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ミュンヘンの悲劇から60年が経過

公開日: : 2017-2018

今日ちょうど60年前の2月6日、マンチェスター・ユナイテッドに関係する全ての人々にとって永遠に忘れられない出来事が起こった。

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© MANCHESTER UNITED

60年前の1958年の今日、ユナイテッドはレッドスター・ベオグラードとのチャンピオンズカップの試合を終え、飛行機でマンチェスターへ帰るところだった。給油のためミュンヘン空港へ立ち寄った後、飛行機は離陸を試みるが、悪天候も影響し、2度失敗。そして3度目の離陸を試みた際、機体は空港のフェンスに直撃し大破。

この事故により、ユナイテッドの選手8人とクラブスタッフ3人を含む、合計23名が命を落とした。犠牲者のほとんどは即死状態だったが、ユナイテッドプレイヤーのダンカン・エドワーズは事故で重傷を負ってから15日後にこの世から旅立った。

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ユナイテッドはロジャー・バーン(28歳)、エディー・コールマン(21歳)、マーク・ジョーンズ(24歳)、デイヴィッド・ペッグ(22歳)、トミー・テイラー(26歳)、ジェフ・ベント(25歳)、リアム・ウェラン(22歳)、ダンカン・エドワーズ(21歳)の8選手と、クラブ秘書のウォルター・クリックマー、トレーナーのトム・カリー、そしてコーチのバート・ウェイリーを失った。

さらに、アルフ・クラークトム・ジャクソンドン・デイヴィスジョージ・フェローズアーチー・レッドブルックエリック・トンプソンヘンリー・ローズフランク・スウィフト(マンチェスター・シティーの元選手)という8人のジャーナリスト、副操縦士のケン・レイメント、サー・マットの友人ウィリー・サティノフ、旅行代理店添乗員のベラ・ミクロス、客室乗務員のトム・ケーブルも命を落とした。

この悲劇はユナイテッドの歴史において決して忘れ去られることはないが、事故でケガを負いながら、その後チームを立て直し、1968年にユナイテッドを欧州王者に導いたサー・マット・バスビー監督の勇気も永遠に人々の心に刻み込まれることだろう。

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犠牲者の方々に哀悼の意を表します。

<元記事:ミュンヘンの悲劇から60年@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト

私たちは絶対に忘れません。

この痛ましい事故の背景(FAとの対立など)などが気になった方は、よければ書籍でご確認ください。

これは知らなかったんだけど、漫画なのかな?

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Comment

  1. レッド より:

    今は映画もあるので是非。

  2. イシッタ より:

    ユナイテッドファンとして決して忘れられない日。そこからチームを立て直した人達。10年後のヨーロピアンカップ。そして今、世界最大のクラブに。そんなユナイテッドを誇りに思います。

  3. アンディ より:

    モウリーニョと似たようなことを言いますが、この出来事はユナイテッドファンである自分の人生の一部です。あの悲劇からチームを立て直し、欧州カップを制した姿にはユナイテッドファンだけでなく多くの人々が勇気を貰ったと思います。そして、選手やサポーター、クラブ関係者などマンチェスターユナイテッドに関わる全ての人々がその魂を受け継ぎ、より偉大なクラブにしていくことを願います。

  4. はちばんLOVE より:

    またこの日がやってきましたね。私、昨年もここで「ユナイテッド ミュンヘンの悲劇」という作品を紹介させて頂いたんですが、今年も観ます(押さえた描写が逆にグッとくるいい映画です)。
    日々いろいろ嫌なこと、凹むこととかあります。それでもこうして生きていてフットボールが楽しめるということがいかに幸せなことなのかを改めて毎年実感させられます。
    不死鳥のごとく甦ったユナイテッドの魂はずっと受け継がれています。
    マンチェスターの赤い魂よ永遠に。
    いつか再び欧州制覇できる日を待ってます。

  5. cr7dai より:

    栄光なき天才たち、ジャンプで連載されていた漫画でテレビでいうと情熱大陸やプロフェッショナルのように1話ごとに主人公を変える物語で、ユナイテッドの話もすごく作りが良くて読みやすいですよ!みなさん是非!!!!!

  6. ワッザ より:

    滑走路の雪に気づきさえすれば。。と、何とも言えない気持ちになります。ユナイテッドの魂は永遠です!誰よりもうまい選手が自陣のゴールまで戻ってきてボールを奪う、前節のサンチェスのように。うまく言えまんが情熱を持ってユナイテッドの歴史に恥じぬよう今の選手にはプレーしてほしいです。

  7. ほくろ より:

    もう二度とこのような悲劇が繰り返さないことを願うばかりです。

  8. レッドデビルズ より:

    50年の記念試合もつい最近に感じる。時の流れははやいなぁ。私も「ユナイテッド ミュンヘンの悲劇」は映画で解りやすくて、ファンになったばかりであまりご存じない方におすすめです。
    ところで先日のホームでの試合で60年の節目に、来場者に記念品一式が配られたそうですが転売サイトで売られているそうです。
    せっかくクラブが無料配布してくれたというのに、何の配慮もないその感覚に腹が立ちます。真のサポーターは購入してはなりません。
    長文失礼しました。

  9. Eric66 より:

    この写真はいつ見てもやっぱ切ないなあ。
    途絶えたものと残されたものを貸借なしに分けるこれがクロスロードってやつだったんだろうか。
    権力に泣き、雨と風に泣き雪に泣く。
    でも、あいつら、ここから、グッと前に踏み出したんだよなあ。

  10. Redsえんどう より:

    本日のマンチェスターは、お昼頃から急に粉雪が舞い始め、式典の頃も、みぞれまじりの雪が降っていたと思います。ローカルニュースでは亡くなられた選手の息子さんが、当時の思い出話を語っていました。

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