ホーム試合の前夜を一緒に過ごすというルールを撤廃
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、10年以上続いていたルールを廃止し、選手たちがオールド・トラッフォードでのホーム試合前日を自宅で過ごすことを許可している模様。
© Getty Images
10年以上、ユナイテッドのスカッドは試合前日の夜はローリーホテルに滞在する必要があり、食事と睡眠がクラブ側にモニターされてきた。なお、このルールはサー・アレックス・ファーガソンによって取り入られたたものだ。
ディビッド・モイーズ元監督と、ファン・ハール前監督もこの伝統を継承し、現在もローリーホテルに滞在しているモウリーニョ監督も昨シーズンまでは採用していた。
しかし、Daily Mailが今報じたところによると、モウリーニョ監督はこのルールを撤廃し、選手たちには前夜を家族やパートナーと過ごすことを許しているとのことである。
これは、4-0で勝利した開幕戦のウエストハム戦から始まっているが、選手たちは試合前の食事とチームミーティングのために一旦はローリーホテルに集まっている。
これは今週土曜のホームで行われるレスター戦でも継続されるものと考えられており、モウリーニョ監督は選手たちが自宅でリラックスすることがプラスになると感じている。
しかしながら、この新ルールに誰もが喜んでいる訳ではなく、ベテラン選手の何名かは難色を示し、若手選手がこれに付け込んでハメを外してしまうのではないかと恐れている。
ユナイテッドとモウリーニョ監督は今後数週間~数か月で新ルールの影響をモニターし、今回の変更によって悪影響が無いかをチェックし、選手たちがちゃんとルールを順守しているかを確認することにしている。
実はこのルール変更がサポーターにも影響を及ぼしていて、昨シーズンまでだったら選手たちはホーム試合前日にオールド・トラッフォードに一旦集合し、みんなでバスに乗ってローリーホテルへ向かっていたんだけど(除くローリーホテル界隈の選手)、ホテルに前日入りしなくなったことでオールド・トラッフォードに集合することも無くなってしまったとのこと。(REDSの遠藤さん情報)
前日の集合時はサインを狙うライバルが少な目ってのと、試合後だと負けた日は殆ど貰えないので、試合後よりもサインを貰うのが容易だっただけにこのルール変更は残念。
まー、試合を見に行くのであって、サインを貰えるかどうかはそのオマケみたいなもんだけど、折角遠路はるばる日本から行くんだし、サインだって貰いたい!
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