ヤング復活のカギを握ったのはラッシュフォード?
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2017-2018 Daily Mail, アシュリー・ヤング, イングランド代表, マーカス・ラッシュフォード
アシュリー・ヤングは、マーカス・ラッシュフォードの清々しいほどのハングリー精神を特別な才能であると感じている模様。
© Getty Images
僅か622日前にユナイテッドのファーストチームでデビューを果たしたばかりの早熟なFWが、今後いったいどれほどのキャリアが待ち構えているのかを予測するのは非常に困難だ。
ラッシュフォードは、能力についても印象的な姿勢についても一向に落ち込むそぶりを見せておらず、クラブでも代表でもレギュラーとしての地位を確立している。
ヤングは、ユナイテッドでのチームメイトについて次のように語っている。
彼がユナイテッドのユースでプレーしていた時に見たことがあったんだ。彼はそれからすぐにデビューのチャンスを得ると、そこから瞬く間にブレイクしたんだ。
常に言っていることだけど、自分からすると彼には特別な才能が備わっている。彼は常に長い道のりを歩もうとしていたんだ。今ですら、彼はずっと練習場に残って、学ぼうとしている。彼は毎日、ただただ向上することを目指しているんだ。
監督は毎日、彼をピッチから引きずり降ろさないといけないんだと思うよ。毎日彼は上手くなろうと練習の虫になっているからね。トップレベルに到達したいと望む若者を見るのは清々しいね。
多くのユナイテッドのチームメイトはラッシュフォードの出現にビックリしたと認めている一方で、2011年年に加入したヤングは加入後すぐに彼の名前を挙げていた。
ベテランとしての自分は、U-18の試合を見る機会に恵まれたんだ。そして、そこで彼の大きな才能を見出していたんだ。
当時の彼について話すと、彼は向上することを望んでいる若者の1人だった。彼に事を嬉しく思っているんだ。だって、彼はハードワークして上手くなろうとしているし、素晴らしい仕事ぶりだからね。
ヤングが久々に代表召集されたことで、両社は今、活躍の場を一緒にクラブから代表に移すチャンスを得ている。
32歳のヤングが最後に代表でプレーしたのは2013年9月のことであるが、SBとして生まれ変わったヤングのフォームと増加した出場機会によりガレス・サウスゲート監督はヤングをドイツ、ブラジルと対戦する親善試合に召集したのである。
今年の初めにはW杯出場の切符をつかむために活躍の場を中国に移すのではないかと言われたが、ヤングはユナイテッド退団は頭をよぎらなかったとコメント。
自分がユナイテッドで3人の監督のもとでプレーしてきたことがたくさん語られているね。イングランド代表監督ですら、自分がユナイテッドで3人の監督のもとでプレーした点とそれらの監督が自分のことを信頼していた点に言及したね。
監督は常に、自分を信頼してチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、重要なダービーで起用したんです。常にそういう試合でプレーするときに監督からの信頼を感じていました。
昨シーズン、転換点があったと思っています。スタメンに含まれず、18名の試合メンバーにすら入れませんでした。それには非常にガッカリしましたが、クラブを去ることは一度も考えませんでした。
私はいつだってスカッドに戻り、プレーする機会を取り戻してやるんだと決意していました。
私は、自分が難しい時期を過ごしていた時に監督たちに何度か話したことがあります。ですが自分自身に自信を持ち続けていましたし、再びチームの力になれる力があるんだと確信していました。
ラッシュフォードの姿勢にベテランが感銘を受け、ベテランの復活に今度は若手が感銘を受けるはず。
そうやって、クラブとして良いシナジー効果を生み出してもらいたい。
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