャンピオンズリーグのグループステージには間に合わないことを認めた。

彼は、チャンピオンズリーグのグループステージには間に合わない。ノーチャンスだと思う。

彼をチャンピオンズリーグの登録メンバーに加える余地はあるかと問われれば、答えはイエスだ。誰かをリストから外す必要もない。それでも、ズラタンがグループステージの試合に出場するとは考えていない。ノックアウトステージで出場できれば良いが、その前に2位以内に入らねばならない。

具体的な復帰時期を聞かれたモウリーニョ監督は次のように答えた。

考えたくはない。聞かないし、彼とも復帰について語ることはない。メディカルチームとさえも話していない。私は、彼がシーズン後半に力になってくれると考えているだけだ。

シーズン後半というのは、たいてい1月とかクリスマス以降のことだ。1月に移籍市場が再び開く時だ。だが、復帰時期は分からない。考えないことが正しいことだと思う。彼には、彼のやるべきことをさせる。ステップ・バイ・ステップで、完全に準備が整ったら復帰すればよいのだ。

モウリーニョ監督は、イブラヒモビッチがチームのためにプレーすることを喜び、今シーズン赤い悪魔のためにプレーしたいという彼の意思、決意を賞賛。

彼がいてくれて嬉しい。彼という選手の性格、クラブの性質がわかることだからね。選手の性格という点においては、退団するのは簡単だったということ。欧州での大会で優勝して、マンチェスター・ユナイテッドで成功を収め、大きなケガをして去るのは簡単なこと。だが、彼はそれをしない。

彼は、最高峰の舞台でフットボールをプレーするという夢を追いかけている。つまり、彼と言う選手の性格がわかるということだ。

それにクラブの性質もわかる。マンチェスター・ユナイテッドというクラブは、私の意見では、細部に渡りビッグクラブということを示す必要がある。これは大きなことで、非常に細部にまで行き届いている。マンチェスター・ユナイテッドのシャツを着て負傷し、マンチェスター・ユナイテッドのために戦った選手には寄り添わなければならない。私はクラブと選手の行動に非常に満足している。

＜元記事：イブラの復帰時期について言及＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト＞

「イブラヒモビッチにビッグタイトルを！」という目標に向けてチームも一致団結できるんじゃないかな。

昨シーズン、1人28ゴールを叩き出して獅子奮迅の活躍を見せ、ヨーロッパリーグという初タイトルをもたらし、そして今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献してくれたイブラヒモビッチ。

ヨーロッパで最後にプレーしたクラブになるだろうし、最後におっきな手土産を用意してやりたい。

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